閾値を超えてはいけません

こんにちは、ランマニアです。

ランナーにとっては、色々な意味で衝撃的だった昨日のレース。

一夜明けても、なんだか余韻が覚めず、まあ自分のような凡ランナーにはかすりもしない世界の出来事であったにもかかわらず、ランナーやっててよかったなぁ、と心底感じられるレースでした。

さて、そんな日に練習すると、ろくなことがありません。

現在ランマニアは、週1のポイント練という間隔で、体に負荷をかけています。自分の体の状態とかけられる負荷のバランスが、いまのところ最も得られやすいタイミングだと感じているからです。

昨日の練習は、無酸素性作業閾値(AT)を高めるための練習で、自分にとってのその辺りのペースで、一定時間走り続ける、というものでした。

ダニエルズさんの換算式では、ランマニアの閾値ペースはだいたいキロ3分30秒前後。

このペースで、最低トータル40分くらいは走ることを推奨しています。ランマニアは、たいていこの練習をする際は20分を2回に分けて走りますが、よほど体調が良い時でないと、2本も走れません。

ですから、昨日もまずは20分を目標にチャレンジしました。

ところがです。午前中大迫くん見て興奮してたんだかなんだか、いきなり最初の1kmの入りが3分22秒というとんでもペースになってしまったんですね。

いや、大迫くんはあまり関係なく、おそらくここのところの疲労をしっかり抜く取り組みが功を奏して、自分にとっての「閾値」が若干向上していたんだと思います。

でも、こういう時、本来ならちゃんとペースを落として、目的にしている練習をしなきゃいけないのです。だって、無酸素性作業閾値を向上させるには、40分程度は走らないといけないわけで。それができないペースで走ってしまっては、そもそもの目的から外れてしまいます

で、一応、ペースを落とそうと試みたんですが、なんだかんだで、もうだめでした。

人間はATを超えて走ろうとすると、しだいに呼吸が苦しくなってきます。特に、心拍数が上がりにくいランマニアのようなおじさんではその苦しさが半端なくなってきて、それほど長くは走れなくなるのです。

そんなことですから、当然20分も持ちそうになくなり、じゃあもうしょうがないからキリのいい5kmで終わりにしよう、となってしまうんですね。

これは一番やってはいけない練習

高校の時なんかは、練習は毎回必ず最後はレースになってバチバチに競い合ってましたが、それは若いから。おじさんは許されません。若くはないのです。

本当はしっかり20分間閾値ペースを維持して、次やるときは20分をもう一回できるように体を慣らせたかったのです。だけど、思いの外調子が良く、5kmを16分台でいけるかも、とか訳のわからない欲が出て閾値ペースをはるかに超えてしまいました。

まあ、充実感はありましたがね。

次の週末はインターバルをやる予定です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください