6月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

今月からいよいよトラックレースが組み込まれてきて、練習ではなかなか体にかけられない負荷が徐々に増えてきました。

40代前半ではなんとか16分台前半を維持していたトラックの5000mですが、ここ数年急速に記録が低下しており、50歳になった昨年は16分40秒で走るのがやっと。

1kmあたり3分20秒のペースで走行するのが呼吸の苦しさにギリギリ耐えられるレベルで、3分15秒を切るペースでは確実に5000mは持たない状況です。

ただ、今シーズンは春先以降、練習でのVO2Maxインターバルのペースが昨シーズンよりも若干向上し、3分15秒以内で3本走れる日も出てきてはいました。

そうしたこともあり、今シーズンはもう一度トラックでの5000mで16分30秒台、あわよくば20秒台を狙っていきたいと考えていました。

6月にエントリーしていたレースは、2レースともマスターズ選手権。

マスターズレースでは、どうしても単独走になりがちなため、記録を狙うのはなかなか厳しいのですが、そうした条件でもそれなりにしっかりと走り切り、引っ張られた場合にどれくらい記録を伸ばせるかの目安にしたいと考えていました。

ところが、1レース目の関東マスターズでは前日に発熱してしまい、当日も5000mのような高強度のペースで走るのはとても難しい状況になってしまいました。

結果は人生初のトラックでの17分台。

気温はそれほど高くはなかった中でしたので、風邪の影響は無視できない体調でした。

とはいえ、では万全であれば16分30秒くらいで走れたかといえば、それは全くもって難しく、走力自体は16分台後半のレベルがいいところかなと思われました。

17分15秒48はトラック公認記録としては自己ワースト。体調が悪かったとはいえいよいよ17分台が出始めてしまいました

そして昨日はその二週間後で出場した東京マスターズ選手権。

昨年の本選手権では、5000mのレースは朝の9時台スタートであったのが、今年は何故か14時20分出走に変更になっており、気温の予報からは全く記録は望めないだろうなと、一週間前から暑さの中走ることを覚悟していました。

案の定、気温が最も高くなる時間帯にぶつかり、日陰の気温は32度ほどでしたがトラック上は37度近くあり、長距離種目を走るには全く適さない条件となりました。

それでも、せっかく風邪が治って今の実力を試せる良い機会であったため、5000mを最後まで走り切れる努力度を意識し、大崩れしないレースを目指しました。

ところが、入りの1km3分19秒〜20秒くらいが想像以上に楽に感じ、呼吸のキツさも確実にVO2Max域ではなく、LTペースくらいの感覚でした。

行こうと思えばここからでもペースを上げられそうな余裕もあり、手応えを感じたのは事実です。

しかし、1kmから先は単独走になり、また暑さも尋常ではなかったためペースを維持するのはかなり厳しくなり、最終的には再び17分台のレースとなりました。

脚が止まるとこの暑さではDNFも考えられたため、ラスト1000mまでは努力度は抑えました

結果的には人生2度目の17分台となりましたが、最後まで潰れることなく最低限のペースを維持し続けられたのは、今回のレースで唯一評価できる点でした。

呼吸の楽さからは、暑さ補正を考慮してもキロ3分20秒ペースを維持できるかどうかギリギリのところな気がしたため、やはり昨年のシーズンベスト程度の走力である可能性は高かったです。

さて、今月は2度のトラック5000mを走って、それなりの記録を残したいところでしたが、残念ながら体調や気象の条件が合わず、記録を狙うには難しい状況になりました。

ただ、そうした中で現在の実力はある程度予測できましたし、単独走で集中を切らさず走る練習ができたことは大きな収穫となったと言えるでしょう。

今月は、レースの合間にVO2MaxインターバルとLT走を入れたため、結果的にVO2Max、LTにかなりの刺激が入った1ヶ月となりました。

本来5000mレースはVO2Max域の刺激がメインとなるところですが、今月は風邪や暑さでLT程度のペースとなりました。

この強度の練習効果もそろそろ頭打ちとなりそうなため、7月8月は、走行時間を短くしてもう少しスピードを上げた、いわゆる「スピード練」を継続して、解糖系よりの能力を再起動させたいと思っています。

30日あたりの走行距離も距離の短いトラックレースを2本入れたにも関わらず、どうにか400kmを余裕を持って超えることができました。

今月も30日走行距離は420km。5000mのレースが2レースあった割にボリュームは維持できました。

7、8月はどちらかというとスピードよりの練習にシフトするため、しばらくはこれくらいの総走行距離を維持できればと思います。

6月は5000mのレースをVO2Max刺激に替えたかったのですが、コンディション不良でLT域になってしまいました。

この6月は例年以上に暑さが厳しく、長い距離を走るにはややきつい一月になりましたが、その中でも最低限の距離は維持でき、また狙った強度の練習を一定距離確保できたことは収穫だったと思います。

