12月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

今月は第一週にハーフに出場した以降はレースもなく、久々に練習に集中しようと考えていた一月でした。

ところが、ハーフマラソンは前半を抑えて入ったことで、比較的終盤まで体力が持ってしまい、思いのほか体力を使い切ってしまう走りになりました。

レースは上手く走れた方がダメージも大きく、その後の疲労も抜けにくくなる傾向がありますね。

数年ぶりに出場したハーフマラソン。思いのほか、出しきれてしまいました。

今月は週末ごとにLTペースの練習と、ロングジョグを取り入れようと思っていたのですが、ハーフの疲労が思ったよりも抜けず、翌週はロングジョグのみ、2週後にようやくLTクルーズインターバルと25kmのジョグを取り入れるのがやっとでした。

3週後は疲労がぶり返し、土曜のLT走はDNFで、翌日30kmのジョグを取り入れるのがやっとでした。

ダニエルズのTペースは、ランマニア的にはLT2相当で換算しているため、現時点では大体3’30”/km程度のペースでの練習となります。

そして、やはりハーフを走ったあとのダメージは大きかったようで、その後のLT走や、ロングジョグを継続しているうちに、9月まで発症していた足底筋膜炎が若干ぶり返し気味になってしまいました。

あの時ほどひどくはないものの、チクッとする特有の痛みが現れたのと、ジョグでもそれが軽快していかない様子から、このまま続けると再び悪化して数ヶ月コースになってしまう予感がしました。

なので、本来もう少し距離を伸ばしたかったのですが、今月終盤は芝生で60分程度のジョグを繰り返すだけとなり、月間としては300kmをわずかに超えるにとどまりました。

30日間で僅かに300kmを超える程度にとどまりました。

また、今月の目的であったLTペースでまとまった距離を走る、と言うのも、ハーフマラソンが大体それに近かった以外では、一度の練習機会にとどまってしまいました。

LT走の練習は、もう一回くらいは入れておきたかったところです、

とはいえ、ここ数ヶ月ではかなりロードの練習ができ、レースとはいえ、LT近いペースで一定時間走り続けることができました。

ここまでまとまったロードの練習も久しぶりで、いわゆる「陸上競技」として長距離・マラソンのための脚仕様に徐々に変わってきた印象です。

ただ、今の足底筋膜炎の状態だと、少しまとまって休まなければいつぶり返してもおかしくない状態なので、最低1週間、状態によっては2週間は休まなければならない感じです。

来週もLT走の一環でハーフに出る予定でしたが、今回は回避して治療に専念したいと思います。

2022年を振り返ると、今年は生活も変わり、故障も繰り返して、競技の方が低調に終わった1年になりましたね。

年齢的にも疲労やダメージからの回復が、かなり遅くなってきている印象を受け、色々と転換期にきている気もしています。

これまでと同じような練習を続ければ、故障もしやすく、疲労からの回復も遅れてきそうな予感がしています。

今回のように、故障のわずかな予兆を見逃さずに、一旦休みを取り入れるという柔軟な対応も必要になると考えられます、

数ヶ月の離脱になるよりは、1週間、2週間程度のブランクなら大したことはなく、むしろいい休養になる、くらいの心理的な余裕が必要なんだろうな、と思います。

来年は、1年を通して安定して練習を継続し、レースが少しでも楽しめるような状態を維持していこうと思います。

所沢シティマラソンに出場してきました

こんにちは、ランマニアです。

今日は地元所沢で3年ぶりに開催された所沢シティマラソンに出場してきました。

このレースは地元ということもあり、実は初出場は今から29年前の大学1年の頃に遡ります。

当時はまだ20kmの部門で、コースもしっかりと「シティ(市街地)」を走る、なかなか魅力的なロードレースでした。

おそらく、本レースが企画された時点では、市内の要所を巡るかなり壮大な計画のもとに設定されたコースであったことが想像でき、折り返し地点は市役所で、郊外の大通りや国道の一部もコースになっていたほどでした。

ところが、この本格的ロードレースが時を経るごとに次第に様変わりし、コースも徐々に市の中心部を離れ、最終的には未舗装路やトレイル並みの急坂を繰り返し上り下りさせられる、「キワモノレース」となってしまったことは、正直残念なところです。

大会PRに「起伏に富んだタフなコース」と明記される累積標高差約300mのハーフマラソン。もちろん非公認。

所沢市は、西の外れにいくつもの丘陵地帯が広がり、平坦な道を数百mも取れないほど坂が多い地域なのですね。

そこを中心に21kmもコースを作ろうとすれば、それはそれはとんでもコースになるのは必至で。

今日も走っていて、平坦路が最も長く続いたのは貯水池の堤防上の道で、おそらく500mあるかないかといった感じでした。

他は、通常のロードレースで「アップダウン」と呼べるほどの起伏は数えきれないほどあり、緩やかな上り坂(下り坂)はどこへ行っても存在し、ロードレースでは絶対にありえないほどの急坂が2度ほどありました。

いってみれば、それを覚悟して出場するのがこの所沢シティマラソンであるため、今日もそうしたコースでどこまでペースを維持するかが、常に課題となるレース展開となったわけです。

本大会唯一の魅力は、プロ野球埼玉西武ライオンズの本拠地、ベルーナドームに立ち入れること、くらいでしょうか。

昨日のブログにも書きましたが、今日のレースはとにかくLT域に刺激を入れるためのトレーニング的要素の強いレースです。

系統立てて練習を積んできていませんので、ここで結果を出そうなどというつもりはなく、イーブンペースをある程度の余力を残して維持できればそれでよし、なレースにするつもりでした。

