こんにちは、ランマニアです。
2025年も今日で最終日。今年も競技等では色々と収穫のあった一年になりました。
ランマニア的にはシーズンは春から春に設定してあるため、現時点では1年の終わりであってもシーズンの終わりではないため、まだまだシーズンを振り返るには時期尚早かと思います。
とはいえ、色々あった2025年を改めて振り返り、自身が目指してきたことや課題などを整理するいい機会ではあるなと思っています。

まず最も大きかった変化、というより到達点としては、初めて年間の走行距離が5000kmを超えたことです。
昨年も4800km以上を走り、その前年から約1200kmほど距離が延びて大きな手応えを感じていたのですが、今年はさらにそこから距離を延ばせたことに大きな意義を感じています。
というのも、昨シーズンは年間を通してどの種目、距離においても安定して結果を残すことができ、以前とは明らかに走力が高まった感覚を得ていました。

故障もしなくなり、継続してトレーニングを積み重ねることができたことも大きかったです。
総じて「走るための基礎体力」みたいなものが確実に向上し、故障や調子の波の減少に大きく貢献したように思います。
たくさん走ればいい、というわけではありませんが、やはり長いスパンで見た総走行距離は、長距離種目で安定して結果を残すためには大前提として必要な要素であるなと感じました。
そうした気づきがあった上での今シーズン。ここまでのところ概ね満足のいく結果が出続けていますが、それについても昨年よりもさらに走行距離を延ばした上で達成できていることに、長距離選手としてのあるべき姿に近づいてきた印象を持っています。
12月はそんな2025年を象徴するように、過去最長の月間走行距離になりました。

特にそれを意識して走ってきたわけではありませんが、仕事の休憩時間等を利用して、無理なく距離を踏む工夫をしてきたところ、目標としている月500kmにようやく近づけた印象です。
また、12月は2度のレースがそれぞれかなり距離の短いバーティカルレースと駅伝であったため、週末に距離を維持することができない週があり、それを補う意味で平日の距離を増やす工夫を取り入れてみました。

その結果、思ったよりも心理的に負担とならずに練習を組み込むことができ、その2週分のボリュームを補うことができました。
12月に走った2レースについては、上旬の吾妻山登山競走では、やや風邪気味の中ではありましたが最低限の走りはでき、なんとか年代別の1位、シーズンを通してのV Games Japanでも2年連続の年代別優勝を果たすことができました。
来年度は超エリート選手が48歳になるため、おそらくこうした結果を残せるのも今年が最後かなと思ってはいます。

一方、12月の下旬には例年であれば吾妻山登山競走の翌日にあたっていた恒例の地元駅伝、入間市駅伝に参加しました。
昨年からチーム事情(というか自身の実力不足)で、2.5kmの最短区間を任されることとなり、ある意味気楽に参加できるレースとなりました。
昨年は8分を切れずにスピードの低下をもろに実感しましたが、今年は前日がレースではないため、なんとか7分台で走りたいと思っていました。
幸い、当日の調子はそれほど悪くはなく、アップの時点で流しも快適に行え、初めからスピードに乗って押し切ろうと考えていました。
案の定、襷をもらってからすぐにトップスピードに乗ることができ、体感的にVO2Maxのギリギリの努力度を攻め、2km前後で若干中弛みはしたものの、最後までどうにか押し通せた感じはしました。
結果は目標の7分台ギリギリで走ることができ、とりあえず3分10秒ペースで2.5km程度は走れる走力を確認できたのは収穫でした。

12月はこの短距離レースが2レースだけでしたが、マラソントレーニングに移行している中である程度のスピードを維持できたことはいい意味で誤算でした。
というより、マラソン練習をしつつもこれくらいのスピード能力を維持したいとは常々思っているので、このラインは最低限の水準として維持しなければならないなと感じています。

さて、年が明けてからはいよいよロード、駅伝レースが目白押しです。
1月は約30年ぶりに出場する横田基地のフロストバイトレース(ハーフマラソン)と恒例の奥むさし駅伝(10km)。
2月は埼玉県駅伝と青梅マラソン(10km)。
そして今シーズン最大の目標レースである東京マラソンが3月に行われます。
ロード&駅伝でLT域〜VO2Max域に刺激を入れつつ、その合間に距離走を入れてマラソンの脚作りを継続していこうと考えています。

