1月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

2025年最初のレースは先週の奥むさし駅伝。

今年は20年来出場し続けてきたチームがついにメンバーが揃わず、別チームでの出走となりました。

ここのところ1区の起用が多く、あるいは故障中で短い区間を走ることもしばしばありましたが、今回は久々の6区、アンカーを走りました。

6区を全力で走り切るのは、恐らく十数年ぶりとなり、1区は同じコースを逆から走るため大体のコース感覚は掴めていたつもりでしたが、やはり逆方向の景色やコースパターンは全く別で、かなり新鮮な気分でレースを進めました。

当日はこの大会としては珍しく強風吹き荒れ、6区のいわゆる「復路」区間は猛烈な追い風となる状況でした。

また、4区以降は総合的には下り区間となり、この6区も走ってみると半分以上は下り区間であったことを思い出しました。

つまり、追い風+下りという、最も記録が出やすい条件だったというわけですね。

6区のコースは眼下の国道を右から左に向かって走ります。バーティカル好きはこういう神社につい登りたくなってしまいます。

走り出すと、つんのめりそうになるほどの追い風で、どんどん勝手に脚が動いてします。

9.4kmとは言え終盤上りが続くため、体感的には10kmと見込んでいるコースであるため、序盤は抑えるつもりでしたが、この追い風で下りであれば、ある程度押していけるかもしれないと、予定を変更し「ガンガンいこうぜ」モードに。

最初の1kmは3分15秒くらいで通過。下りとはいえ、圧倒的にオーバーペースです。

それでも全く息は上がらず、脚にも負荷を感じず、この感覚ならひとまずいけるところまで行ってもバチは当たるまい、と努力度は維持。

途中の平坦区間ではグイグイ引っ張れる感覚が得られていたため、体力的にもまだまだ余裕はあり、上りでもリズムを維持して苦も無くクリア。

しかし、中間点の区間最低地点を通過したところで、一気に脚の疲れが増してきました。

そこからは2km以上の上りが始まり、踏ん張りが効かなくなります。

測ってはいませんが、恐らくこの区間はキロ3分30秒ほどかかっていたと思われ、上りとは言え若干潰れてしまったのは否めません。

最後の1.5kmは平坦から下り優位ですが、ほぼ惰性で走るのみとなりやはりOP気味のレースとなりました。

しかし、フィニッシュタイムは31分48秒と、目標にしていたキロ3分25秒平均は大きくうわまり、区間順位としても50位以内(強豪チームが多い170チーム中、かつ準エース区間なので十分な順位)を維持し、久々のアンカー区間でも及第点の走りができました。

やはり、多少潰れたとしても、今回のような猛烈な追い風条件では押していける範囲で突っ込むのもありだな、と新たな発見をしました。(前半抑えてたとしても、後半の上りを前半の遅れを取り戻せるほど走れたかどうかは疑問)

6区中継所をフィニッシュ方面から見上げた写真。中継所がすでに下りとなっていて、どんどんスピードが出てしまいます。

10km前後のロードは久々でしたが、シューズの快適さもあり、かなり気持ちよくリズムを刻んでスピードに乗ることができ、良い印象でレースを終えることができました。

次回のレースは来週のハーフです。

こちらのコースもかなり起伏のある難コースですが、とにかく良いリズムを刻みながらスピード感を感じられる走りをしたいと思います。

さて、今月も通勤ランを中心に平日のジョグを積み重ね、走行距離は400km超え。

30日走行距離は若干減りましたが、これで6ヶ月連続400km超えなので、このサイクルもだいぶ楽に回せるようになってきました。

6ヶ月連続の月間400km超え。また今年度は10ヶ月中8ヶ月が400km超え。

さらに、先週の奥むさし駅伝に続き、来週の所沢シティマラソン、そしてその翌週の青梅マラソン10kmまで、おおよそLT強度のレースが続くため、1月からはLT強化の月間としています。

もちろん、それまでもマラソンレースを走ったり、距離走なども行ってきたことから、十分に刺激は入っていましたが、2ヶ月ほどVO2Maxに寄った練習を継続したため、もう少し余裕のあるペースで刺激時間を確保したいと思いました。

今月からLT強度の練習を再開。2月もレースが続くのでそこまで継続。

12月から3月までは駅伝とロードレースが続くため、この間はレースを通じてLTに刺激を入れていこうと思っています。

現状、マラソンのための総走行距離としては今の月間400km超あたりがライフスタイル的にも体力的にもギリギリのところですので、あとはそれを維持しながら週1でLTレベルを維持していければと思います。

1月は前半は強度の高いVO2Max練習。後半は刺激時間を伸ばしてLT強度の練習。

先週の駅伝もそうでしたが、今日の練習でも1kmを3分30秒を切って走る際のスピード感、脚の力強さのようなものはだいぶ戻ってきたような印象を受けました。

一歩一歩無理矢理動かしている感覚ではなく、下腿のバネを使って接地の瞬間だけ力を入れている感覚です。

10年くらい前までは、こうした力の入れ方で1kmを3分ちょうどくらいでも行けていたのですが、ここ数年はもう全くスピードが出せなくなってきました。

この期に及んでそうしたスピード(あるいはスピード感)がどこまで戻るか全く予測できませんが、少なくとも感覚的には戻りつつあることは確かなので、今月のレースの中で少しでも手応えを感じられればと思います。