8月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

今年の8月は疲労と共に過ごしたひと月となりました。

暑さを理由にしたくはないのですが、今シーズンは少なからず暑さが影響したようにも思えました。

7月に岩櫃城忍び登山レースに参加して以降、若干疲労感がそれまで以上に増した気がしていて、本来そこでしっかり休みを入れるべきでしたが、平日の休みが取れ山に行ける日が限られている中で、どうしても疲労を押して山に行くことになったのですね。

7月最終週にチャレンジした甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根登山は、もともと疲労感を強く感じていた中で強行しました。

その日はどうにか最後までしっかりと走り切れはしましたが、振り返るとあそこで脚へのダメージが一線を超えてしまったようにも思います。

念願叶って甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根を完登。ただしダメージは少なくなかった印象。

その後珍しく昼間は起きてられないほどの疲労感を感じる日が何日かあり、何となく毎日が眠気を感じながら生活するような状態が続きました。

そのような状態でも夏の休暇でしかできないこともあり、若干無理をしながら登山に出かけたり旅行をしたりして休みを過ごしていました。

疲れを感じれば、昼寝をしたり夜早く寝たりしながらその都度疲労感を軽減させていきましたが、確実に不調のフェーズになってしまったと気づいたのは嬬恋スカイランのバーティカルに参戦した時でした。

昨年は感染症明けの万全でない中で出走した嬬恋でしたが、今年はその時の記録よりさらに2分も遅れました。

アップの時から頭がくらくらし、脚の重さも明らかに感じられる状態。

昨年は、感染症明けの万全でない状態でしたが、今年はその記録よりもさらに2分も遅れる結果となりました。

初めはオーバーペースかと思われましたが、実際には昨年とほぼ同じペースで登り続けていて、そのペースが信じられないほど苦しく感じました。

ここまで不調に陥ったのも久しぶりで、生活にも影響が出るほどの疲労感はまさに慢性疲労そのものの症状でした。

昨年とほぼ同じ練習メニュー、スケジュールでトレーニングを継続していながら、なぜ今年はここまで大きな不調に陥ったのかを考えてみました。

考えられたのは、6月に5000mのトラックレースを2本走ったこと。

昨年も6月には一本5000mを走りましたが、今年は両日とも、特に二本目は猛烈な暑さの中でのレースとなり、体へのダメージはかなり大きかったと思われます。

その後、そのダメージを抱えたまま岩櫃城のトレイルレースへ参加。

あまり疲れは感じず、レースの結果も満足いくものでしたが、ここまでの連戦で体へのダメージはかなり蓄積されたように思います。

確かに、昨年度の冬場も毎週レースに出てはいましたが、やはりそこは気温の低い冬場のレース。夏場とは体への負担は全く違うことに気づきました。

振り返ると、35度近い中、強度の極めて高いレースに出走した際のダメージは、冬のレースとは全く違うことに気付かされました。

そうした中で、8月は休養を余儀なくされたこともあり、大の月であるにもかかわらず久々に月400kmを下回りました。

月400kmを切ったのは、今年の3月(休養期)以来

ただ、今月は昨年以上に気温の高い日が多く、首都圏は湿度の高さも尋常でなかったため、無理に長時間走ったとしても、いずれは走れないほどの疲労が蓄積したことは想像できます。

本来であれば、7月下旬に一旦まとめて休養をとり、一度リフレッシュしてから8月を迎えるべきではあったと思います。

6月から続いた猛暑の中の連戦、そのダメージを侮ってはいけないと痛感した今年の夏でした。

レースの疲労が抜けないまま、解糖系を刺激する強度の高い練習を継続したのも調子を落とした原因の一つであった気もします

さて、9月は一周目に久々のロングトレイルレース、下諏訪トレイルレースに出場します。

自身の体調の問題もあり、基本的にはロングトレイルは回避しているのですが、今回の下諏訪トレイルは大好きなKTFさん主催の新レースであること。さらに、霧ヶ峰付近の景色の良い稜線を走り続けることができる絶景トレイルレースというのも気に入り、長時間走り続ける練習としてエントリーすることにしました。

