5月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

今月は仕事に気持ちのリソースを取られ、通勤ジョグは継続できたものの、なんとなく心ここに在らずの状態で走ることが多かった一月になった印象です。

そうした中でレースはトレイルが2レース。恒例の上田バーティカルと昨年手応えをつかめた経ヶ岳バーティカルリミット。

上田バーティカルは、例年トレイルレースの初戦ということで脚がまだ山に慣れていない状態での出走となるため、記録的にはイマイチなことが多く。

今年も高強度の練習は十分足りていたものの、4月に引いた風邪が長引いていて、昨年よりもかなりタイムを落としました。

ただ、そうした中でも最低限の走りはでき、上田バーティカルでは初の年代別1位になることができました。

記録としては満足いくものではありませんでしたが、上田では初の年代別1位を獲得できました。

5月の上旬は、4月に引いた風邪を引きずり、なんとなく毎日がだるくジョグをしていても頭がくらくらする感じがありましたが、中旬以降はようやく日常生活にも元気が出てきました。

週末の高強度練習でも、まずまずのペースを維持でき、今シーズンは練習を失敗することも減ってきた印象です。

昨年以上に記録を追わず、その日の練習を完遂するための余裕度を意識して走るようにしたところ、高強度の練習を比較的楽にこなせるようになってきました。

平日のジョグは基本10マイルを維持し、週末も余力を残して高強度を終える、というサイクルで練習を継続していたところ、調子も徐々に上がってきました。

今月は2レース走りながらも、高強度練習の頻度も維持し、定期的にVO2MaxとLT域に刺激を入れることができました

5月下旬の経ヶ岳バーティカルリミットは、昨年かなりいい走りができ、下りもあるスカイレースの中では、自分にとってかなり適性の高いトレイルレースだと感じていました。

また、スカイレースにしては珍しく行きと帰りに5km弱のロード区間があり、ロードをメインで練習をしている自分にとっては比較的走力を発揮しやすいレースなのかもしれません。

登りのトレイル区間はかなり急峻な登山道で、かつ累積1500mもあるためここでできるだけ力を温存することがこのレースのポイントで、それ如何で帰りの走れる下りトレイル区間のタイムが変わってきます。

ただ、今年はその登りで若干抑え過ぎたせいか、下り区間の記録はかなり速かったものの、結果的に昨年よりも45秒近く記録を落としました。

それでも苦手なスカイレースで年代別2位に入れたのでレース自体には満足できました。

マスターズ世界選手権金メダリストが同年代となり、全く歯が立たず、2位になるのが精一杯

普段あまり練習していないトレイルレースは脚への負担が大きく、一度レースに出るとしばらく調子を落とすのですが、今月はその中で最低限の距離(30日走行距離で400km以上)を維持することはできました。

ここは昨年度から月間400kmにこだわってきたため、どうにかそれを維持できて目標は達成できました。

ゆっくりでもいいので、とにかく粘り強く距離を踏むことで次第に状態が上がってくることは、昨年かなり実感できたところでした。

同じジョグを継続するにしても、疲労に応じてペースで調整するのは練習を継続するためにはかなり重要なポイントだと感じています。

今月は421km。大の月にしては少ないですが、こだわってきた月間400kmは最低限維持できました。

また今月はレースも含めると計5回の高強度トレーニングで刺激を入れることができました。

解糖系は週1の200mで最低限入れるだけですが、トレイルを含めるとVO2MaxとLT域にはそれなりの時間と距離を割いてきたので一月のトレーニングとしてはそこそこの刺激が入っていると考えられます。

今月のトレイル2レースはいずれも強度が高く、体への刺激は満遍なく入った一月になった印象です

5月はレースも含めてほぼ予定通りに狙った速度域、強度に刺激が入り、ボリュームも維持できひとまず目的は達成です。

6月はトラックレースを2回予定しているため、この5月に入った刺激をトラックのスピードに活かしていきたいと思います。

4月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

新年度から職場が変わり、この一月はライフスタイルも一新され、日々の業務も慣れないものとなり、まずはこの新しい生活に慣れるのに相当なエネルギーを要していました。

本来であれば走るだけの精神的余裕もなくなりそうなものですが、幸いなことに今回の職場は比較的通勤ランがしやすい立地で、終わってみれば30日間走行距離が、過去最長の450.9kmを積み重ねることができました。

新生活が始まり練習の継続が課題でしたが、終わってみれば450kmを超え、過去最長の30日間走行距離となりました

また走行距離だけでなく、今月は週末の高強度練習も、想定していたゾーンの中でも現在の能力のギリギリ上限付近でこなすことができ、好調が維持できた一月となりました。

例年、3月にシーズンが終わった後は比較的長めの休養期間を入れるため、4月は調子が上がる傾向がありますが、それを考えてもかなりいいペースで高強度練習を継続できました。

特にVO2Maxインターバルは、昨シーズンどんなに調子が良くても1kmを3分15秒で走るのが精一杯でしたが、4月には3分13秒、11秒、15秒と、ここ数年では最も速く走ることができました。

もちろん、定期的な高強度練習ですので、それほど無理をしたわけではなく、体感的なVO2Maxペースで走っただけでしたが、そのペースが昨シーズンよりもかなり速くなった印象です。

2回のLT走は1km3分30秒ペースで、1度のVO2Maxインターバルは最速1km3分11秒でこなすことができました

一方では、今月は上旬に熱発して以降、風邪症状がずっと続いて体調自体はあまり良くない状態で練習を続けてきました。

高強度練習を入れてもほとんど影響が出ないので倦怠感はありながらも練習を続けてきましたが、正直仕事をしている最中もかなりしんどく、この4月はなんとなく不調のまま終わった印象です。

今週に入りようやく症状も緩和され、久しぶりに体が楽になりある程度力を込めて走れるようになってきたところです。今週の祝日には午後に登山を入れる元気も出てきました。

この時期は一年の中で最も登山が楽しめる季節なので、近場で気軽に登山をすることにしています

5月からは、まずはトレイルレースを中心としたレース期間が始まります。

今シーズンも、トレイルは登り勝負のバーティカルを中心に、高い強度に体を慣らしていこうと思います。

また、昨年よりもトラックレース(主に5000m)を増やし、こちらも強度の高いレースに身を置こうと考えています。

最終的にはマラソンでのPBを目指したいと思っていますが、秋頃までは高い強度のレースを取り入れながら体に刺激を入れたいと思います。

今月はLTとVO2Maxを中心に刺激を入れました。ジョグによる基礎構築の段階でも昨シーズンよりも手応えを感じました

明後日は今シーズンの緒戦、上田バーティカルレースです。

体調がイマイチですし、山の練習をほとんど入れていないため、昨年以上の成績を収めるのは難しいと感じますが、最後まで一定の強度で押し通しながら粘れる走りを目指したいと思います。