ところが、スタートしてすぐにどうにも体が(特に脚が)重く、数km走って温まればそれも改善するかと思いきや、結局常に脚の動きにキレがなく、おもりを履いて走っているような感覚がずっと付き纏いました。

アップの時など、一定のバネはあり、軽快にWSも走れる一方、LT域のようなある程度の強度を維持しようとすると、すぐにかったるくなってしまうこの状態は、やはり蓄積された疲労が抜けきれていない時によく体感される症状です。

とはいえ、走り出してしまえば、周囲のランナーのペースに乗っかり、強度的に無理のないペースであればそこに身を置いて走り続けてしまうのが、レースというものでしょう。

ただ、疲労もさることながら、数百m走れば緩急問わず必ずやってくる上り下りの繰り返しに、どうしても呼吸が整わず、何km走っても同じようなキツさを強いられながら走ることになってしまいました。

また、スタート前に時計のバッテリーが死んでしまい、細かなラップもわからず、自分が今どの程度のペースで走っているかが全くわからない状態。

脚の重さのためか、体感的には1km4分近くかかっていそうな気もしていて、レース中一度も気持ちよく走れた時間はなかったほどです。

そんな中で、前のランナーを常に追いながらペースを作り、後半に待ち受けている数度の急坂も死ぬほどのキツさで上りきり、ラスト3kmでようやく訪れた平坦路で若干走りが整ったかな、という感覚が得られました。

ただ、その頃にはもうほぼ脚は終わっていて、最後に待ち受けているラスト1kmの登り坂では完全に止まってしまったのは残念でした。

過去のハーフでの最高順位は30代の頃に一度5位というのがありました。だいぶ歳をとりました。

ところが、フィニッシュタイムを見たら思いの外悪いタイムではなく、このコースでは相当な走力がなければ15分台は難しい(年代別優勝者が15分35秒)ことを考えると、今回のタイムは想定以上に走れた結果になったと思いました。

ペースも平均すると1km3分40秒ですから、ちょうど今の実力のLT2くらいは維持できたことになり、練習としてはかなり良い刺激を入れられたと感じます。

調子はあまり良くないながらも、今日のレースで目標にしていたペースは維持でき、練習としての負荷もちょうどよくかけることができ、年代別入賞のおまけまでついてきた収穫のあるレースとなりました。

そして2022年のレースはこれで最後になり、故障期間の続いた今年の最後にどうにかロードレースをまともに走ることができ、なんとか立て直すことができたかな、といった印象です。

この次は1月にまたハーフマラソンを予定していて、その後は駅伝が続き、もう一度本命のハーフ、そして3月に本命のフルマラソンが計画されています。

ハーフはそのペースと長さから、最も故障の危険が高まりますので、その間にちょくちょく入ってくる駅伝のダメージやレース当日の脚の状態を常に気にしながら、慎重に練習を続けて行かなければと思っています。

11月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

少し遅れましたが、11月の振り返りです。

先月はなんといっても数年ぶりのフルマラソン完走と、その翌週のスカイレースがあり、疲労との兼ね合いで、練習量自体はかなり低下した月となりました。

一度フルを完走すると、どうしてもリカバリーの期間が長くなります

10月が故障明けのの割に無理をしてしまったため、ある意味11月はそれほど無理をしたくなったというのもあります。

フルは自己ベストに比べればだいぶ遅く、サブスリーがやっとの走りでしたが、それでもLT1程度の強度で30kmは走っているので、脚や体へのダメージは相当なものがあったと思います。

本当は翌週レースというのはかなりリスクの高いスケジュールでしたが、負荷のかかる場所の違うトレイルということもあって、どうにか無事に両レースを終えることができました。

ただ、そのあとは3日休んだものの、体のだるさや日中の眠気などはしばらく続き、先週あたりからようやく体の調子が戻ってきた印象です。

総走行距離が少ない中でその5分の1がMペースというのはやや負荷の掛け方にリスクがありました。

故障が明けたのがトレイルシーズン真っ只中だったこともあり、本来もう少し基礎的な脚力を戻してからレースに復帰すべきでしたが、半ば強引にレースを重ねてしまったため、総力が戻らぬまま疲労だけが溜まっていく状態が続きました。

予定では11月が終わった時点で、ある程度の脚作りが終わっている予定でしたが、疲労で練習が積めず、思ったよりも走力が戻らぬまま12月を迎えてしまいました。

11月は211km程度。12月はもう少し距離を重ねたいところです。

今月は、明日4日にまずは所沢シティマラソン(ハーフ)があります。

今回もレースでありながら、公認でもなく記録も狙えないコースでもあり、練習のつもりで走るレースになります。

絶対的な練習のボリュームが足りていないため、この状態であまり速いペースで20kmも走るのもリスクが高いので、明日は3’40”~50”程度のペースを一定距離守れればいいかな、と思っています。

10月、11月と、トレイルやフルを走る中で、割と幅広い強度のトレーニングが行えているので、一度落ちた力も幅広く戻りつつありますが、絶対的な持久的能力はまだまだ本来の力の1段階か2段階ほど下のような感覚です。

ピラミッドで言うと最下層の最も重要な基礎が十分できていない状態ですね。

12月、1月とちょくちょくレースは入りますが、高強度の練習はレースのみにして、他はできるだけ強度低め、時間長めを意識していこうと思います。