12月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

さて、今日で2024年も終了です。

シーズンは4月始まりのため、ランマニア的には年の切り替わりがシーズン終了ではないので、トレーニングやランニングに関しては別段ここで区切りをつける理由はありません。

しかし、11月に大きなマラソンレースを2つ終え、その後ぐだぐだにならずに12月のトレーニングをしっかり積めた上で、1月からのロード&駅伝シーズンを迎えられると言う点では、ここで一区切りつけて1月からフレッシュな気持ちでレース期間を迎えると言うのも悪くはないかな、と思ったりもします。

今述べたように、正直12月はどうなってしまうのか若干の心配はありました。

と言うのも、一月に2レースものマラソンを、そこそこの好タイムで走った後にダメージが残っていないはずもなく、疲労や不調に陥るだけならまだしも、故障などをしてしまうと1月からの駅伝&ロードを全て棒に振ってしまいかねないリスクがありました。

なので、12月に関しては、日々自身の体調や脚の疲労状態を注意深く監視して、少しでもおかしければまとまった休みを入れるつもりではいました。

しかし、終わってみると、3週目の週末に連戦となったバーティカル最終戦と入間市駅伝でも比較的良い結果が得られ、大きな不調に陥ることなくトレーニングを継続することができました。

V GAMESの最終レースとなった吾妻山登山競走では、本レースと年間ランキングでも年代別1位になることができました

Xの方では何度も言及しましたが、トータルの走行距離が伸びたことで、一度の練習やレースからのリカバリーがだいぶ改善され、大きなダメージを受けにくくなり、回復しやすくなったことが一つの要因として考えられました。

その結果、マラソンのようなかなりの負荷のかかるレースが入っても、強度を抑えた練習を継続していくことで、体の状態も緩やかに回復していくことが実感されました。

12月の練習もおおよそ予定通り実施することができ、計画していた負荷をかけることができたと思います。

12月は、再び一旦VO2Max中心に負荷をかける月として、レースも含めて4週連続でVO2Maxの強度に揃えました。

12月に関しては、1月の駅伝やロードレースに備えて一度強度を上げて、5kmや10kmのレースペースに耐えうる体に戻そうと考えていました。

11月はマラソンを2本に加え、ロング走も1回入れており、10月まで遡ってもハーフマラソンやロングトレイルなどで、脚や体にかかる負荷が大きなダメージとして残るものとなっていました。

一方、VO2Maxの強度で3km程度ならば、そこまでの負荷はかからず、10〜11月ほどのダメージは残らないだろうと考えていました。

実際、1kmあたり3分20秒〜10秒くらいのペースで走っても、呼吸は猛烈に苦しくなるものの脚の疲労はほとんど残らず、無理なく4週続けることができました。

12月は最後にロング走を入れましたが、それ以外は全てVO2Maxインターバルを入れました

一方、今月もトータルで450kmを走ることができ、これは2024年では一月あたりの最長走行距離で、30日間走行距離で435kmと小の月換算でも目安としていた距離に届きました。

この結果、年間4800kmを超え、おそらく大学を卒業して以降では最も距離を踏んだ1年となったはずです。

今年は年間4800kmを超え、400kmを超えた月も8回あり、安定して練習を継続できました。

そうした練習の積み上げは、1年間を通してのレース結果にもだいぶ反映された印象で、目標としていたV GAMES JAPANの年代別年間ランキング1位とバーティカル日本選手権年代別1位という、長期間にわたって安定した走力を維持する必要のあるタイトルの獲得につながったと考えています。

また、それと両立してマラソンにおいても安定した成績を残せたことも同様の理由を考えています。

現時点では今シーズンの取り組みが比較的良好に反映された2024年となりました。

ここまでの結果には十分満足していますが、今後、1、2月の駅伝&ロードに加え、3月に控えている板橋シティマラソンまで安定した結果を残せて初めて今シーズンのトレーニングとその成果が完成すると思っています。

そのためには、とにかくまずは故障をしないこと。そして欲張らずに、余裕を持って日々の練習を着実にこなしていくことが重要だと考えています。

11月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

マラソンレースを2レース入れた11月も終わりました。

当初はマラソンを二度も走るつもりはなく、また1レースでもマラソンを走れば、当然しばらくは疲労が抜けないため、月当たりの走行距離もだいぶ落ちるだろうと想像していました。

しかし、終わってみると今月の30日間走行距離は420kmを超え、8月から4ヶ月連続で400km以上の走行距離を確保することができました。

8月以降4ヶ月連続で400kmを超え、今年は7度目の400km超えとなりました。

マラソンを含め、レース後のリカバリーも早くなった印象で、10月のレース月間においても通常の走行距離を維持しながらもレースを定期的に取り入れることができました。

やはり、通勤時の練習で、朝と夕方の2部に分けて走ることで、多少の疲労を感じても練習はしやすいですい、思ったよりもダメージが残りにくいというやりやすさはあります。

ただ、11月はロング走も入れるとマラソンレースペースで走った距離が100kmを超え、同じ走行距離でも相当な負荷がかかっていたことは事実ですね。

マラソンレースペース、いわゆるMペースでの走行距離は100km超。およそ25%にも及ぶ走行距離でした。

しかも、11月は完全レストの日が6日間もあり、練習実施日は24日。24日で424kmでしたし、そのうち25%がマラソンペースだったことから、脚だけでなく、脳やその他の生理学的機能にもかなりの影響があるものと思われます。

