7月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

今月は毎日激動の日々で心理的な余裕がなく、ブログもかなり滞ってしまいました。

また、大した故障ではないと思っていた臀部の痛みが予想以上に長引いてしまい、7月最終週になりようやくまともに走れるようになった状態です。

とはいえ、前回のブログに書いたような腱や付着部の炎症ではなく、梨状筋症候群による坐骨神経痛だった可能性が高く、ストレッチやマッサージで急激に回復していったのは幸いでした。

さて、そんな7月ですが、本来ふくらはぎの肉離れから復帰して、いよいよ本格的な練習を再開しているはずでしたが、蓋を開けてみればこの1年半で最も走行距離の少ない月となってしまいました。

久々の200km切りです。

ただ、7月は仕事に復帰したことで、そうした練習不足が全く気にならないほどの毎日を過ごしていたので、「そんなに走れていなかったのか」と実際にはここまで走れなかった実感はありませんでした。

とにかく、今はようやく仕事をして帰ってきて練習に向かう、というかつてならなんでもなかった日常が戻ってきたことがとてもありがたく、練習不足だとかそういうことは二の次の状態です。

トータルで二週間ほどレストを入れた7月。さすがに脚はしっかり休めました。

今回は中途半端に休んで故障の再発を繰り返したくなかったことから、かなりまとまってレストを入れました。

少しでも痛みがあればジョグすらも入れなかったため、ふくらはぎを痛めていた頃よりもさらに走行距離が減りました。

急激に走行距離が落ちた7月。200kmを切ったのはここ数年記憶にありません。

とにかく、社会人ランナーになって25年目にもなると、こうしたアクシデントは度々訪れますので、後から振り返ればなんて事のない1ヶ月のうちの一つなんですが、それでも故障して走れない時期は長く感じるものです。

もう何ヶ月もジョグだけの生活を送っていますが、先日のWSでは思ったよりもスピードの低下は感じませんでした。

さて、8月は夏休みもあり、かなりまとまった距離を走れる一月になると思います。

ここのところ、安定して走れる期間が継続できていないので、8月こそは満足のいく練習をこなしたいなと考えています。

もちろん、練習をこなすことが走る目的ではありませんが、本格的な練習をこなせる体に戻すためにはどうしたってある程度の練習を継続できなければなりません。

その足掛かりを得るためにも、この8月は久しぶりに体を変えるほどの練習を継続できればと思います。

もちろん、やりすぎによる故障には細心の注意を払いながら、です。

故障の大半は治りにくい「腱」

こんにちは、ランマニアです。

更新、だいぶ滞ってしまいました。

さすがにこの2週間は怒涛の2週間で、ちょっとこっちに思考のリソースを振り分けるのは無理な状態でした。

さて、肝心の競技ですが、今回の故障も結構な重症で、前回のふくらはぎ同様2週間程度の休養が必要な状態になっていました。

先週まるまる1週間レストにし、少し走ったところなんとなく治りが悪い気がしたので結局合計10日ほどのレストになりました。

現在、最も酷かった時のように足を上げられないほどの痛みはないものの、片足でハーフスクワット状態から膝を伸ばしていくと、まだ患部が痛むので再開の時期に迷うところです。

ただ、何もしなくても劇的に良くならないのが、これまで痛めてきた筋の付着部「腱」に共通した症状で、ある程度の休養を経たのちには、徐々に走っていくうちに治っていく場合がほとんどでした。

なので、今回もその辺りを様子見すべく、今日は久しぶりにウォーキングをしてきたのですね。

ここ数年、ランマニア的に最も苦しんだ故障は、3年前の「足底筋膜炎」です。

これをやった人ならわかると思いますが、とにかく「最悪」な故障ですね。

まず治りが遅い。さらに治ったかに見えてすぐに再発する。

結局、通常の練習に戻るまでトータルすると半年くらいはかかった印象です。

足底筋膜炎、と言っても、痛む部分は足底筋が踵の骨にくっついている部分、「腱」に近づいている部分です。

ここが炎症して、目で見てわかるくらい腫れます。

指で押すと猛烈に痛いですし、その部分に体重をかけて立っているだけで徐々に痛みが増していきます。

しっかり休んだ後、ゆっくりとジョグから再開しましたが、再開時点でも指で押すと痛みましたし、立っていて痛みがなくなるまではかなりの時間がかかりました。

つまり、走ることでの炎症は引き起こされなくても、患部の損傷は相当な期間続いていたことになります。

同様の症状は、昨年だましだまし付き合った「アキレス腱炎」にも言えます。

こちらも接地のたびにアキレス腱が痛み、指でつまむとのたうち回るほどの痛みが走ります。

この痛みも、走ることで傷まなくなったとしても、圧痛(押して引き起こされる痛み)は1年くらいは引きませんでした。

このように、筋が骨にくっつく部分、「腱」を痛めてしまうと、部位に限らずとにかく治りにくく厄介なのですね。

そして今回の「ハムストリングス付着部炎」。

こちらも、「大腿屈筋群」である、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋がまとまってくっついている部分ですから、筋が腱になっているところです。