5月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

今月は仕事に気持ちのリソースを取られ、通勤ジョグは継続できたものの、なんとなく心ここに在らずの状態で走ることが多かった一月になった印象です。

そうした中でレースはトレイルが2レース。恒例の上田バーティカルと昨年手応えをつかめた経ヶ岳バーティカルリミット。

上田バーティカルは、例年トレイルレースの初戦ということで脚がまだ山に慣れていない状態での出走となるため、記録的にはイマイチなことが多く。

今年も高強度の練習は十分足りていたものの、4月に引いた風邪が長引いていて、昨年よりもかなりタイムを落としました。

ただ、そうした中でも最低限の走りはでき、上田バーティカルでは初の年代別1位になることができました。

記録としては満足いくものではありませんでしたが、上田では初の年代別1位を獲得できました。

5月の上旬は、4月に引いた風邪を引きずり、なんとなく毎日がだるくジョグをしていても頭がくらくらする感じがありましたが、中旬以降はようやく日常生活にも元気が出てきました。

週末の高強度練習でも、まずまずのペースを維持でき、今シーズンは練習を失敗することも減ってきた印象です。

昨年以上に記録を追わず、その日の練習を完遂するための余裕度を意識して走るようにしたところ、高強度の練習を比較的楽にこなせるようになってきました。

平日のジョグは基本10マイルを維持し、週末も余力を残して高強度を終える、というサイクルで練習を継続していたところ、調子も徐々に上がってきました。

今月は2レース走りながらも、高強度練習の頻度も維持し、定期的にVO2MaxとLT域に刺激を入れることができました

5月下旬の経ヶ岳バーティカルリミットは、昨年かなりいい走りができ、下りもあるスカイレースの中では、自分にとってかなり適性の高いトレイルレースだと感じていました。

また、スカイレースにしては珍しく行きと帰りに5km弱のロード区間があり、ロードをメインで練習をしている自分にとっては比較的走力を発揮しやすいレースなのかもしれません。

登りのトレイル区間はかなり急峻な登山道で、かつ累積1500mもあるためここでできるだけ力を温存することがこのレースのポイントで、それ如何で帰りの走れる下りトレイル区間のタイムが変わってきます。

ただ、今年はその登りで若干抑え過ぎたせいか、下り区間の記録はかなり速かったものの、結果的に昨年よりも45秒近く記録を落としました。

それでも苦手なスカイレースで年代別2位に入れたのでレース自体には満足できました。

マスターズ世界選手権金メダリストが同年代となり、全く歯が立たず、2位になるのが精一杯

普段あまり練習していないトレイルレースは脚への負担が大きく、一度レースに出るとしばらく調子を落とすのですが、今月はその中で最低限の距離(30日走行距離で400km以上)を維持することはできました。

ここは昨年度から月間400kmにこだわってきたため、どうにかそれを維持できて目標は達成できました。

ゆっくりでもいいので、とにかく粘り強く距離を踏むことで次第に状態が上がってくることは、昨年かなり実感できたところでした。

同じジョグを継続するにしても、疲労に応じてペースで調整するのは練習を継続するためにはかなり重要なポイントだと感じています。

今月は421km。大の月にしては少ないですが、こだわってきた月間400kmは最低限維持できました。

また今月はレースも含めると計5回の高強度トレーニングで刺激を入れることができました。

解糖系は週1の200mで最低限入れるだけですが、トレイルを含めるとVO2MaxとLT域にはそれなりの時間と距離を割いてきたので一月のトレーニングとしてはそこそこの刺激が入っていると考えられます。

今月のトレイル2レースはいずれも強度が高く、体への刺激は満遍なく入った一月になった印象です

5月はレースも含めてほぼ予定通りに狙った速度域、強度に刺激が入り、ボリュームも維持できひとまず目的は達成です。

6月はトラックレースを2回予定しているため、この5月に入った刺激をトラックのスピードに活かしていきたいと思います。

4月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

新年度から職場が変わり、この一月はライフスタイルも一新され、日々の業務も慣れないものとなり、まずはこの新しい生活に慣れるのに相当なエネルギーを要していました。

本来であれば走るだけの精神的余裕もなくなりそうなものですが、幸いなことに今回の職場は比較的通勤ランがしやすい立地で、終わってみれば30日間走行距離が、過去最長の450.9kmを積み重ねることができました。

新生活が始まり練習の継続が課題でしたが、終わってみれば450kmを超え、過去最長の30日間走行距離となりました

また走行距離だけでなく、今月は週末の高強度練習も、想定していたゾーンの中でも現在の能力のギリギリ上限付近でこなすことができ、好調が維持できた一月となりました。

例年、3月にシーズンが終わった後は比較的長めの休養期間を入れるため、4月は調子が上がる傾向がありますが、それを考えてもかなりいいペースで高強度練習を継続できました。

特にVO2Maxインターバルは、昨シーズンどんなに調子が良くても1kmを3分15秒で走るのが精一杯でしたが、4月には3分13秒、11秒、15秒と、ここ数年では最も速く走ることができました。

もちろん、定期的な高強度練習ですので、それほど無理をしたわけではなく、体感的なVO2Maxペースで走っただけでしたが、そのペースが昨シーズンよりもかなり速くなった印象です。