そうしたことから、今は非常に故障のリスクが高く、ただのジョグにしてもあまりペースを上げたり、ダイナミックなフォームでガシガシ路面を叩いていると、割と簡単に故障が発生してしまうと危惧しています。

なので、先週は平日のジョグの距離を抑え、さらに努力度も抑えに抑えてジョグを継続したところです。

11月はレスト6日。24回の走行回数で424km走りました。

10月、11月と、かなりハードな2ヶ月を送ったことは間違いなく、今後どこかで不調期間が訪れると思います。

とはいえ、12月は第三週にバーティカルのシリーズ最終戦、吾妻山登山競走があり、ここでは年代別のシリーズ総合順位が確定する大事なレースとなります。

吾妻山登山競走は、距離は2.5km程度の超短距離トレイルレースなので、ここからの二週間は若干スピード、VO2Max強度に寄せた練習を取り入れ、体を高強度に慣らしていこうと思います。

どうにか、ここまではしっかり練習を継続して、いい形で2024年を締めくくりたいところです。

10月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

レース月間だった10月もあっという間に過ぎ去り、終わってみれば4レース全てに出場したハードなひと月となりました。

当初、志賀高原エクストリームトレイルの負荷がかなり高そうだったため、びわ湖バレイスカイランは回避する予定でしたが、せっかくの日本選手権でタイトルを取りたいという気持ちが高まり、結局強行日程で出走することになりました。

そんな10月は、第一週の高島平ハーフマラソンからスタートしました。

久々の公認ハーフマラソンでかなりモチベーションも高まり、調子もまずまずではありましたが、残念ながらレース前にトイレをしっかり出すことができず、途中二度のトイレ休憩によってタイムは過去最低のものとなってしまいました。

ロスタイムを除けば、1時間14分台も見えていたレースだっただけに、公認記録として残せなかったのは残念でした。

久々の公認ハーフに出走し快調にペースを維持しましたが、無念のトイレ休憩で終了

続いて第二週は、スカイランニング協会が設定しているバーティカルのシリーズ戦、VGAMES の公式戦、烏帽子スカイラン。

烏帽子のバーティカルコースは、序盤から比較的走れる傾斜の続く、バーティカルとしてはやや距離の長めのレースで、自分としては参戦以降得意としているコースです。

今回は、年間シリーズの総合ポイントにも関わるレース、さらにはマスターズ部門では数少ないポイント対象レースということで、個人的には失敗したくない大事なレースとして位置付けていました。

結果は、ベスト記録には及ばなかったものの、トップから7分30秒差の総合7位、マスターズ部門でも年代別1位となり、ひとまず年間シリーズのポイントを確保することができました。

バーティカルは自分でも得意に感じている種目なので、目標が達成できて満足感は高かったレースでした。

走れる登りと最後の絶景は、このレースが個人的に最も好きなバーティカルレースの理由です

そして第三週は一転、最も苦手な長距離レース、志賀高原エクストリームトレイルのロング55kmです。

55kmという距離は、昨年の世界選手権で走って以来の長い距離で、スカイランニングでは「SKY ULTRA」のカテゴリーに位置します。

なぜこの最も苦手としているレースを走ろうと思ったかは、今回はこのロングコースが、スカイランニング協会の全日本選手権、SKY ULTRA部門に設定されていたことと、このエクストリームトレイルのコースが、紅葉で色づいた静かな志賀高原を淡々と走れるのが楽しかったからです。

季節的にも、標高的にも、まず暑さは気になりませんし、多少寒くても走ってしまえばちょうど良い体感温度となることから、スカイレースの中でもこのレースは最も好きなコースだったのですね。

ただ唯一の懸念は、55km、累積2850mもの本格スカイレースを、ほとんど山練習をしないで果たして走り切れるのだろうか、ということでした。

結果的には、ペースを抑えることで体力的には全く問題なく走り切ることができましたが、最大のトピックスは、最初の登山道が終わってゲレンデに入る木製の階段で、前方向に豪快に転倒してしまったことでした。

かなりの勢いで転倒したので、左腕と胸部、そして両大腿部と膝を強打し、あまりの痛みにしばらく動けなくなるほどでした。

特に、左大腿部の痛みは尋常ではなく、着地と膝の屈曲ができないほどの痛みで、一瞬リタイアが頭をよぎりました。

しかし、骨折をしたわけではないと思うと、とにかく痛みさえ堪えれば走れると判断し、結局その後40km以上も痛みを堪えて走り通すこととなりました。

最終結果は、ほぼ目標タイムでは走れたものの、マスターズ部門では4位となり、残念ながら入賞を逃すことになりました。

それでも、骨折等の大怪我にはならずに、どうにかSKY ULTRAのコースを完走できたことはある程度の自信となりました。

毎年期待通りエクストリームな天候になる志賀高原。コースの美しさは随一です。

本来ならここで10月は終える予定でしたが、この志賀高原でメダルが取れなかったのが相当に悔しく、打撲の痛みもなんとか回復したこともあり、直前で第四週のびわ湖バレイに参戦することにしました。

