こんにちは、ランマニアです。
今日は3年ぶりのトラック5000mを走ってきまして、本来であれば現在の全開で走れる走力をある程度計りたかったのですが、残念ながら2000mまでしか持たず、人生初のトラック5000mDNFとなってしまいました。
気温35℃の最悪コンディションであったこともありますが、強度を上げた時に脚の深いところに疲労が残っている感覚がする独特のだるさがあり、すぐに脚が止まってしまいました。
入りの1000mは3分15秒のペースメーカーについていったところ、今の自分にはちょっと速すぎる3分12秒になってしまい、ここで一気に脚にきてしまった印象です。
とはいえ、呼吸がそれほど苦しかった訳ではなく、いわゆるオーバーペースで酸素負債が一気に増加して脚が止まったのとはちょっと違う感覚で、とにかく脚が鉛のように重くなってしまった状態でした。
暑さで気持ちも切れてしまい、もうほとんどジョグのようなリズムになってしまい、これ以上走る意義を見出せず、2000mで競技を終了しました。
終えた後もなんだか脚がものすごくだるく、ぐったりしてしまったので、体の芯から疲れが出てしまったような感覚です。
さすがにこの状態では、暑さを克服して走るのは無理でしたね。
そもそもこの時期に5000mを入れていたこと自体無理もあり、嬬恋の時点で世界選手権の疲労がある状態で、その翌週にもバーティカルで出し切ってしまい、事実上そこまでで脚は終わっていたように思います。
今日もウィンドスプリントの時点で長続きしない感覚があり、なんか疲れてるなぁと自覚していたのも事実です。
エントリーした時点では、もう少し疲労はない状態だと想像していたんですけどね。
思ったよりもトレイルの疲れは大きかったです。
さて、世界選手権が終わった翌月の8月でしたが、予定通り走行距離のボリュームは一気に落ちました。
5ヶ月ぶりに300kmも割り込み、レストの日数もかなり多くなりました。
もちろんこれは想定内で、世界選手権の後に長期の休みを入れ、さらにはレース続きであったことからレース前後の走行距離が減ったためです。
それでも、詳しく31日間の練習を振り返ると、そこそこ強度の高い練習が頻回に入れており、こういう疲れは結構尾を引くだろうなと言う印象です。
先週のバーティカルのあと、いつもよりもかなりぐったりした疲労が出たのでちょっとおかしいなとは思っていました。
通常、バーティカルのレースはそれほど体に堪えることはなく、翌日まで尾を引くような疲労は残らないのですが、先週は珍しく翌日走りたくない感じがしました。
ああした状態から、疲労の度合いを推し量っておくべきでした。
疲労が積み上がると、疲れていない時では現れない疲労の上書きが起きてしまうのですね。
一月単位で見ると、走行距離も減り、脚のだるさも抜けてきていたのですが、あくまでバネのような表面的な力が回復していただけで、神経系の疲労に代表される、運動を長く続けられないような疲労はなかなか抜けていなかったようでした。
8月までに、VO2Maxまで刺激を入れてこられたおかげで、今日の5000mでも、思いの外3分12秒ペースに余裕がありました。
脚の疲れがなければ、呼吸の苦しさはそれほどでもなかっただけに、有酸素系から解糖系までが平均してワンランクほど上がってきた実感はありました。
実際、先週のバーティカルで手応えを感じられていたわけで、一旦深い疲労を取り除く必要があるなと思います。
次のレースは、10月1週目の高島平ハーフです。
来週はゆっくりジョグだけをして体を整えて、9月はじっくりトレーニングに集中したいと思います。
8月のトレイルレースは、もう少し楽にこなせると思ったのですが、やはり甘くはなかったですね。