4月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

色々あった4月もあっという間に終わってしまいました。

振り返りと言っても今月ほど参考にならない月はありませんが、ただ、後から振り返った時にこうした「ほとんど走らなかった期間」というのは、その後の回復や記録の変化を考える上で意外と参考になることが多いと思っていて、そのためにもこうして記録にしておこうと思うのですね。

今月は、3月に痛めたふくらはぎの回復を見ながら練習を再開したものの、ジョグの距離を伸ばしたりペースが上がってきたりする中で、3月よりも全く軽い負荷にもかかわらずもう一度同じところを痛めてしまった、という上旬。

そして、2週間ほど休むことを決め、その間は全く走らないか、自転車、登山などで心拍数だけは適度に上げておこうと思って過ごした中旬。

最後は、登山(歩いたり走ったり)と平地での本当にゆっくりとしたジョグを再開した下旬。

大まかにこの3つの期間に分けられます。

今回は「歩行」の距離も計上したので、山に通った期間はその距離が増えています。

今改めてこうして一月の練習内容を見ていると、やはり上旬は筋繊維がしっかり回復していない状態にもかかわらず(当時はそう思っていなかったので仕方ないですが)、連日10km以上の距離を走っていたのだな、とちょっと呆れます。

今再びランを再開して思うのは、自分が想像している以上に筋のダメージは大きく、さらに「走る」という行為が及ぼす筋繊維への負担も、これまた自分が想像していた以上に大きかったということです。

昨年、一年を通してかなり充実した練習ができてしまったため、10km程度の軽いジョグが何ともない練習に感じられるようになっていましたが、一度損傷した脚にとっては相当な負荷のかかる作業だということを、改めて思い知らされました。

確かに、以前の経験では、もっとひどくふくらはぎを痛めた時でも、数日休んでその後は軽いジョグをしながら治っていったことは間違いありません。痛みさえ引けば、後はジョグ程度なら「回復が上回る」ということは幾度となく経験してきました。

そんな経験があったものですから、今回も1月からずっとそれが可能だと思い込んで練習を続けてきてしまいました。

4月も3月も2月も、痛めるその時までは全く痛みがないことも練習の再開や継続を難しくさせています。

流石に4月は、もうその前兆のような違和感に気づけるようになってきましたが、3月までは「何でいきなり?」というような感覚でした。

ポイントとしては、「連続する同程度の負荷」が鍵となっているように思います。

ふくらはぎの筋が繰り返し収縮されるにつれて、次第に弱い部分がその張力に耐えられなくなっていくイメージです。

なので、痛める直前まで痛みはなく、張力が繰り返されているうちに次第に筋が弱々しくなっていき、ある段階で「次の一歩」が引き金となり微細な損傷が引き起こされるのでしょう。

この「次の一歩」を防げばそれほど大ごとにならずに済むのですが、その一歩を迎える手前の違和感に気づけないと、また「1からやり直し」になってしまうのですね。

なので、今はとにかく練習を再開しても、距離やペースを上げていこうとは思わず、その「違和感」を感じない程度の練習を続けていこうという意識で走っています。

総走行距離は200を超えていますが、実際半分は登山です。

ですので、特に一定期間の走行距離だの負荷だのに拘っても全く意味がなく、そんなことよりもまずは脚の状態を戻さねばならぬ、と言ったところです。

後から振り返ったときに、「この時期のジョグの連続はないだろ」と気づけるように記録は残しておこうと思いますが。

実際には一月の中で全く走っていない期間も存在するので、月単位での比較はあまり意味はないですが。

さて、そんな状態ですが、5月3日4日は上田バーティカルレースが控えています。

普通のロードレースやトラックレースであれば早々にDNSを決め込んでいましたが、バーティカルやスカイレースは「登山」としての参加も可能なので、どうせクロストレーニングで登山を入れているなら、ひとまずトレーニングの一環で出場してみようと思っています。

まず、初日のバーティカルは登り一辺倒なので、脚の使い方さえ気をつければおそらく問題はないと思います。とにかく、下山で走らないように気をつけて、ゆっくり下ってくることを意識して。

問題は翌日のスカイレースです。

こちらは総距離は25kmと、リハビリ中にハイキングをした程度の距離ではありますが、累積標高差が3000mもあるので、ただのんびり歩いているとおそらく関門で引っかかります。