このびわ湖バレイのバーティカルも、以前から得意としているコースで、今回このコースがバーティカルの日本選手権となったことから、なんとかタイトルを取りたいという気持ちが高まっていたのですね。

志賀高原の疲労はあったものの、脚が動く限り、呼吸が一定のきつさを超えないように、ギリギリのラインで走り続け、どうにか年代別の1位となることができました。

タイム的にはもう少し伸ばしたかったところでしたが、最後はライバルの選手とのデッドヒートとなり、久しぶりに吐きそうになる程追い込めたので、レース内容としては満足できました。

びわ湖バレイスカイランの最大の目玉はフィニッシュ後のこの絶景。さらに帰りは楽ちんゴンドラで帰れるという、だいぶ甘んじバーティカルなのがついついエントリーしてしまう所以です。

終わってみれば4レースに出走した10月でしたが、月あたりの走行距離もこれまで通り400kmを超え、30日間走行距離も420km台と、レース月間ではありましたが安定して練習を継続できました。

初の3ヶ月連続400km超えを達成。明らかに回復力の高まりを感じ、4週連続レースを実現できたのもこの走行距離の賜物だったと思われます

レースは最初のハーフマラソン以降は3週連続トレイルレース。

ここは、スカイランニングに取り組んでいるとどうしてもレースが立て込む時期になってしまうため、このトレイル月間をどうトレーニングに結びつけるかですが、今回は2戦あったバーティカルではLT系やVO2Max系に刺激を、スカイレースでは有酸素系とエネルギー代謝系に刺激を入れられたかと思っています。

トレイル率が高くなった10月ですが、ハーフも走ったため、総じてLT系に刺激が入ったと思われます。

今月も、毎日のトレーニングは通勤経路を走りにあて、概ね10マイルは走るように意識しました。

正直、もうそろそろこの距離を超えても問題はなさそうですが、睡眠時間の確保と夕食の時間を考えるとどうしてもこの距離までが限度かなと思います。

平日のベースは2部練での10マイルジョグ。体力的には18kmにまで伸ばしても大丈夫そうですが、現状のライフスタイルでは限界かもしれません。

さて、11月はいよいよマラソンレースが始まります。

とは言っても、記録を狙うというよりはトレーニング的な意味合いと、レース自体を楽しみたいという目的で出場するレースです。

来週の松本マラソンは、義理の両親がいる地元。

年に数回訪れる松本の地を、マラソンレースで走れるというのが今から楽しみです。

そして、その二週間後は2年ぶりに出走するつくばマラソンです。

つくばは、マラソンを始めた頃は毎年のように自己ベストを更新するような走りやすいコースで、ここのところはずっと距離走代わりに走っていました。

松本の二週後ということで、おそらく万全ではないでしょうが、できればコースの良さを活かして久々に2時間40分台では走っておきたいとは思っています。

9月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

9月も終わり、いよいよここからレースシーズンが始まります。

レースが立て込むと、どうしても練習量が減っていくのでこの1ヶ月は少し意識して走行距離を積み重ねました。

そのせいか、今月は30日間の走行距離としては社会人になって最長の440km超えを記録しました。

社会人になって最長の、30日あたり448kmを走れた9月

最後の20km距離走は、流石にレース疲れも重なりかなり脚に来ていましたが、それでも以前なら途中で辞めてしまっていたような疲労度でも、脚力で押していける感覚を得ることができました。

また、今月の練習サイクルの中に組み込まれていたトラック5000mでも、前走の関東マスターズより10秒ほど速い16分40秒でまとめられ、練習を継続しながらもパフォーマンスを維持できる体になってきた印象です。

M&Kディスタンスでは50代最初の5000mでなんとか40代最後の記録を上回ることができました

今月はトラックレースに出たとはいえ、練習内容としてはLTやロング走が中心で、マラソントレーニングに移行する期間となりました。

しばらくマラソンペースから遠ざかっていたため、長い距離をペースを上げて走ることに脚が慣れてない感覚ですが、ここから少しずつ戻しておこうと思います。

今月はロング走を2回、LT走を1回と、徐々にマラソン向けの練習にシフトしてきました

9月は平日のジョグの距離を最低でも15km超えを意識したことで、トータルのボリュームを増やすことができました。

週あたりはだいたい100kmを維持してきたため、一度にまとめて走ってもリスクが高まらないのはおおよそ25kmまで。

なので、週末に時間が取れても一度に走るのは20km程度にしておきました。(最後の距離走の時だけは27kmを越えましたが)

平日はなんとか15kmは維持しましたが、週あたりは100km程度なので、まとめて走っても問題ないのは25km程度まで。

10月は、緒戦がいきなり高島平のハーフですが、ここはロング走の一貫としてあまり突っ込みすぎずに、後半ペースを上げていくくらいの余力を持って走ろうと思っています。

その翌週の烏帽子バーティカルは、バーティカルといっても割と走れる長めのコースで、ここもLT程度の負荷がかかるレースとなります。

この二レースで、比較的強い負荷を一定時間かけ続ける練習をして、最後はその翌週の55kmのログトレイル、志賀高原エクストリームトレイルで長時間走に慣れたいと思います。

8月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

8月も7月に発症した感染症の影響で、しばらく調子を崩し、練習やレースでも万全の走りができないでいました。

7月は仕事や日常生活もままならいほど倦怠感が強く、眠気からくる「やる気の出ない」状態がずっと続いていましたが、8月に入り、それがようやく抜けつつありました。

それでも、ジョグをすると後半は脚が止まってしまい、その後は全身がだるくて仕方がない状態は続いていました。

高強度の練習も、良かった時の7割くらいの力でないと走れず、走行距離・時間も5割ほどしか続かない状態は続きました。

とにかくやれることを継続しようと、その状態でもやれる練習を続けてきましたが、8月中旬に旅行で登山をした翌日、再び発熱をしてダウンすることになったのですね。

久しぶりに「登山」をしに八ヶ岳へ。この日は快適に歩けましたが、翌日に発熱。

ただ、ここで再び38度近い熱が出たことで、なんというか若干頭の重さやだるさが軽減された気がしました。

体の中にずっと燻っていたウィルスの残骸が、この発熱でようやくトドメを刺されたというか、そういう感覚は得られました。

1日寝たら解熱し、翌日には普通にジョグができました。

そして、発熱から中5日で迎えた嬬恋スカイランのバーティカル。

相変わらず、朝は頭がくらくらし、アップでもどこかだるい感覚を残しながらもスタートを迎えましたが、以前のような「やる気のなさ」はほぼなくなり、久々にレースに対して緊張感が高まるのを感じました。

疲れている時は、なかなか気持ちも高まらないのですが、今回のレースでは珍しく緊張し、調子自体は悪くないのかな、とどこか走れそうな気もしていました。

VGAMES JapanのV2レースに指定されている嬬恋スカイラン。年間ランキングのポイント対象レースです。

結果は、自身の感覚通り、発熱後中5日という状態にしてはしっかり脚が動き、若干OPとなったものの年代別1位となることができました。

記録もこのコースの一つの目安となる「20分台」まで後少し、という30分16秒と体の状態を考えると十分な走りができました。

50代の部では最年少だったため、最低でも優勝はしないとな、と思っていました。

ただ、この後もだるさが悪化したり、症状がぶり返したりを繰り返し、土日の練習後は半日寝て過ごしてしまうような日もあったりと、なかなか体が元に戻らないことに若干焦りも感じ始めていました。

週末の高強度練のタイムも徐々に戻ってきているし、ジョグのペースも楽に維持できるようになってはきているのですが、とにかくだるい。

そして今日、今月2度目のVO2Maxインターバルを敢行。

アップの時は、いつも通り脚がだるく、今日もダメかなと思っていたところ、苦しいながらも脚はしっかり動いてぐいぐいと押していける感覚が戻り、7月6日以来、1kmを3本行うことができました。

練習後も倦怠感はほとんどなく、起きているのもしんどいような眠さも発現せず、一日元気に活動することができました。

ようやく体が元通りになってきたかな、と実感できる状態になりました。

調子がすぐれないながらも、月に2回のLT走とVO2Maxインターバルを入れられたので、最低限の走力は維持できたかなと。

今月は、山歩きを20km強行ったとはいえ、トータルで大体430km走ることができ、ボリューム的には今シーズン2番目の距離を確保できました。

頭が重かったり倦怠感がありながらも、脚自体は疲れていなかったため、意外にも距離と練習のバリエーションは比較的理想の一月を送ることができたかなと。

主にLT域と最大酸素摂取量に刺激を入れる1ヶ月になり、トレイルも組み合わせて最低限の強度バランスは保てました。

また、30日間距離でも400kmを超えていたことから、今年は月400kmを比較的余裕を持って継続することができています(先月は発熱休養が5日ありましたが)。

15km、場合によっては20kmのジョグをしても翌日には疲労感が軽減されることも多くなってきたので、ボリューム増加による回復力の改善は実感できる程度になってきた印象です。

今年は400km越えの月がすでに4回。ここ数年で400km越えは一度しかなかったことから、確実に体は変化していると信じたいです。

さて、9月からはいよいよトラックとロードレース、そしてトレイルレースが盛りだくさんで、ここまでの練習を続けることは難しくなってきます。

9月22日のトラック5000mまではまだ少し時間があるので、もう少しジョグで距離を積み上げる期間を延長し、レース月間にボリュームが低下する前に下地を整えておこうと思います。

7月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

8月ももう5日というところですが、7月の練習を振り返ろうと思います。

この7月は、社会人になっておそらく最も体がしんどい1ヶ月間になってしまったと思います。

思い返すと、ちょうど一月前の7月6日あたりに行ったVO2Maxインターバルで、ペースは悪くなかったのですが、何か変な脚のキツさを感じ、余力も残せず練習を終えた日がありました。