少し距離が長いため、ダメージが残るのが心配ではありますが、序盤からしっかり抑えながら体にかかる負荷を最小限にとどめたいと考えています。

8月は解糖系にも刺激を入れたため、ダメージが大きかった気がします。

7月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

7月は暑さも厳しくなり、仕事を中心に色々とストレスも多く、本来誕生月で好印象な月だったのですが、今年はなんとなくしんどさが勝った月になった印象です。

そして、その印象をより濃くしたのが例年シーズン前半のポイントに挙げていた富士登山競走のDNSであったことは言うまでもありません。

今年は、昨年度のVGAMES JAPANでシーズン総合10位以内に入ったことから、アスリート枠でのエントリーとなっていました。

アスリートビブスも105番という良すぎる番号をもらっていただけに、これを回避するのは正直痛かったですね。

しかし平日開催のレースでは数年に一度こう言うことはありがちなことで、こればかりは社会人ランナーの宿命みたいなものです。

一方、その代替で出走した岩櫃城忍び登山では、短距離レースの二本立てという変わり種の種目「火影コース」でなんとか総合優勝を果たし、トレイルレースとしては初めて年代別でない総合優勝のタイトルを獲得することができました。

公式Photoより。平地のLTやVO2Maxが試される、自分にとって相性のいいコースでした。

VGAMESのようなメインレースではなかったとはいえ、どのようなレースでも総合優勝は嬉しいものです。

特に1本目の本丸コースは、序盤から単独で先頭を走り、下りを快調に飛ばして走るのがとても気持ち良かったのを覚えています。

先月は、一月を通して解糖系に刺激を入れる月間と捉えていて、毎週のように400mのインターバルを取り入れてきました。

このレースに出走した時は、まだその練習をそれほど積み上げてはいなかったのですが、ある程度の「スピード」に余裕があったのは事実です。

そのレース後、2週ほど経過した際の400mでは、7月に初めて取り入れた時よりも2〜3秒平均ペースが上がっていたので、この年齢でもある程度継続することで解糖系を戻すことは可能であるなと実感しました。

7月は解糖系に刺激を入れ、スピードを戻す月間でした。

また、それと並行して、7月は登山の割合も増えた月になりました。

どちらも往復で20km以上になるロングコースでしたので、ランニングの走力強化にはならないとしても、基礎体力のようなものを高めるには良いトレーニングになった気がします。

特に、最終週に行った甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根コース往復は相当タフなコースで、登りではほぼ筋トレのような負荷がかかりました。

普段筋トレは一切やらないランマニアにとっては、登山やトレイル練習は筋トレに近い効果があるように感じています。

もっとも、それ意識して山に行くというよりは、単なるレジャーなのですが。

後半はほとんど岩登りとなる黒戸尾根。ほぼ筋トレのような感覚でした。

なので、月間の総走行距離としては450km近く達成したものの、登山の40kmがあるので走トレーニングとしては、自身の平均的なレベルとなりました。

忍び登山も入れると約10%はトレイル練習となりました。

一方で、4月からは4か月連続で月当たり400kmを超え続けているので、一定のボリュームは維持できている状態です。

かなりの暑さが続いた7月でしたので、ここでの地味なジョグの積み重ねは秋以降に効いてくると信じて地道に続けてきました。

登山の疲労も2〜3日続いていたので、暑さのだるさと相まって7月はずっとジョグが重たい状態が続き、1日1日粘り強く距離を積み上げていく感覚でした。

4月以降月400km以上は4ヶ月継続。

さて、8月はもう少しじっくり長めにジョグを続ける余裕が出てきそうなひと月になります。

ひと月だけ頑張っても何かが変わるわけではないのですが、ここ1年半ほどは現在の400〜450kmで頭打ちになっていることから、この壁をどこかで破りたいなと思っているところです。