2回のLT走は1km3分30秒ペースで、1度のVO2Maxインターバルは最速1km3分11秒でこなすことができました

一方では、今月は上旬に熱発して以降、風邪症状がずっと続いて体調自体はあまり良くない状態で練習を続けてきました。

高強度練習を入れてもほとんど影響が出ないので倦怠感はありながらも練習を続けてきましたが、正直仕事をしている最中もかなりしんどく、この4月はなんとなく不調のまま終わった印象です。

今週に入りようやく症状も緩和され、久しぶりに体が楽になりある程度力を込めて走れるようになってきたところです。今週の祝日には午後に登山を入れる元気も出てきました。

この時期は一年の中で最も登山が楽しめる季節なので、近場で気軽に登山をすることにしています

5月からは、まずはトレイルレースを中心としたレース期間が始まります。

今シーズンも、トレイルは登り勝負のバーティカルを中心に、高い強度に体を慣らしていこうと思います。

また、昨年よりもトラックレース(主に5000m)を増やし、こちらも強度の高いレースに身を置こうと考えています。

最終的にはマラソンでのPBを目指したいと思っていますが、秋頃までは高い強度のレースを取り入れながら体に刺激を入れたいと思います。

今月はLTとVO2Maxを中心に刺激を入れました。ジョグによる基礎構築の段階でも昨シーズンよりも手応えを感じました

明後日は今シーズンの緒戦、上田バーティカルレースです。

体調がイマイチですし、山の練習をほとんど入れていないため、昨年以上の成績を収めるのは難しいと感じますが、最後まで一定の強度で押し通しながら粘れる走りを目指したいと思います。

3月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

少し遅くなりましたが3月の振り返りです。

とは言っても、3月のシーズン終了時には1年の総括をしましたので今回は簡単に3月の練習内容をまとめて終わりにしたいと思います。

3月は板橋シティまではマラソンペース中心のトレーニングでしたが、スピードの必要な多摩湖駅伝ではここ3年で最も速く走ることができました

3月は板橋シティマラソンがあったため、そこまではマラソンペースよりやや遅めで10km程度を走る練習が中心となっていました。

にもかかわらず、VO2Maxの高さがものをいう2.5kmの多摩湖駅伝ではかなりスピードを上げても終盤まで持ち堪えることができました。

走る前から、ある程度のスピードで走ってもそのまま押していけそうなイメージがあったため、走り出してからの呼吸のキツさも、不思議と予想通りのものでした。

こういう感覚で走れる時は、大概練習が積めている時が多く、体の強さを無意識のうちに自覚しているような気がします。

また、VO2Maxのインターバルを頻繁に入れたり、解糖系を鍛えるために短めの距離をほぼ全力で走ったりせずとも、ジョグの距離を伸ばすだけで2.5kmという短い距離にも十分対応できることに気がつきました。

3月はマラソンペースよりも遅めの距離走を多く入れ、マラソンを1本走っていますが、意外にも2.5kmの多摩湖駅伝でコースベストが出ました

ということで昨シーズンは、何度も述べてきたようにとにかく日々の走行距離を伸ばし、トータルでのボリュームを増やしていくことが、遠回りのように見えて結局はそれが着実に記録を伸ばす近道であると実感しました。

昨シーズンは、12か月中9ヶ月が月間400kmを超え、年間走行距離も過去最高の4936kmに到達

今シーズンも、トータルの走行距離は最低でも昨シーズン並みを維持し、その中で昨シーズン若干消化不良に終わってしまったトラック5000mとハーフマラソンに注力したいと考えています。

この2種目を中心に体に刺激を入れ、昨シーズン以上に脚ができた状態で最終的にはマラソンの記録を伸ばしていくのが大まかな目標です。

2月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

2月は3レースの予定が、駅伝がチーム棄権となりハーフと10kmの2レースとなりました。

ハーフ→10kmという2週連続のレースとなり、かなりタフなスケジュール(本来は1月最終週から4連戦だった)でしたが、結果はどちらも年代別の1位となりおおむね満足のいく結果となりました。

今年度は2月開催となった地元所沢のシティマラソン。今年度から50代の部に繰り上がり、年代別としては最も有利な年となりました。

2月の第1戦目は毎年出走している所沢シティマラソンのハーフ。

累積標高差が280mもあるハーフマラソンは、おそらく都市部ではここくらいなもので、ジョグのようなペースになってしまう激坂が3〜4回も登場する、非常に攻略困難なレースとなります。

まだ若干激坂の少なかった20年前には一度1時間13分台で走っていたことがありました、現在のコースになってからは、ここ数年は1時間15〜17分ほどかかり、かなり苦戦を強いられていました。

しかし、今年は序盤から脚がだいぶ動き、登り坂では力強くペースを維持し、下りは呼吸があがりながらも限界ギリギリのペースで坂を駆け下ることができました。

その結果、20年ぶりに1時間13分台のフィニッシュタイムで満足のいく走りができました。

ハーフマラソンでの13分台自体、2016年の深谷シティハーフ以来(12分台)で、この年齢でもまだまだ勝負できる自信が戻ってきました。

年代別とはいえ、ハーフの部で1位は意外にも初でした(5kmの部では何度かありました)