また、その翌日は20kmのジョグをしたのですが、これもたかだか20kmで終盤にやめたくなることなどそうそうないのですが、この日もやはり終盤脚が変なだるさでペースがガクッと落ちる始末。

そして、本格的に体の異変が現れた7月8日の富士登山競走の試走日。

ただの疲労では考えられない脚のキツさで、帰りの下りでは歩いたり立ち止まったりしてしまうほどの状態。

帰宅するとすぐに横になってしまいたくなるだるさに襲われ、「ああ、これは熱が出るやつだ〜」とすぐにわかりました。

案の定、そこから5日間も走れなくなる発熱が続き、最終的には最も重要なレースと位置付けていた富士登山競走にまで影響してしまうほど、症状が長引いてしまったのですね。

最悪の結果となってしまった富士登山競走

そんな7月でしたが、結局、8月に入った今日に至っても症状が完全に抜けきれず、走りに影響を及ぼすほどの異変が一月ほども続いてしまっている現状があります。

とはいえ、走り出して仕舞えばどうにかキツさは気持ちで抑えられるため、5連休した以外は練習量や内容にはそれほど影響しなかった7月でした。

発熱で5連休が入ったものの、それ以外の練習は平時と特に変わりなく継続できました。

熱がなければ、もう少しLT走や距離走などを入れて、長丁場の富士登山競走に備えたかったのですが、それをやれる状況ではとてもなく、なんとかジョグだけで最低限の走行距離を維持するにとどまりました。

富士登山競走の前半ロード区間を攻略するため、もう少し距離走は入れたかったところです。

結果として、5連休が疲労を抜くことにつながり、当日は脚の疲労は全くなく、逆に練習で追い込んでいたらロードはもっと走れなかったかもしれないと考えると、今回は休養を入れる重要性を改めて感じられたレースとなりました。

今月は344.9km。5連休の部分を普通に走れば400kmを超えていましたが、体調が悪い中である程度の距離を維持できました。

また、ジョグであればどうにか走る気力が維持できたことから、割と走行距離は落とさずに7月を終えられることができ、最低限の体力維持はかなったかなと思います。

それよりも、早くこの不調の状況を脱したいのが今の第一の希望で、仕事やそのほか生活の中でもなかなか気分が上がっていかないのもストレスになっています。

おそらく、普通に練習していることで、症状の回復に使われる体力や回復力が、走る方に使われてしまっているせいだと勝手に推測していますが、では毎日寝て過ごせば治るかというとそれもなさそうなので、、少しでも通常の日常生活を継続していこうかと思っているところです。

6月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

今月は小の月ということで、月当たりの走行距離は今年度で最も少なくなりました。

というより、先月は31日あったとはいえ440kmも走れていたので、この30日間はかなり距離が抑えられた印象です。

今年度は初めて月400kmを割りました

その要因はとにかくレースが続いたこと。

5月下旬に経ヶ岳バーティカルリミットに出場し、思いのほかしっかりと走れただけにそのダメージが残り、6月に入っても若干距離が踏めずにいました。

最後まで出し切れた結果、ダメージが尾を引きました

そして2周空けてのバーティカル競技、HOTAKA SKYRUN。

走行中の脚の重さから、おそらく経ヶ岳のダメージが抜け切れていない印象で、その中でも最低限の走りはできたものの、徐々に回復が間に合わなくなってきた感覚を得ていました。

走行中の脚の動かなさの割にペースはかなり良く、バーティカルとしてはベストに近い走りができました。

そして今年度序盤のレースとしては、かなり重きを置いていたトラックレースである、関東マスターズ選手権の5000mと1500m。

久々のトラックレース、そして40代最後のトラックレースということで、それなりに手応えを感じて終えたいレースではありました。

5000mも1500mもここ数年では最も冴えない記録となりましたが、久々にトラックレースの楽しさを感じられた選手権でした。

結果は、5000mが16分55秒で1位、1500mは4分38秒でM45の3位と、選手権としては十分楽しめる結果となりましたが、記録が思いのほか振るわず、悔しさの残るレースとなりました。

とはいえ、今にして振り返ると、だいぶレースが立て込んでいて、その中で全開走行を強いられるトラック種目とあっては、その影響は無視できなものであったなと。

トレイルレースのダメージは、もう少し速やかに回復してくれると思っていましたが、特に経ヶ岳のラストはマラソンのラスト並みの努力感であったことを考えると、そう侮れないダメージだったと考えます。

そうした中でしたので、練習の絶対的なボリュームも若干薄くなり、今月は初めて疲労で週末の高強度練習を一回飛ばすことになりました。

レストの日数が1日増えたことで400kmに届かなかったというのと、週末の高強度練習を一週飛ばしたことも疲労の影響が出た月でした。

とはいえ、今月もバリエーションに富んだ練習が組めたことは事実で、今のうちに刺激を入れておきたかったVO2MaxとLTには、かなりの時間を割けたような印象です。

特に、関東マスターズの1500mは久々に「もうこれ以上スピードを上げられない」という限界速度で3分以上走行したわけですので、図らずも解糖系〜VO2Maxと神経系に対して、普段入れられない刺激が入ることになりました。

