こんにちは、ランマニアです。
世界選手権、無事完走し日本に戻ってきました。
その様子については別にまとめるとして、今回はひとまず遅れていた7月の振り返りをしたいと思います。
この7月は、月末に本番が控えていたこともあり、トレイルに特化した練習計画を組み、実際にそれを実行に移すことができました。
本来であれば、7月中に一度は累積3000mを超えるロングトレイルを入れたかったのですが、暑さとスケジュールの関係で、なかなかそこまでの距離を踏むことができず、3週間でトータルの累積が5000m弱になるというのが精一杯のところでした。
それでも、5月の時点で、今よりもまだまだ山練が足りてなかった頃でも箱根外輪山の50km近い距離と3500mに迫る累積標高をクリアできていたことから、7月の練習くらいを積めておけば、本番はどうにかなるのではないかという期待はありました。
結果的にそれは正しかったのですが、なぜそこがうまくいったのかは、また別の機会に考察しようと思います。
7月の総距離の約3割はトレイルとなりました。
レースも含めれば、累積標高差が10000m近くになるのも人生初です。
レースのために計画的にトレイルを入れてきたのですが、レースも含めると、結果的に7月はトレイルを走るための大きなトレーニング期間となったのは間違い無いでしょう。
8月には嬬恋スカイランという若干長めのスカイレースがありますが、それに向けてはとても良い集中的トレイル期間となったとも思っています。
当然、55kmものレースがあったことは大きかったですが、ただそれを入れても月間走行距離が今シーズン最長の380kmに及んだことはレースに出走するにあたり、大きな自信となったことはいうまでもありません。
当日のレース内容が、過去最長の55km超(一説には59kmという話も)、累積標高が4100m超という未体験のボリュームであったため、7月までの4ヶ月間でクリアしなければならない課題がいくつかありました。
その中で、最も重要な要素は、①距離にして50km以上のトレイルを走り続ける脚力と有酸素能力、②4000mもの垂直移動(体重を持ち上げる脚力と衝撃に耐え続ける脚力)を可能にする脚力の2点でした。
結果、トレーニング期間中にそれを証明する機会は訪れませんでしたが、レース本番の内容と結果を考えれば、それは概ね達成できたものと考えて良いと思っています。
さて、この7月を含め、4月からの4ヶ月間に及んだトレーニングがレース本番にどう活かされたのか。そして、一方ではまだまだ足りていなかった要素は何なのか。
そのあたりは、次回のレース当日の内容をまとめた記事で考察していきたいと思います。