2024年度シーズン総括① 山岳レース編

こんにちは、ランマニアです。

さて、昨日出走した多摩湖駅伝を持って2024年度シーズンが幕を閉じました。

今シーズンは主に大きく三つの目標を立ててトレーニングに入りました。

①トラックから山岳、ロード、駅伝、マラソンまで全てのシーンで一定のパフォーマンスを発揮するための基礎的な持久力の向上

②日本スカイランニング協会主催V GAMES JAPAN(バーティカルレース)の年間ランキング10位以内、および年代別優勝、そしてバーティカル全日本選手権優勝

③マラソンでの記録向上

目標は三つありましたが、要は①を解決すれば自ずと他の目標も達成できるということもあり、とにかく何か新しいことに取り組むというより、以前から自分がランニングと向き合う上でメインテーマとしてきた「トラックから山までどんなシーンでも速く走ること」を今シーズンも目指してきたのですね。

結果から言うと、①〜③は全て達成でき、社会人になってから過去に一度あったかどうかの非常に充実した1年となりました。

では、なぜ今シーズンは様々なレースシーンで記録の向上や安定したレース結果を残すことができたのか。

これについては意外にも非常に単純な要因で、とにかくシーズン通して練習の総走行距離が大幅に伸びた、と言うことに尽きます。

Xの方でも再三述べてきましたが、今シーズンは通勤で走る距離を伸ばした(厳密にはそうせざるを得なかった)ことで、社会人になってから最も年間の総走行距離が伸びた1年となりました。

昨シーズンも通勤ランニングは続けていましたが、過去からの習慣で平日のジョグは60分から12、3km程度、と言うのがなんとなく固定化されてしまっていました。

しかし、今年は、最寄駅の電車を一本早いものに乗るために少し早起きできるようになり、朝の時間に60分程度走れるようになったのですね(田舎なので一本早めると25分も前の電車になります)。

その結果、帰りと分割して平日は大体10マイル(16km)は確保できるようになり、週末の高負荷練習と合わせて週あたり100〜120km走ることができるようになりました。

そして、この距離増加と並行して、週末は大体 2か月ごとにテーマを決め、VO2Maxを鍛える期間、LTを中心に刺激を入れる期間、と言うように強度域を絞って重点的に取り組みました。

結果的にそれぞれの時期に応じてその時に開催されるレースに特異的な能力を鍛えることにつながったのですね。

それについて、各種目ごとにレースを振り返ってみようと思います。

山岳レース編

毎年取り組んでいるのは、日本スカイランニング協会が開催しているスカイランニングのシーズン戦。

しかし、今シーズンは疲労の残りやすいスカイレース(下りもある)を極力避け、山頂まで一気に駆け上るバーティカル種目に注力しました。

結果は、V GAMESの対象レースである5月の上田で年代別 2位、6月の嬬恋が年代別優勝、10月の烏帽子でも年代別優勝、そして最終戦である12月の吾妻山で年代別優勝、と言う結果になりました。

このうち上田と吾妻山はコースベストでした。

上田以外のバーティカルレースでは年代別で優勝することができました。

また、スカイランニング協会以外では、5月の経ヶ岳バーティカルリミット、6月の武尊スカイランのバーティカルでも上位に入ることができ、春先から夏にかけてはVO2MaxやLTの強化を実感できるレースが多くありました。

下りもある経ヶ岳バーティカルリミットは、過去に痛い目に遭っていただけに今回の快走はトレーニングの成果を大きく実感できるものでした
武尊スカイランは強豪ぞろいの中でしたが、比較的得意なロード区間が多く上位に入ることができました

そして、今シーズンの特筆すべきは、レース以外の山練習をほとんど行っていないと言うことです。

バーティカルのような登りだけの種目であれば、正直平地の持久力(特にVO2MaxとLT)さえ鍛えればある程度は対応できるのではないかと、以前から仮説を立てていました。

そして今シーズンは、それを具現化でき、山の練習をしなくてもレースに出走する間隔程度で山を走るだけで十分トレーニング効果は得られると確信しました。

山練習は念願の北岳に登った以外は富士登山競走の試走を取り入れただけでした

そんな中で、今シーズン唯一の大きな失敗レースは、山岳レースで一番力を入れて臨みたかった富士登山競走でした。

この三週間前に感染症にかかり、その後遺症が 2か月ほど続いたため、富士登山競走の日は本当に具合が悪く、完走すら危ぶまれる非常に危ない状態でした。

登頂後は下山できるかどうかも怪しい状態で、通常の2倍ほどの時間をかけてどうにか下山できたのを覚えています。

今シーズン安定して結果を残せた中、このレースだけは本当に走れませんでした。

せっかく対象となったチームノルケイン枠での出走となった富士登山競走でしたが、過去ワーストの記録に沈みました(写真は試走時)

バーティカルでは、日本スカイランニング協会主催の「全日本選手権」でも目標のマスターズ年代別優勝を達成することができました。

これは、後述する志賀高原エクストリームトレイルで負傷した翌週の日帰り滋賀旅行でもあり、正直出走をギリギリまで迷いましたが、目標にしていた日本選手権だったので強行出場した経緯があります。

どうしても欲しかった日本選手権優勝の証「ゴールドメダル」

今シーズンの山岳レースでは、唯一のロングレースである志賀高原エクストリームトレイルのロング部門(全日本選手権のSKY ULTRA)を完走したのも一つの成果であったかもしれません。

以前から述べているように、ランマニアはレースの距離や時間が延びるほど持病の慢性疲労の影響を受けやすく、スカイレースのロング部門は最も苦手とするレースカテゴリーなのですね。

しかし、今シーズンは総走行距離が伸びたことで、序盤からペースを抑えればこのエクストリームトレイルのロングもどうにか対応できるのではないかと、日々の練習の感覚から直感的に思っていました。

ところが、このレースの序盤も序盤の14km地点で、木製の階段から前のめりで転倒するという非常に危険なアクシデントがあり、走行に大きく影響するような打撲を負ってしまいました。

結果的に大事に至るような怪我ではありませんでしたが、走行時にも耐え難い痛みが襲うほどの割と重症の部類でした。

この痛みに耐えながら残りの40kmを走り通すという、文字通り「苦行」となってしまったのですが、体力的にはだいぶ余裕があり、痛みさえなければ非常に快適なトレイルレースを楽しめたのではないかと想像しました。

記録や順位は散々でしたが、レース自体は楽しめた魅力的なコースではありました。

これは来シーズンもぜひ挑戦したいと考えています。

志賀高原エクストリームトレイルは色づいた静かなトレイルを淡々と走ることのできる非常に魅力あるコースです

今シーズンの山岳レース全般に言えたのは、どの距離でも終盤までしっかりと脚が動き、呼吸がキツくなっても脚の力でぐいぐいと押していける走力を実感できたことです。

もちろん、オーバーペースに気をつけて序盤は抑え気味に入ったということもありますが、そうして努力度を抑えたとしてもそこそこのペースで走れるようになったという、ベースとなる有酸素能力やエネルギー代謝能力が向上したことが要因の一つであったと考えています。

山の練習を増やしたわけではないのに、結果的に山のレースで結果を残せたのも、やはり日常のジョグの距離が伸びたことが大きかったでしょう。

年代別シリーズ戦優勝の証「チャンピオンビブス」と全日本選手権の「ゴールドメダル」を手にすることができシーズン当初の目標が達成できました

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