今月も高強度の練習を最低限取り入れることができました

レースが続いて、そろそろ練習を続けていては疲労が回復しきれなくなってきている感覚はありますが、今年度走行距離が増えたことで、ジョグを継続しているうちに調子が戻ってくる感覚が得られるようにもなりました。

次のレースは、いよいよ7月下旬の富士登山競走、前半戦の重要レースとなります。

疲労を積み上げないよう常に練習を7割から8割程度の力で終わらせることを意識して、調子を維持していこうと思います。

5月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

5月もあっという間に終わり、今日から6月です。

今年の5月は例年よりも涼しい感じがして(本当にそうであったかは不明)、練習をする朝と夕方はかなり走りやすいコンディションが多かった気がします。

5月は当初から若干走行距離を増やそうと考え、いつもの通勤コースで行きのみ距離を伸ばし、1週間で走る距離の微増分を積み上げていくようにしてみました。

週6日の練習で考えれば、平日の4日を15km平均で走り、週末の2日を20kmずつ走れば合計100km。4週間でちょうど400kmになりますので、30日、あるいは1ヶ月で考えれば軽く400kmを超える走行距離を踏める計算となります。

本当は、週末2日を30kmずつ走り、500kmに乗せたいところではありますが、今の体力ではそれは確実に無理ですし、故障もしてしまいます。

なので、現時点では、まずは安定して毎月400kmを超えられるように、日々の練習は回復の間に合う15km程度。さらには高強度の練習も週1日。週末も多くて20kmずつ。という確実にこなせる量で練習を続けることにしました。

板橋シティマラソンの疲労を抜いた後の4月から、こうした意識を続けてきたのですが、気づくと週末のインターバルやテンポ走のペースが以前よりも上がっていることが多くなりました。

一番驚いたのが、4月終わりから5月前半にかけて、1kmのVO2Maxペースの練習で、3分一桁台が出始めたことでした。

ここ数年、1kmの全力走のタイムがどんどん遅くなってきていて、去年はかなり本気で走った際、3分15〜18秒かかってショックを受けていたところでした。

加齢の影響なのか、もうこういったペースで走る力はどんどん衰えていくのだな、と半ば諦めかけていたところでした。

ところが、4月以降、VO2Maxのペースだけでなく、LTペースにしても楽に走ったマラソンペースにしても、昨年までよりもワンランク上がった気がして、気がつくと40代前半の頃の練習ペースで走れる日が増えてきたのですね。

そんな体の変化を感じている中での、上田バーティカル、経ヶ岳バーティカルリミットでのPB。

ペース配分を意識したとはいえ、それでも無理をせずともPBが出せたことに少なからず手応えを感じていました。

終盤まで力強く走り切れた上田バーティカル
6年越しのリベンジを果たした経ヶ岳バーティカルリミット

そして、今日の練習では久々の1km×3のVO2Maxインターバル。

余力を残しながら、3分16秒、13秒、10秒と、これもここ数年できていなかったペースで完遂することができ、調子が安定してきたことを実感したところでした。

こうした、調子が上向いてきた要因をどう考えるか、走りながらあれこれ思いを巡らせていたのですが、最も大きな要因は、やはり数ヶ月単位で走行距離が増えてきたことが大きそうだなと。

長距離種目は、一定のペースでできるだけ長く走ることが必要になるため、同じペースが少しでも楽にならなくてはなりません。

つまり、効率の良いエネルギー供給が行われなければならないわけで、そのためには有酸素能力の向上は必要不可欠となると考えています。

ですので、毎日地味ではありますが、少しずつ距離を伸ばして走ることを継続し、それを数ヶ月続けているうちに、代謝系や血管・循環系が少しずつ適応してきたのではないかと考えました。

二月続けて400km超えは初ですし、先月はついに442kmまで距離が伸びました

もう一つの要因は、4月以降、週末の高強度練習の最後には、どんなにきつい練習をこなした後でも、必ず200mを(全力走行でない)解糖系を使うくらいのペースで数本走る取り組みを続けてきました。

本練習は、せいぜいLTとかVO2Max程度のペースですから、解糖系を使うペース、筋の使い方とは少し違ってきます。

なので、きつい練習をやったとしても、最後の200mはいわゆる「別腹」なのですね。

これを入れ始めてから、LTやVO2Maxのペースが楽になってきた気がしていて、さらにはトレイルの急登の歩きにも余裕が出てきた気がしています。

こうした、有酸素系の基礎となる力と、それを利用しての糖代謝能の融合がこの2ヶ月で徐々に進み、以前のように余力を持ってペースを維持できるようになってきたように思います。