この翌週は、人生初の青梅マラソンに出場。

埼玉でも西部の東京寄りに住んでいて、半分地元のような青梅で開催のレースではありますが、実はまだ一度も出場したことのないメジャーレースでした。

日本初の市民マラソン大会を謳うだけあり、会場の盛り上がりは格別のものがあり、前日受付から何だかワクワクする気分にさせられる大会でした。

最近はアスリートビブス郵送が多い大会が増えた中、久しぶりに前日の現地受付へ。

今回は3月の板橋シティマラソンへの影響を考慮して、30kmではなく10kmの部にエントリー。

昨年までの年代別の部(50代の部)の優勝タイムを確認すると、大体33分台後半の年が多い印象でした。

33分台だと、5kmを16分台で2回走らなければならず、今シーズンの5000mの記録は16分40秒がベストであることを考えると、やや厳しい設定タイムだと感じていました。

特に、青梅のコースは行きがのぼりで帰りが下りという、ペース配分の難しいコース設定で、優勝は狙いたいが現実的には難しいかな、と考えていました。

参加賞でもらったオールスポーツさんの写真。この日は奇跡的に暖かく、風もなく最高のコンディションでした。

結果的に、前半17分10秒、後半17分09秒で案の定33分台は達成できませんでしたが、グロスタイム34分24秒でも運よく50代の部優勝を勝ち取ることができました。

青梅マラソンという歴史あるメジャーレースでの優勝は、自分の競技人生の中でもかなり価値のある結果でした。

欲を言えばもう少し好タイムを出したかった気持ちはなくはないですが、30kmも含めてこのコースでの記録が全体的に伸び悩んでいるのを見ると、通常のロードレースよりもやや難易度が高いコースなのかもしれません。

年代別制度のおかげもありますが、こんな年齢になってもこのような経験ができるのは、長く続けてきた甲斐があったというものです。

さて、そんな2レースが続いた2月ではありましたが、ハーフも10kmもLTゾーンを超えるペースで長時間走るレースであったため、流石に2週連続は脚への負荷が高く、ふくらはぎの張り方は故障寸前のぎりぎりの感覚を得ていました。

レース後の二週も距離走ベースの練習を繰り返したため、今シーズン最もふくらはぎの状態は危ういことになっていました。

LTゾーンを超えるペースで長時間走るハーフや10kmロードを二週続けて走ったことで、かなりの負荷がかかりました。

また、今月は28日しかない小の月ですが、30日換算では440kmを超えているため、これは今シーズン一の総走行距離となりました。

ハーフと10kmのレースが含まれていながらの総距離でしたから、正直かなりぎりぎりの負荷をかけてしまったなと、若干反省しています。

しかし、そこは平日のジョグのペースを極力抑え、接地や筋肉の使い方を変えるなどして、どうにか同じ部分に負荷がかかり過ぎないよう工夫をして対処しました。

28日しかない2月でも400kmを超えたため、30日総走行距離としては今シーズン1の距離に匹敵しました。

ただ、今シーズンは年間を通しての走行距離が明らかに増加し、その効果を感じてきている中で、2月のロードレース月間ではLT以上のペースでそれを実証する予定でいました。

その意味では、ハーフと10kmという比較的負荷のかかる距離のレースでここ数年で最も良いタイムを出せたことは、今シーズンの取り組みがひとまずは実を結んだものと考えられます。

今シーズンはここまで、トレイル、トラック、マラソン、そしてロードレースとほとんどの種目で安定した成績を残せていることから、どうにか3月に控えている最後のマラソンと駅伝(板橋と多摩湖)でも実力を十分に発揮して、シーズンの取り組みの成果を実証したいところです。

今月はレースも含めてあらゆる強度の刺激が入り、長距離を走るための能力がシーズン中のピークを迎えつつあるのを感じました。

1月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

2025年最初のレースは先週の奥むさし駅伝。

今年は20年来出場し続けてきたチームがついにメンバーが揃わず、別チームでの出走となりました。

ここのところ1区の起用が多く、あるいは故障中で短い区間を走ることもしばしばありましたが、今回は久々の6区、アンカーを走りました。

6区を全力で走り切るのは、恐らく十数年ぶりとなり、1区は同じコースを逆から走るため大体のコース感覚は掴めていたつもりでしたが、やはり逆方向の景色やコースパターンは全く別で、かなり新鮮な気分でレースを進めました。