だからこうして、いつまで経っても痛みが消えてくれないのだなと推測しています。

ただ、これまでの経験からは、ある程度痛みが引いて、もう休んでもあまり変わらなくなってきたあたりから、徐々に運動を再開していくと、いつの間にか走れるようになっている、ということがよくあります。

どのあたりの痛みか、というのはなかなか難しいのですが、なんとなく「痛みの質」が変わってきた、という感覚がわかるので、その辺りの「感覚」に任せてしまっています。

本当なら、しっかりMRIとかで損傷・炎症の状態をみた方がいいのでしょうけど。

ところで、年齢を重ねてきてから、このような「腱」を痛めることが急増しています。

もちろん、年末からのふくらはぎの肉離れもあるにはあるのですが、ここ数年で最も多い故障は、この腱の故障です。

ネットなんかで見ると、どうやらこれにはコラーゲンが関係しているらしく、加齢とともに次第に減っていってしまうようですね。

確かに、食事だけで意図的にコラーゲンを補給するのは結構大変で、サプリとかをあまり使わないランマニア的には、練習量に比して圧倒的にコラーゲンが足りてなかったようにも思います。

もちろん、体の回復力を無視してハードなトレーニングをすれば、どんなにいい食事をしてたって故障はするのでしょうけど。

そんなことで、今回の故障も治りが悪いなぁ、と思っていたら、そういえば「腱」を痛めてた、と改めて気づいたのですね。

今週からは少しは仕事にも慣れてきて、終業後のウォーキングを行う元気も残っていそうですので、夕涼みがてら歩きながら様子を見ていこうと思います。

戻るか、日常

こんにちは、ランマニアです。

大したことないと思っていた脚の痛みですが、思ったよりも深く傷めていたようで、少し走ってしまったことで治りが悪くなってしまいました。

いつも傷める膝から下ではなかったので、すぐ良くなるかなと思っていましたが、3、4日では良くならない程度の損傷(炎症)だったようです。

ところで、今週はそれよりも大事な(走れるないこともかなり大事なんですが)ことがひとつありました。

色々ご心配おかけした、休んでいた仕事に昨日から復帰したという出来事です。

4月から仕事ができなくなり、この3ヶ月は何事もないようにランツイを細々と続けてきましたが、正直先行きが全く見えずにメンタル的にはちょっとしんどかったですね。

そんな中、昨日からようやく(というかどうにか)仕事に戻ることができ、ひとまず生活に不安は無くなった状態です。

ただ、数ヶ月ぶりの仕事復帰で、まだまだ日々綱渡りな状態が続いていますので、現在の故障と相まって、なかなか走ることに気持ちを全振りするのは難しい状態ですね。

それでも、ひとまずは毎日自分の行き先があり、所属先があり、収入先が確保されている、というのは「走ること」に代表されるQOLに関わることの土台になるものだな、と改めて実感しているところです。

そして、そうした激動の3ヶ月を送ってきて、現在もその延長線上にある状態ですが、こんな時でもやはり「走ること」は自分の中では重要な「日常」なんですね。

いくら忙しくても、これまでよりも仕事にエネルギーとリソースが奪われても、「走ること」がない生活は、ちょっと考えられないです。

故障については、もう休むしかないわけで、ひとまずジタバタしても仕方がありません。

しかし、「早く走りたいな」と思っているだけでも「走ること」が「日常」にあるのが不思議な感覚です。

去年までは、仕事に行って帰ってきて走りにいく、なんていうことはなんでもないことだったのですが、今やものすごく難易度の高い、実現したら奇跡みたいに思える大イベントになってしまいました。

それこそ、お祝いでもしたいくらいの大イベントですね。

逆に言えば、そんなことでも実現すれば、この歳になって久々に味わう大きな達成感になるかもしれません。

と、心穏やかに、走ることを存分に楽しむにはもう少し時間がかかりそうですが、そうした「日常」がもう少しで戻ってきそうな、とりあえずの近況報告でした。