5月は全体的な距離も伸びた上、定期的に高強度の練習も継続できました

さて、6月には久々のトラックレースがあります。関東マスターズで、数年ぶりの1500mと5000mに出場する予定です。

今季前半の大きな目標は富士登山競走ですが、このトラックレースもそれなりにしっかりと走りたいレースとなっています。

40代の前半には、1500mは4分10秒台、5000mは15分台でギリギリ走れていましたが、流石に今となってはその記録を出すことは難しそうです。

とはいえ、今回のトラックレースはおそらく40代最後のトラックレースとなるはずです。

この10年間で自身の走力がどれくらい変化したか、それを確認してみたい気持ちもあり、できるだけ良い状態でレースに臨みたいと思っています。

トレイルはレースのみの走行距離。それでもPBで走れたことで平地での練習の重要さに気づいた月でした。

4、5月と400kmを超え、体力、回復力もだいぶ向上した気はしていますので、練習やレースからのリカバリーが以前よりも早くなった気がしています。

なので、6月もさらに距離を伸ばして練習を継続することもできそうではありますが、今月もレースが入っていますので、あまり気負いすぎず、調子に乗らず、とにかく故障をせずに練習を継続することを第一目標にして、練習を欲張らないようにしたいと思います。

4月振り返りと上田バーティカルレースについて

こんにちは、ランマニアです。

さて今日は毎年恒例のスカイランニングレース、上田バーティカルの猿飛佐助コース(5kmで累積1000mのバーティカル)に出場してきました。

バーティカルとしては3年前の2021年が初めての挑戦で、今年でこのコースは4回目の挑戦。

序盤から急登が続くこのコースは、ランマニア的には最も苦手なコースの一つであったのですね。

2021年は、故障の影響で山歩きばかりをやっていたせいか、記録は53分50秒の今日までのベストタイム。

それ以降は、風邪を引いたりオーバーペースになったりで、まともに走れたことのなかったとても相性の悪いバーティカルレースでした。

今回は、昨年の反省をもとに、とにかくスタートから1kmのロード区間でのオーバーペースに気をつけることを最初の目標にして、慎重にレース運びをするイメージを持ってスタートしました。

上田のシンボル太郎山。直登すれば累積700mほどですが猿飛佐助コースは一旦下らされるため累積1000mにも及びます

10秒ごとの時間差スタートで一人ずつ走り始めるこのレースは、後ろに行くほどより速い選手が控えています。

昨年、V Gamesのランキングで10位に入ったランマニアの後ろには、強豪選手が6名ほどしかおらず、スタート直後にぶち抜かれるのは目に見えています。

今回は、すぐ後ろがOver48で最後までランキング1位を争った今井さん。

彼の方が実力的には圧倒的に上ですし、まして上田のコースは彼が得意とする急登続き。

当然勝てるわけがないため、今回の作戦としてはすぐに追い抜かれた後、そのまま行けるところまでついていく、というものでした。

案の定、トレイルに入ってすぐに追い抜かれ、彼のペースに合わせてペースを維持しました。

スタートは10秒おきの時間差スタート

ここで気づいたのが、例年自分のペースはかなりのオーバーペースだったということ。

今井さんのペースは思ったよりも楽に維持でき、呼吸も大体ハーフマラソンを走る時の感覚です。

走行時間は大体1時間ですから、呼吸のキツさはハーフのレースを走るくらいを目安にする必要がありました。

そのペースを維持して、累積が400mから500mに差し掛かったあたりで勾配もだいぶ急になってきました。

この辺りから同じ努力度で登っていると、徐々に今井さんに引き離されていく状態になりました。

ああ、流石にバーティカルのスペシャリストはこういうところが違うんだな、と一歩一歩の登る速さの違いを実感しながらとにかく自分のペースを維持することにしました。

その後に控えていた斜度40度の「壁区間」で、圧倒的な差をつけられここで勝負あり。

最終的につけられた差は40秒。

昨年よりも2分、PBよりも20秒以上速く走った自分でも敵わない52分台でフィニッシュされてはどうしようもなかったですね。

それでも、このコースで40秒差にとどめられたことは大きな自信になりましたし、今井さんのペースメイクを知ることができ、今後のバーティカルレースにも大いに活かせる体験をさせてもらいました。

フィニッシュ地点の山頂は快適そのもの。しばらくのんびり過ごしました。

さて、そんな今回のレースでしたが、山の練習を特段取り入れたわけではない中でのPB更新というのは、この年齢にあってかなり嬉しい体験です。

陸上競技に比べると、どちらかというと自分の能力的には未開の地であるバーティカルの種目において、特異性の高い練習をしたわけではなく、走力の持久的トレーニングをしての記録更新というところに、今回の手応えを感じた要因があります。

先月は主にLTと解糖系を中心にトレーニングを積みました

4月は毎週のようにLTレベルに刺激を入れる練習を取り入れ、練習の終わりには必ず200mの高出力走を入れました。

今日のレースで、急登をプッシュしている感覚が、ちょうどその200mを走り切る直前の感覚に似ていて、力の入れ方や出力の出し続け方に、どこか慣れた感覚を得ながらレースを進めている印象を持ち、苦しいながらもぐいぐいと押せる感覚も得ていたのですね。

斜度40度の壁のような斜面を登り切った後に、やや緩やかなシングルトラックに変わり、なんとしてでも走りに移行したいという苦しい局面でも、毎週入れていた200mのラストの感覚を思い出しながら腕をしっかり振って脚を前へ持っていくことができました。

