こんにちは、ランマニアです。
5月はダニエルズゴールドプログラムフェーズⅡを、1ヶ月にわたって継続してみました。
4月のフェーズⅠでは脚が持たずにリタイアとなり、その後でのフェーズⅡだったので、正直今月すべてのメニューをこなせるとは思いもしませんでした。
もちろん、「こなそうと思ってこなした」というわけではなく、予定されていた1週間のサイクルを「今日はやれそうか」「アップの時点で行けそうか」と毎日その日の疲労状態を確認しながらその日の練習に取り組んでいるうちに1ヶ月が経ってしまった、というのが実際のところです。
そして、そうしたこだわりはなかったつもりでしたが、信じられないことにこの1ヶ月間の練習ですが、28日間の練習(レストも含む)すべてを忠実にやり遂げることができました。
こんなことは学生時代にもなかったことで、この一月間いかに調子を維持し怪我を防げたかを物語っています。
ただし、実はそれにはある程度根拠があります。
まず、疲労についてですが、これは以前にも話した通り、とにかく1日1日の練習で「余力を残して走ること」を意識していた、ということです。
「絶対に出し切らない」
これはレペでもインターバルでもジョグでも、どんな時でも守り通したマイルールです。
これにより、1月もの長い間、そこそこの負荷を体にかけ続けても疲労が一線を超えなかった大きな要因だったと考えています。
次に怪我について。
5月が始まる時点では、4月の終盤に危なくなったふくらはぎがまだなんとなく危うい感じで、フォアフットでスピード練をやるのは少し不安な状態でした。
そこで、4月の下旬からスピード練を中断して代わりに取り入れたジョグの中で、少しだけフォームを変えて走るようにしました。
具体的には、脚を大腿部からしっかり前に振り出し、接地時には若干リア側から着地し(といってもかかとに全重心が乗る感じではなく)、下腿の上の方から大腿部にかけて力を入れる意識を繰り返し練習しました。
この走りに変えてから、練習ごとにかかるふくらはぎへの負担が軽くなっていき、これをスピード練にも応用できるようになってきました。
また、ジョグの日はサロモンのSONICシリーズを履いて、脚への衝撃を少しでも軽減できるようにしたのも大きかったです。このSONICシリーズに搭載された、制振技術「Vibeフォーム」は、思いのほか「真面目な」技術で、脚へのダメージをかなり軽減してくれました。
さて、そんな5月ですが1ヶ月の内訳は以下のようになりました。毎週決められた練習はすべてこなせたので、すべて4回ずつ行ったことになります。
ペースごとの割合ですが、先月のTペースがなくなりIペースが代わりに入っています。
この3ヶ月間の走行距離の変化です。
今月は1日多かったとはいえ、1日で50kmも走っているわけではないので、月を通して平均的に距離が伸びたものと思います。ジョグの時間は変わっていないので、Hインターバルの日の総距離が伸びたのではないかと思っています。
さすがにこの3ヶ月では最長の走行距離、さらには負荷も大きくなっているのでさすがに疲労はかなりあります。明日からは三日ほど完全休養にし、一旦体をリセットさせようと思います。
フェーズⅢは、ダニエルズさんも「最も負荷の高いフェーズ」といっているように、その内容を見ただけで「これは流石に無理」という日も存在します(例えば4分Hインターバルなど)。間のジョグの時間も伸び、月間の走行距離もだいぶ伸びそうです。
しかし、この一月で確実に走力、体力、回復力は向上した実感はあり、一旦疲労をぬきさえすれば、そこそこやれなくもないかな、と期待しています。