と言って下りを飛ばせばふくらはぎが危ないので、そこも無理はできません。

なので、登り下りを問わず、序盤はやや早歩き程度のスピードでコースを進み、終盤脚の状態と相談してやれそうなら若干ペースアップ。ダメならDNFも想定内、というつもりで臨もうかと思っています。

とにかく、この時期の太郎山は気候が良ければ最高に気持ちがいいのですね。それを味わいたく出走したいというもあります。

ただ、今は脚が一番大事なのでそこを最優先にして、当日は柔軟に対応しなければですね。

2年前の太郎山

クロストレーニングとしての山登りはどの程度ランニングに応用できるか

こんにちは、ランマニアです。

ふくらはぎ損傷後の休養期間、とりあえずの2週間が終わろうとしています。

今回の痛みはだいぶ軽かったため、もう1週間の時点で歩いても小走りしても何ともない状態でしたが、これまでの教訓から、しっかり治すためにもさらにもう1週間余裕を見て休養を入れていました。

実はこの2週間、全く何もしていなかったかというとそうでもなく、3日に一回くらいの頻度で山登りを入れていました。

痛めたふくらはぎの部分を指で押して、痛めた場所の痛みがどれくらいかを毎日確認しながら、慎重に進めてきました。

山登りの場合、普通に歩けばふくらはぎに大きな張力はかからず、急な登りも大腿部や臀部を使って階段を登るように登れば、ふくらはぎへの負担をだいぶ軽くすることができます。

一番危ない下りに関しても、つま先でブレーキをかけることは絶対にやめ、やや尻もちの危険性が高まりますが(実際にコケた)、踵でブレーキをかけながらゆっくり下るようにしました。

こんな感じで山歩きを続けていたところ、患部の「指圧テスト」の痛みもほとんど消えてきました。

しかし、これまでの経験から、これはあくまで痛めた場所が「治りつつある」だけなので、ここでいきなり元の練習に戻すと100%もう一度やってしまうのは明らかです。

できればアスファルトを避け、しばらくは芝生の上を踵着地で慎重に走った方がいいかもしれません。とにかくふくらはぎの組織が完全に元に戻るまでは、ロードのジョグは極力控えようと思っています。

ところで、この2週間多くの山々をめぐる中で、これくらいのハイキングは、果たして長距離ランニングの走力の維持にどれくらい役になっているのだろう、と色々考えていました。

まず、行っている動作は「歩き」もしくは「階段(のような場所の)登り」ですから、平地を走るランニングフォームとは大きくかけ離れているので、多分「走る」ための筋肉にはほとんど役に立っていないと感じます。

ゼロではないでしょうが、「走る」練習に比べれば、走動作を行う筋肉、筋力の維持はほとんどなされていないものと推測します。

次に、ちょっと曖昧ない表現ですが「心肺機能」についてはどうでしょう。

ハイキング中、色々なシチュエーションで心拍数を見ていたのですが(手首の簡易型のため精度はたかが知れてますが、以前付けていた胸バンド方式も大差なしなので、あくまで参考程度に)、登りや下り、歩きや小走り、そして運動時間によってもだいぶ心拍数の変動が見られるのですね。

で、この登山中と、比較するために普段走れてたころのトレーニング中のだいたいの心拍数を一覧にしてみました。

  • 登山道登り歩行→110〜120
  • 登山道登り小走り→120〜140
  • 登山道走行時間2時間以上→160〜170
  • 平地ジョグ→120〜135くらい
  • 平地LT(LT2)走→180以上
  • 平地VO2MAX→190前後

というのがだいたいのところです。

スカイレースなどでは、心拍が150を超えてくると若干オーバーペース気味(バーティカルならレースペース)という判断をしていて、確かに3時間4時間走り続けるには150以上の心拍数ではエネルギーがなくなってしまいそうな感じです。

そして、この一連の心拍数を見ていると、多分登山道のような急な坂道を歩きで登り続けた場合の、呼吸器系・循環器系に与える負荷は、だいたい平地のジョグかそれ以上のものがあるのではないかと推察しています。

なので、この2週間、3日に一度の登山でしたが呼吸・循環器系への負荷だけを考えれば、ジョグをするのとあまり変わらないくらいの運動をしていたのではないかと実感しています。