もちろん、この200mのインターバルの効果が得られたのも、それ以前にマラソントレーニングのためにしっかりと距離を踏んできた数ヶ月の下積みがあるのはいうまでもありませんし、4月は一定期間の総走行距離がかなり伸びたことも走力の向上につながったものと考えています。

この数ヶ月は大きな故障もせず、安定して走行距離を積み上げられました。

このようにして、特にバーティカル用の練習をしたわけではなかったのですが、6月以降のトラックや10月のロードレースに向けて、長距離種目の記録向上の鍵を握るLTと解糖系のトレーニングを継続したことが、結果的に山のレースにも応用できたという事実が、ここ数年間仮説を立てて取り組んできたことが結果として身を結んだことに、ささやかながら喜びを感じたのでした。

割合としては微々たるものですが、解糖系を刺激する練習を定期的に入れたことの体の変化は決して少なくありませんでした。

さて、実は今年度このスカイランニングシリーズはバーティカルのみの出走となります。

昨年度は距離の長いスカイレースでだいぶ失敗をしたのと、体へのダメージが大きすぎることを懸念して、今年度はバーティカルに専念することにしました。

明日のスカイレースにも出走はしませんし、次のレースは5月25日の経ヶ岳バーティカルリミット(実は下りがあるので純粋なバーティカルではないのですが)になります。

前半戦の大きな目標は7月の富士登山競走となりますが、それまでに山レースを入れつつも、ベースは平地での陸上競技トレーニングを継続しながら走力を高めていくアプローチで臨もうと思っています。

3月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

今年度も今日で終了。

今年度は前半と後半で一つずつ大きなレースが設定され、それぞれのレースにあたってしっかりとトレーニングを積んで臨むことができたシーズンとなりました。

結果はどちらも100点満点という訳にはいきませんでしたが、一つのレースに目標を絞り、そのレースで成功するために必要なトレーニングを計画。そしてそれに向けて練習を継続していく、というこれまでなかなか実現できなかったシーズンを送ることができました。

これを支えたのは、なんといっても大きな故障をせずに年間を通して安定して練習をつめたことだったと思います。

今シーズンは、一度踵の痛みが出て走行距離が減ったものの、安定して練習を継続できました

前半は、スカイランニングの世界選手権。

自分自身には最も苦手な超ロングレースということで、初めは出場を躊躇しましたが、結果的にはなんとか制限時間内に完走することができ、自身初の世界大会を無事終えることができました。

そして後半は、先日の板橋Cityマラソン。

およそ7年ぶりにしっかりと準備をして臨むことができたマラソンレース。残念ながら強風コンディションで記録を狙うことはできませんでした、久しぶりに自身の限界ギリギリのマラソンペースで終盤まで押していくレースができ、準備してきたことの手応えは感じられたレースとなりました。

この二つのメインレースを軸にしながらも、このほかにもトレーニングの一環としてスカイランニングや駅伝、ハーフマラソンなどにもコンスタントに出場し、比較的安定した記録を残せたことも今シーズンがうまくいった点でした。

もう少しやりたかったトレーニングがあり、自身の課題も明らかになったものの、これまでずっと思い描いていた1シーズンの送り方を概ね実現できたことは、一定の成功体験となったことは事実でした。

いずれにしても、昨年のような長期離脱を余儀なくされるような大きな故障をせずに、安定してトレーニングを続けることが、成功への第一歩であることは間違いありませんし、逆に言えばそれがなかなか難しいことでもあります。

そのようにして、ある程度長い期間練習を継続し、さらには最後のレースがマラソンであったため、流石に3月の下旬は疲労や脚のダメージが尋常ではなく、しばらくの休養が必要になったことは言うまでもありません。

マラソン後はまとまった休養をいれ、先週も軽いジョグだけで3月は終了しました。

今月はレースに合わせた練習となったため、主にMペースが主流となりましたが、オプションの駅伝があったため、久しぶりにVO2Maxに刺激が入った月になりました。

この速度域は、1月以降の駅伝で若干刺激が入っていた程度でしたが、20日の駅伝は思いのほかよく走れました。

やはり、VO2Maxの速度域については、仮にその速度での練習をあまり積んでいなくても、ある程度走れてしまうことがわかりました。

とはいえ、今シーズンはとにかく「スピード」「解糖系」の大きな衰えに直面化したシーズンでもありました。

来季はこの辺りの能力を再開発し、もう一度1000mのインターバルのペースをもう少し上げられるように、そしてさらには1500mのレースにも再びチャレンジしたいと思っています。

走行距離は少なかったものの、結果的に満遍なく刺激を入れられた3月。

2024年シーズンの、前半は7月の富士登山競走。後半はやはりマラソン(一応東京マラソンには申し込んで)に再挑戦ということを念頭にトレーニングを積んでいこうと思います。

色々と鍛えたい部分を数えればキリがないですが、あくまでまずは故障をせずにトレーニングを継続すること。それを第一目標に置きつつ、今シーズン以上のステップアップを図れるように課題を克服していこうと思います。