当日はこの大会としては珍しく強風吹き荒れ、6区のいわゆる「復路」区間は猛烈な追い風となる状況でした。

また、4区以降は総合的には下り区間となり、この6区も走ってみると半分以上は下り区間であったことを思い出しました。

つまり、追い風+下りという、最も記録が出やすい条件だったというわけですね。

6区のコースは眼下の国道を右から左に向かって走ります。バーティカル好きはこういう神社につい登りたくなってしまいます。

走り出すと、つんのめりそうになるほどの追い風で、どんどん勝手に脚が動いてします。

9.4kmとは言え終盤上りが続くため、体感的には10kmと見込んでいるコースであるため、序盤は抑えるつもりでしたが、この追い風で下りであれば、ある程度押していけるかもしれないと、予定を変更し「ガンガンいこうぜ」モードに。

最初の1kmは3分15秒くらいで通過。下りとはいえ、圧倒的にオーバーペースです。

それでも全く息は上がらず、脚にも負荷を感じず、この感覚ならひとまずいけるところまで行ってもバチは当たるまい、と努力度は維持。

途中の平坦区間ではグイグイ引っ張れる感覚が得られていたため、体力的にもまだまだ余裕はあり、上りでもリズムを維持して苦も無くクリア。

しかし、中間点の区間最低地点を通過したところで、一気に脚の疲れが増してきました。

そこからは2km以上の上りが始まり、踏ん張りが効かなくなります。

測ってはいませんが、恐らくこの区間はキロ3分30秒ほどかかっていたと思われ、上りとは言え若干潰れてしまったのは否めません。

最後の1.5kmは平坦から下り優位ですが、ほぼ惰性で走るのみとなりやはりOP気味のレースとなりました。

しかし、フィニッシュタイムは31分48秒と、目標にしていたキロ3分25秒平均は大きくうわまり、区間順位としても50位以内(強豪チームが多い170チーム中、かつ準エース区間なので十分な順位)を維持し、久々のアンカー区間でも及第点の走りができました。

やはり、多少潰れたとしても、今回のような猛烈な追い風条件では押していける範囲で突っ込むのもありだな、と新たな発見をしました。(前半抑えてたとしても、後半の上りを前半の遅れを取り戻せるほど走れたかどうかは疑問)

6区中継所をフィニッシュ方面から見上げた写真。中継所がすでに下りとなっていて、どんどんスピードが出てしまいます。

10km前後のロードは久々でしたが、シューズの快適さもあり、かなり気持ちよくリズムを刻んでスピードに乗ることができ、良い印象でレースを終えることができました。

次回のレースは来週のハーフです。

こちらのコースもかなり起伏のある難コースですが、とにかく良いリズムを刻みながらスピード感を感じられる走りをしたいと思います。

さて、今月も通勤ランを中心に平日のジョグを積み重ね、走行距離は400km超え。

30日走行距離は若干減りましたが、これで6ヶ月連続400km超えなので、このサイクルもだいぶ楽に回せるようになってきました。

6ヶ月連続の月間400km超え。また今年度は10ヶ月中8ヶ月が400km超え。

さらに、先週の奥むさし駅伝に続き、来週の所沢シティマラソン、そしてその翌週の青梅マラソン10kmまで、おおよそLT強度のレースが続くため、1月からはLT強化の月間としています。

もちろん、それまでもマラソンレースを走ったり、距離走なども行ってきたことから、十分に刺激は入っていましたが、2ヶ月ほどVO2Maxに寄った練習を継続したため、もう少し余裕のあるペースで刺激時間を確保したいと思いました。

今月からLT強度の練習を再開。2月もレースが続くのでそこまで継続。

12月から3月までは駅伝とロードレースが続くため、この間はレースを通じてLTに刺激を入れていこうと思っています。

現状、マラソンのための総走行距離としては今の月間400km超あたりがライフスタイル的にも体力的にもギリギリのところですので、あとはそれを維持しながら週1でLTレベルを維持していければと思います。

1月は前半は強度の高いVO2Max練習。後半は刺激時間を伸ばしてLT強度の練習。

先週の駅伝もそうでしたが、今日の練習でも1kmを3分30秒を切って走る際のスピード感、脚の力強さのようなものはだいぶ戻ってきたような印象を受けました。

一歩一歩無理矢理動かしている感覚ではなく、下腿のバネを使って接地の瞬間だけ力を入れている感覚です。

10年くらい前までは、こうした力の入れ方で1kmを3分ちょうどくらいでも行けていたのですが、ここ数年はもう全くスピードが出せなくなってきました。

この期に及んでそうしたスピード(あるいはスピード感)がどこまで戻るか全く予測できませんが、少なくとも感覚的には戻りつつあることは確かなので、今月のレースの中で少しでも手応えを感じられればと思います。

12月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

さて、今日で2024年も終了です。

シーズンは4月始まりのため、ランマニア的には年の切り替わりがシーズン終了ではないので、トレーニングやランニングに関しては別段ここで区切りをつける理由はありません。

しかし、11月に大きなマラソンレースを2つ終え、その後ぐだぐだにならずに12月のトレーニングをしっかり積めた上で、1月からのロード&駅伝シーズンを迎えられると言う点では、ここで一区切りつけて1月からフレッシュな気持ちでレース期間を迎えると言うのも悪くはないかな、と思ったりもします。