もちろん、動きが全く違いますし、「走る」際の最も大きな特徴である「地面への着地衝撃」というものがまるで違うので、単純に「ジョグと同じ運動」をしたとは言えません。

それでも、最低限呼吸器系と循環器系だけには刺激を入れることができ、それがひいてはエネルギー代謝系の維持にもつながっていたと期待したいところです。

余談ですが、先程の心拍数一覧を見ると、登山道を一定時間走り続けた場合(つまりトレイルランニングですが)、心拍が170近くまで上がることがあります。

これは、平地のLT走とまではいきませんが、おそらく自分の感覚としてはマラソンペースくらいの負荷はかかってそうな印象は持っています。

もちろん、1時間そこら山を走ったところでそれほど心拍数が上がるわけではありませんので、ここまで上げるにはそれなりの時間(2〜3時間)は走らなければなりませんが、平地のロードをマラソンペースでガシガシ走って鍛えるよりは、ダメージを最小限にして同じようなトレーニングができるのではないかと思った次第です。

そんなことで、明日、明後日あたりからいよいよランを再開しようと思うのですが、この「登山クロストレーニング」がどの程度ランの再開に影響するのかを、実際に走ってみることで検証してみようと思います。

(※水泳でいいじゃん!という声が聞こえてきそうですが、ランマニアは大の水泳嫌いです)

歩くことから学べること

こんにちは、ランマニアです。

前回の記事には色々と心配や励ましをいただきまして、大変ありがたく思います。

まあ変な話、こんなこと(詳細は伏せますが)で仕事ができなくなるくらい余裕はある、てことなのかもしれません。

本当に明日生きていけるかどうかわからないほど切羽詰まっている状態なら、もうやるしか選択肢がないわけで。(Twitterでは2歳の娘さんを看取ったとか家がないとか想像を絶する苦境を乗り越えている方がたくさんいますからね)

さて、専門機関の先生(推測にお任せします)には、積極的に運動はしなさい、と言われているので、今週は走れないながらも「積極的に」運動を続けてきました。

幸い、ふくらはぎの状態は今年に入って痛めた4回のうちで最も軽症で、日常生活では全く痛むことはありません。2月に痛めた際は、歩いているだけで痛んできたので(だからこそ練習の再開なんてとんでもなかった)、あの頃がいかに重症だったか後になって気づきます。1月は、階段を降りる際に痛みがあったのに、その状態でジョグを続けていたのも論外です。

今回はひとまず2週間ほど様子を見ようということで、3日に一回くらいの頻度でハイキングを入れてみました。

日光を浴びながら新緑の中を歩くのも(普通は走ってしまうので)新鮮な感覚です

普段なら結構なスピードで飛ばせてしまうような平坦なトレイルや下りも、「あえて」歩くことで、さまざまな気づきが得られます。

実は5月に予定されている上田スカイレースは、今の所「歩き」で参加しようと考えているのですが、少し歩くスピードを上げれば、ギリギリ制限時間に間に合うのではないかと考えているのですね。

それを試したく、昨日は少し長めのトレイルを歩いてみました。(上田は累積3000もありますが、昨日は1900なので少し条件は違うものの、歩行距離としては同じくらいの26km)

これくらいの長さのトレイルを歩いてみて一番大きな気づきが得られたのは、とにかく想像以上に「歩くのは楽」ということ。

歩きでの疲労度、脚への衝撃の少なさは、走ることに比べて圧倒的でした。

序盤はこれくらいの急登が延々と続くのですが、歩きであれば思いのほか疲れは軽く

普段は走っているような比較的急な登り、岩肌なども、ペースはさほど変わらない程度のスピードで歩いてみると、走るのよりも圧倒的に疲労は少ないです。

もし走る場合には、どちらかというと下腿を使って登っていくのですが、歩きだと大腿部をしっかり使って登っていけます。

もちろん、走る場合と全くの同じスピードというわけにはいきませんが、走ろうとしても走れない急登もあることから、果たしてどれくらいの差がつくかは疑問です。

だとすれば、より脚力を温存できる歩きスタイルでややペースを上げて登っていった方が、終盤のペースダウンを避けられるのではないかと思いました。

実際、2年前に出走した上田スカイレースでは、最後に累積1000近い山を登らされるのですが、そこで完全に脚が終わってしまい、本当に数歩歩いては休む、を繰り返しながら地獄のような苦しみを味わった経験があります。

勾配が違うので単純な比較はできませんが、昨日は1900の累積を重ねた後で、そこから1000mの登りを登れるかと言われたら、おそらく2年前の上田よりは余裕を持って登れたと思います。

