こんにちは、ランマニアです。
更新、だいぶ滞ってしまいました。
さすがにこの2週間は怒涛の2週間で、ちょっとこっちに思考のリソースを振り分けるのは無理な状態でした。
さて、肝心の競技ですが、今回の故障も結構な重症で、前回のふくらはぎ同様2週間程度の休養が必要な状態になっていました。
先週まるまる1週間レストにし、少し走ったところなんとなく治りが悪い気がしたので結局合計10日ほどのレストになりました。
現在、最も酷かった時のように足を上げられないほどの痛みはないものの、片足でハーフスクワット状態から膝を伸ばしていくと、まだ患部が痛むので再開の時期に迷うところです。
ただ、何もしなくても劇的に良くならないのが、これまで痛めてきた筋の付着部「腱」に共通した症状で、ある程度の休養を経たのちには、徐々に走っていくうちに治っていく場合がほとんどでした。
なので、今回もその辺りを様子見すべく、今日は久しぶりにウォーキングをしてきたのですね。
ここ数年、ランマニア的に最も苦しんだ故障は、3年前の「足底筋膜炎」です。
これをやった人ならわかると思いますが、とにかく「最悪」な故障ですね。
まず治りが遅い。さらに治ったかに見えてすぐに再発する。
結局、通常の練習に戻るまでトータルすると半年くらいはかかった印象です。
足底筋膜炎、と言っても、痛む部分は足底筋が踵の骨にくっついている部分、「腱」に近づいている部分です。
ここが炎症して、目で見てわかるくらい腫れます。
指で押すと猛烈に痛いですし、その部分に体重をかけて立っているだけで徐々に痛みが増していきます。
しっかり休んだ後、ゆっくりとジョグから再開しましたが、再開時点でも指で押すと痛みましたし、立っていて痛みがなくなるまではかなりの時間がかかりました。
つまり、走ることでの炎症は引き起こされなくても、患部の損傷は相当な期間続いていたことになります。
同様の症状は、昨年だましだまし付き合った「アキレス腱炎」にも言えます。
こちらも接地のたびにアキレス腱が痛み、指でつまむとのたうち回るほどの痛みが走ります。
この痛みも、走ることで傷まなくなったとしても、圧痛(押して引き起こされる痛み)は1年くらいは引きませんでした。
このように、筋が骨にくっつく部分、「腱」を痛めてしまうと、部位に限らずとにかく治りにくく厄介なのですね。
そして今回の「ハムストリングス付着部炎」。
こちらも、「大腿屈筋群」である、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋がまとまってくっついている部分ですから、筋が腱になっているところです。
だからこうして、いつまで経っても痛みが消えてくれないのだなと推測しています。
ただ、これまでの経験からは、ある程度痛みが引いて、もう休んでもあまり変わらなくなってきたあたりから、徐々に運動を再開していくと、いつの間にか走れるようになっている、ということがよくあります。
どのあたりの痛みか、というのはなかなか難しいのですが、なんとなく「痛みの質」が変わってきた、という感覚がわかるので、その辺りの「感覚」に任せてしまっています。
本当なら、しっかりMRIとかで損傷・炎症の状態をみた方がいいのでしょうけど。
ところで、年齢を重ねてきてから、このような「腱」を痛めることが急増しています。
もちろん、年末からのふくらはぎの肉離れもあるにはあるのですが、ここ数年で最も多い故障は、この腱の故障です。
ネットなんかで見ると、どうやらこれにはコラーゲンが関係しているらしく、加齢とともに次第に減っていってしまうようですね。
確かに、食事だけで意図的にコラーゲンを補給するのは結構大変で、サプリとかをあまり使わないランマニア的には、練習量に比して圧倒的にコラーゲンが足りてなかったようにも思います。
もちろん、体の回復力を無視してハードなトレーニングをすれば、どんなにいい食事をしてたって故障はするのでしょうけど。
そんなことで、今回の故障も治りが悪いなぁ、と思っていたら、そういえば「腱」を痛めてた、と改めて気づいたのですね。
今週からは少しは仕事にも慣れてきて、終業後のウォーキングを行う元気も残っていそうですので、夕涼みがてら歩きながら様子を見ていこうと思います。