今述べたように、正直12月はどうなってしまうのか若干の心配はありました。

と言うのも、一月に2レースものマラソンを、そこそこの好タイムで走った後にダメージが残っていないはずもなく、疲労や不調に陥るだけならまだしも、故障などをしてしまうと1月からの駅伝&ロードを全て棒に振ってしまいかねないリスクがありました。

なので、12月に関しては、日々自身の体調や脚の疲労状態を注意深く監視して、少しでもおかしければまとまった休みを入れるつもりではいました。

しかし、終わってみると、3週目の週末に連戦となったバーティカル最終戦と入間市駅伝でも比較的良い結果が得られ、大きな不調に陥ることなくトレーニングを継続することができました。

V GAMESの最終レースとなった吾妻山登山競走では、本レースと年間ランキングでも年代別1位になることができました

Xの方では何度も言及しましたが、トータルの走行距離が伸びたことで、一度の練習やレースからのリカバリーがだいぶ改善され、大きなダメージを受けにくくなり、回復しやすくなったことが一つの要因として考えられました。

その結果、マラソンのようなかなりの負荷のかかるレースが入っても、強度を抑えた練習を継続していくことで、体の状態も緩やかに回復していくことが実感されました。

12月の練習もおおよそ予定通り実施することができ、計画していた負荷をかけることができたと思います。

12月は、再び一旦VO2Max中心に負荷をかける月として、レースも含めて4週連続でVO2Maxの強度に揃えました。

12月に関しては、1月の駅伝やロードレースに備えて一度強度を上げて、5kmや10kmのレースペースに耐えうる体に戻そうと考えていました。

11月はマラソンを2本に加え、ロング走も1回入れており、10月まで遡ってもハーフマラソンやロングトレイルなどで、脚や体にかかる負荷が大きなダメージとして残るものとなっていました。

一方、VO2Maxの強度で3km程度ならば、そこまでの負荷はかからず、10〜11月ほどのダメージは残らないだろうと考えていました。

実際、1kmあたり3分20秒〜10秒くらいのペースで走っても、呼吸は猛烈に苦しくなるものの脚の疲労はほとんど残らず、無理なく4週続けることができました。

12月は最後にロング走を入れましたが、それ以外は全てVO2Maxインターバルを入れました

一方、今月もトータルで450kmを走ることができ、これは2024年では一月あたりの最長走行距離で、30日間走行距離で435kmと小の月換算でも目安としていた距離に届きました。

この結果、年間4800kmを超え、おそらく大学を卒業して以降では最も距離を踏んだ1年となったはずです。

今年は年間4800kmを超え、400kmを超えた月も8回あり、安定して練習を継続できました。

そうした練習の積み上げは、1年間を通してのレース結果にもだいぶ反映された印象で、目標としていたV GAMES JAPANの年代別年間ランキング1位とバーティカル日本選手権年代別1位という、長期間にわたって安定した走力を維持する必要のあるタイトルの獲得につながったと考えています。

また、それと両立してマラソンにおいても安定した成績を残せたことも同様の理由を考えています。

現時点では今シーズンの取り組みが比較的良好に反映された2024年となりました。

ここまでの結果には十分満足していますが、今後、1、2月の駅伝&ロードに加え、3月に控えている板橋シティマラソンまで安定した結果を残せて初めて今シーズンのトレーニングとその成果が完成すると思っています。

そのためには、とにかくまずは故障をしないこと。そして欲張らずに、余裕を持って日々の練習を着実にこなしていくことが重要だと考えています。

11月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

マラソンレースを2レース入れた11月も終わりました。

当初はマラソンを二度も走るつもりはなく、また1レースでもマラソンを走れば、当然しばらくは疲労が抜けないため、月当たりの走行距離もだいぶ落ちるだろうと想像していました。

しかし、終わってみると今月の30日間走行距離は420kmを超え、8月から4ヶ月連続で400km以上の走行距離を確保することができました。

8月以降4ヶ月連続で400kmを超え、今年は7度目の400km超えとなりました。

マラソンを含め、レース後のリカバリーも早くなった印象で、10月のレース月間においても通常の走行距離を維持しながらもレースを定期的に取り入れることができました。

やはり、通勤時の練習で、朝と夕方の2部に分けて走ることで、多少の疲労を感じても練習はしやすいですい、思ったよりもダメージが残りにくいというやりやすさはあります。

ただ、11月はロング走も入れるとマラソンレースペースで走った距離が100kmを超え、同じ走行距離でも相当な負荷がかかっていたことは事実ですね。

マラソンレースペース、いわゆるMペースでの走行距離は100km超。およそ25%にも及ぶ走行距離でした。

しかも、11月は完全レストの日が6日間もあり、練習実施日は24日。24日で424kmでしたし、そのうち25%がマラソンペースだったことから、脚だけでなく、脳やその他の生理学的機能にもかなりの影響があるものと思われます。

そうしたことから、今は非常に故障のリスクが高く、ただのジョグにしてもあまりペースを上げたり、ダイナミックなフォームでガシガシ路面を叩いていると、割と簡単に故障が発生してしまうと危惧しています。