つまり、歩いて登るのと走って登るのとでは疲労度にここまでの違いが生まれてしまうのだなぁと、身をもって実感したところです。

「山を走る」という行為が、自分が考えていた以上に疲労を生じさせていたことに改めて気づきました。(これは今後練習メニューを組み立てる上で、安易に山練を取り入れてはいけないことの気づきにもなりました)

上田スカイレースは、メインの山「太郎山」を2度も登ることになります。ちなみにバーティカルはこれを1回登って終わりです。

2年前の上田では、このような感覚は全くなかったため、1回目の太郎山からそこそこのペースで駆け上がり、その後もペースを落とさず走り通してしまったため、累積3000mに脚が耐えきれなくなってしまったのですね。

結局、序盤は上位につけていたのに、最終的には6時間近くもかかってしまい下位に沈みました。

これは下りにも言えることで、昨日は平坦な道やなだらかなくだりも我慢して歩き通したため、ほとんど脚には衝撃がなく、最後まで脚はよく動きました。

とても26kmも歩いたとは思えないほどの余裕でした。

スカイレースは、実はくだり区間を走り通すことで意外と脚がやられてしまい、次に待ち受ける登りに対応できなくなる、ということは結構頻繁に起こります。

下り区間のペースが思ったよりも終盤の登りに影響すると考えています。

とはいえ、上田のコースを全て歩き通すと、おそらく関門には間に合わなくなるので、どの程度までランを混ぜるかは、当日の脚の状態と相談だと思います。

山レースのいいところは、マラソンなどと違って「歩くこと」も想定されているレースだというところでしょうか。

そういう意味では、むしろ平坦なロードレースよりも融通のきく種目なのかもしれません。

必ず這い上がる

こんにちは、ランマニアです。

ブログの更新、ご無沙汰しています。

ちょっとこの4月に色々ありまして、実はランどころではない日々が続いていました。

就職して24年間、当然いろいろな出来事が降りかかってくるわけで、社会人ランナーが競技を続けていくことは想像以上に大変なものがあるのですね。

それでも今までは、仕事や人生のトラブルが原因で走るのをやめたことはなく(病気ではあります。過去記事参照。)、ランマニアが「走るどころではない」と思ってしまうのはよほどのことです。

ここはランブログですので詳しくは書きませんが、実はこの4月に仕事ができなくなりました。

解雇されたとか職を無くしたといったわけではないのですが、ひとまず仕事を休むことになりました。ただ、今後この仕事を続けていけるかは、今のところなんとも言えない状態にあります。

そんなことでしたから、今の頭の中は将来の先行きのことでいっぱいで、気がつくとツイートするのを忘れていたり、練習するのがしんどい日も何日かありました。

ようやくここ何日かは気分も安定して練習にも気持ちが向くようになり、こうしてブログにも書けるような状態に戻ってきました。

今後数ヶ月、仕事の方がどうなるかはわかりませんが、ひとまず今は今やれることを継続していこうと考えています。

そんな矢先、今日の練習でふくらはぎの故障が再発してしまいました。

なんでこう言う時に、って言う時に、悪いことは重なるんですね。

メンタル的には走ることがだいぶコーピングになるわけで、それすらできなくなるのは正直痛いです(脚も)。

故障の方は、多分、ずっと完治しないまま練習を再開していることが原因なのでしょう。

何度もこのブログに書きましたが、今回のふくらはぎの肉離れ(実際には切れるほどの重症度ではないですが)は、痛めた後わりと早期に痛みは消えていきます。日常生活では痛めていることを忘れてしまうほどで(足底筋膜炎のように歩いたり立ったりしているだけで痛みがあるのではないので常に痛みを意識することがない)、なんか走れそうだぞ、とすぐに思えてしまうのですね。

1月は、ジョグなら痛まない、と言うことで距離は据え置きでジョグとMペース走を中心に300km以上走れました。

2月は、そのツケが回ってきて、練習中に痛みが出ました。しかし、ウォーキングを挟んで練習を再開。しばらく続けてまた痛みが再発。

3月は、本当にちゃんと休もう、と思って4日間のノーランデーを設け、その後も1日に1kmずつというゆっくりとしたペースで練習を再開。2週間まるまる、6km以下のジョグしかしていなかったものの、ジョグの距離にして15kmほど、トレイルも累積700程度で、またふくらはぎが限界を迎えました。

これはどう考えても練習をやりすぎて痛めたと言うよりは、完全に治っていないために少し負荷を上げていくとその部分が限界に達してしまう、というメカニズムなんだと思います。