なので、先週は平日のジョグの距離を抑え、さらに努力度も抑えに抑えてジョグを継続したところです。

11月はレスト6日。24回の走行回数で424km走りました。

10月、11月と、かなりハードな2ヶ月を送ったことは間違いなく、今後どこかで不調期間が訪れると思います。

とはいえ、12月は第三週にバーティカルのシリーズ最終戦、吾妻山登山競走があり、ここでは年代別のシリーズ総合順位が確定する大事なレースとなります。

吾妻山登山競走は、距離は2.5km程度の超短距離トレイルレースなので、ここからの二週間は若干スピード、VO2Max強度に寄せた練習を取り入れ、体を高強度に慣らしていこうと思います。

どうにか、ここまではしっかり練習を継続して、いい形で2024年を締めくくりたいところです。

10月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

レース月間だった10月もあっという間に過ぎ去り、終わってみれば4レース全てに出場したハードなひと月となりました。

当初、志賀高原エクストリームトレイルの負荷がかなり高そうだったため、びわ湖バレイスカイランは回避する予定でしたが、せっかくの日本選手権でタイトルを取りたいという気持ちが高まり、結局強行日程で出走することになりました。

そんな10月は、第一週の高島平ハーフマラソンからスタートしました。

久々の公認ハーフマラソンでかなりモチベーションも高まり、調子もまずまずではありましたが、残念ながらレース前にトイレをしっかり出すことができず、途中二度のトイレ休憩によってタイムは過去最低のものとなってしまいました。

ロスタイムを除けば、1時間14分台も見えていたレースだっただけに、公認記録として残せなかったのは残念でした。

久々の公認ハーフに出走し快調にペースを維持しましたが、無念のトイレ休憩で終了

続いて第二週は、スカイランニング協会が設定しているバーティカルのシリーズ戦、VGAMES の公式戦、烏帽子スカイラン。

烏帽子のバーティカルコースは、序盤から比較的走れる傾斜の続く、バーティカルとしてはやや距離の長めのレースで、自分としては参戦以降得意としているコースです。

今回は、年間シリーズの総合ポイントにも関わるレース、さらにはマスターズ部門では数少ないポイント対象レースということで、個人的には失敗したくない大事なレースとして位置付けていました。

結果は、ベスト記録には及ばなかったものの、トップから7分30秒差の総合7位、マスターズ部門でも年代別1位となり、ひとまず年間シリーズのポイントを確保することができました。

バーティカルは自分でも得意に感じている種目なので、目標が達成できて満足感は高かったレースでした。

走れる登りと最後の絶景は、このレースが個人的に最も好きなバーティカルレースの理由です

そして第三週は一転、最も苦手な長距離レース、志賀高原エクストリームトレイルのロング55kmです。

55kmという距離は、昨年の世界選手権で走って以来の長い距離で、スカイランニングでは「SKY ULTRA」のカテゴリーに位置します。

なぜこの最も苦手としているレースを走ろうと思ったかは、今回はこのロングコースが、スカイランニング協会の全日本選手権、SKY ULTRA部門に設定されていたことと、このエクストリームトレイルのコースが、紅葉で色づいた静かな志賀高原を淡々と走れるのが楽しかったからです。

季節的にも、標高的にも、まず暑さは気になりませんし、多少寒くても走ってしまえばちょうど良い体感温度となることから、スカイレースの中でもこのレースは最も好きなコースだったのですね。

ただ唯一の懸念は、55km、累積2850mもの本格スカイレースを、ほとんど山練習をしないで果たして走り切れるのだろうか、ということでした。

結果的には、ペースを抑えることで体力的には全く問題なく走り切ることができましたが、最大のトピックスは、最初の登山道が終わってゲレンデに入る木製の階段で、前方向に豪快に転倒してしまったことでした。

かなりの勢いで転倒したので、左腕と胸部、そして両大腿部と膝を強打し、あまりの痛みにしばらく動けなくなるほどでした。

特に、左大腿部の痛みは尋常ではなく、着地と膝の屈曲ができないほどの痛みで、一瞬リタイアが頭をよぎりました。

しかし、骨折をしたわけではないと思うと、とにかく痛みさえ堪えれば走れると判断し、結局その後40km以上も痛みを堪えて走り通すこととなりました。

最終結果は、ほぼ目標タイムでは走れたものの、マスターズ部門では4位となり、残念ながら入賞を逃すことになりました。

それでも、骨折等の大怪我にはならずに、どうにかSKY ULTRAのコースを完走できたことはある程度の自信となりました。

毎年期待通りエクストリームな天候になる志賀高原。コースの美しさは随一です。

本来ならここで10月は終える予定でしたが、この志賀高原でメダルが取れなかったのが相当に悔しく、打撲の痛みもなんとか回復したこともあり、直前で第四週のびわ湖バレイに参戦することにしました。

このびわ湖バレイのバーティカルも、以前から得意としているコースで、今回このコースがバーティカルの日本選手権となったことから、なんとかタイトルを取りたいという気持ちが高まっていたのですね。

志賀高原の疲労はあったものの、脚が動く限り、呼吸が一定のきつさを超えないように、ギリギリのラインで走り続け、どうにか年代別の1位となることができました。

タイム的にはもう少し伸ばしたかったところでしたが、最後はライバルの選手とのデッドヒートとなり、久しぶりに吐きそうになる程追い込めたので、レース内容としては満足できました。

びわ湖バレイスカイランの最大の目玉はフィニッシュ後のこの絶景。さらに帰りは楽ちんゴンドラで帰れるという、だいぶ甘んじバーティカルなのがついついエントリーしてしまう所以です。

終わってみれば4レースに出走した10月でしたが、月あたりの走行距離もこれまで通り400kmを超え、30日間走行距離も420km台と、レース月間ではありましたが安定して練習を継続できました。

初の3ヶ月連続400km超えを達成。明らかに回復力の高まりを感じ、4週連続レースを実現できたのもこの走行距離の賜物だったと思われます

レースは最初のハーフマラソン以降は3週連続トレイルレース。

ここは、スカイランニングに取り組んでいるとどうしてもレースが立て込む時期になってしまうため、このトレイル月間をどうトレーニングに結びつけるかですが、今回は2戦あったバーティカルではLT系やVO2Max系に刺激を、スカイレースでは有酸素系とエネルギー代謝系に刺激を入れられたかと思っています。

トレイル率が高くなった10月ですが、ハーフも走ったため、総じてLT系に刺激が入ったと思われます。

今月も、毎日のトレーニングは通勤経路を走りにあて、概ね10マイルは走るように意識しました。

正直、もうそろそろこの距離を超えても問題はなさそうですが、睡眠時間の確保と夕食の時間を考えるとどうしてもこの距離までが限度かなと思います。

平日のベースは2部練での10マイルジョグ。体力的には18kmにまで伸ばしても大丈夫そうですが、現状のライフスタイルでは限界かもしれません。

さて、11月はいよいよマラソンレースが始まります。

とは言っても、記録を狙うというよりはトレーニング的な意味合いと、レース自体を楽しみたいという目的で出場するレースです。

来週の松本マラソンは、義理の両親がいる地元。

年に数回訪れる松本の地を、マラソンレースで走れるというのが今から楽しみです。

そして、その二週間後は2年ぶりに出走するつくばマラソンです。

つくばは、マラソンを始めた頃は毎年のように自己ベストを更新するような走りやすいコースで、ここのところはずっと距離走代わりに走っていました。

松本の二週後ということで、おそらく万全ではないでしょうが、できればコースの良さを活かして久々に2時間40分台では走っておきたいとは思っています。

9月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

9月も終わり、いよいよここからレースシーズンが始まります。

レースが立て込むと、どうしても練習量が減っていくのでこの1ヶ月は少し意識して走行距離を積み重ねました。

そのせいか、今月は30日間の走行距離としては社会人になって最長の440km超えを記録しました。

社会人になって最長の、30日あたり448kmを走れた9月

最後の20km距離走は、流石にレース疲れも重なりかなり脚に来ていましたが、それでも以前なら途中で辞めてしまっていたような疲労度でも、脚力で押していける感覚を得ることができました。

また、今月の練習サイクルの中に組み込まれていたトラック5000mでも、前走の関東マスターズより10秒ほど速い16分40秒でまとめられ、練習を継続しながらもパフォーマンスを維持できる体になってきた印象です。

M&Kディスタンスでは50代最初の5000mでなんとか40代最後の記録を上回ることができました

今月はトラックレースに出たとはいえ、練習内容としてはLTやロング走が中心で、マラソントレーニングに移行する期間となりました。

しばらくマラソンペースから遠ざかっていたため、長い距離をペースを上げて走ることに脚が慣れてない感覚ですが、ここから少しずつ戻しておこうと思います。

今月はロング走を2回、LT走を1回と、徐々にマラソン向けの練習にシフトしてきました

9月は平日のジョグの距離を最低でも15km超えを意識したことで、トータルのボリュームを増やすことができました。

週あたりはだいたい100kmを維持してきたため、一度にまとめて走ってもリスクが高まらないのはおおよそ25kmまで。

なので、週末に時間が取れても一度に走るのは20km程度にしておきました。(最後の距離走の時だけは27kmを越えましたが)

平日はなんとか15kmは維持しましたが、週あたりは100km程度なので、まとめて走っても問題ないのは25km程度まで。

10月は、緒戦がいきなり高島平のハーフですが、ここはロング走の一貫としてあまり突っ込みすぎずに、後半ペースを上げていくくらいの余力を持って走ろうと思っています。

その翌週の烏帽子バーティカルは、バーティカルといっても割と走れる長めのコースで、ここもLT程度の負荷がかかるレースとなります。

この二レースで、比較的強い負荷を一定時間かけ続ける練習をして、最後はその翌週の55kmのログトレイル、志賀高原エクストリームトレイルで長時間走に慣れたいと思います。