これも何度も書きましたが、数年前なら痛みがない状態で数kmのジョグを継続しているうちに完全に治っていったものです。

今回も痛みがすっかりなくなり、このまま治ると思っていたところでの再発に、ちょっと衝撃を受けているのですね。

確かに、一昨日のトレイルでは、急な登山道をふくらはぎの力を使って登り続けはしましたが、ふくらはぎが張るようなことは(左右とも)全くなく、特に大きな負荷がかかった印象はありませんでした。

それだけに、「こんなことで?」と思えるくらい意外でした。

しかし痛めてしまったものは仕方がありません。

3月、2月に比べると痛みの「深度」みたいなものは浅く、場所も別のところなので元々の場所は治っていると思うのですが、そこの強度が足りていないために別の場所を痛めてしまったのでしょう。

ふくらはぎ全体の損傷・炎症が完全に引いて、しっかりと筋力を発揮できるようになるまでは大きな負荷をかけてはいけないなと思います。

仕事ができない状態で全く走らないことのメンタル的な心配がありますが、今回は思い切って2週間の休養を予定しています。

前回は1週間休むと言いながら5日目からジョグをしてしまいました。

今回は本当に2週間完全に走るのはやめます。ただ、週に1回くらいは軽い登山やハイキングはしようと思います。

あと、やらないよりはマシ、と言う程度ですが自転車をついに導入しようかとも(実はクラシカルなロードバイクを持ってるんですよ。交通事故が不安だったのと、心拍上げるにはそれなりのスピード出さなければならず場所がなかったことが理由で取り入れてなかっただけで。8年くらい放置してしまったのでチューブ入れ替えた方が良さそう。)。

ここまでまともに走らない日々が続くと、昨年12月までの完全な「競技者」時代はちょっと過去のものになり、自分の中でようやくあの頃と比較せずに練習を再開しようと言う気持ちになっています。

色々とうまくいかないことが重なっていますが、過去の人生を振り返ってみると、こう言う時が最も大事な時で、ここを凌ぐと必ずステップアップできていました。

今はちょっとしんどいですが、必ず這い上がってきますので、それまでTwitterとブログを細々と続けていこうと思っています。

3月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

3月の後半は職場の異動が決まったことで、だいぶバタバタしてしまい、恒例の月間報告も月を跨いでしまいました。

今日は年度始めの新しい職場での業務で、かなり疲れてしまいましたが、なんとかこうしてブログが作れるくらいには回復しています。

さて、「本業」のトレーニングの方ですが、異動決定と時を同じくしてリハビリ期間に入り、3月の後半は4連休からの数kmジョグを継続してきたところです。

今回の故障は痛みはないのに損傷が残っている状態が続いていたので、とにかく3月は慎重に練習を再開しました。ふくらはぎの様々なところを押してみて、全く痛みがないことを確認しながら、ペースも抑えてリハビリジョグを継続しました。

今月はもう開き直って2回のファルトレク以外は全てジョグ

練習ペースの割合も、ほぼ全てがジョグ、しかも距離もたかが知れているので、今月は本当に、トレーニングをしたと言うより走力の低下を最低限に止めるだけの練習になったと言っても過言ではないでしょう。

Iペース以上は0km。速筋系の衰えは無視できないものがあると思います。

ジョグ以外は2回ほどファルトレクを入れただけですので、もうほとんど有酸素系のエネルギーのみを使った1ヶ月になりました。

持久力の衰えと言うよりは、速いペースを長く維持する力や、強度の高い練習をした際の脚へのダメージがすぐに回復する力が相当に衰えていると思われます。

この1年のワースト記録を更新中。今月は229kmまで落ち込みました。

そしてこうしてグラフにして「見える化」してしまうと、さらに練習量の落ち込みに直面化させられ、やはりちょっと衝撃は大きいです。

昨年4月から12月まで、かなり順調にこなせていただけに、この2ヶ月の落ち込みからは目を背けたくなりますね。

しかし、30年以上競技を続けていれば、もうこんなことは何度となく経験していますし、ここでしっかり治せば必ずもう一度浮上できるチャンスが巡ってくることも体験済みですから、今はその時に向けてしっかり準備をしていくのみです。

今シーズンもおそらくロードレースはほとんど開催されないものと思われますので、当面はトレイルレースを目標に体を作っていこうと思います。