青梅の山を走ってきました

雨が降らずによかったです。

こんにちは、ランマニアです。

コロナ騒動でお仕事がなくなり、今日はお休みをもらいました。

で、せっかく平日の昼間に時間があるので、久しぶりに山を走りに行きました。山なら、感染の危険性がほぼゼロですからね。

ランマニアは、もう10年ほど前からトレイルランニング(厳密に言えばスカイランニング)に取り組んでいます。

もともとは、マラソンを速くなるために、脚力や心肺機能、それから体幹を鍛えるために始めたのがきっかけです(実際にはそのどれもあまり鍛えられませんでしたが)。

初めは、「本業」のかたわら「レジャー」のつもりで始めたのですが、次第に山の魅力に取り憑かれ、また成績もそこそこ残せるようになってきたことで、夏から秋にかけてはそれなりに本気で取り組むようになってしまいました。

実は、トレーニングには3つの原理があると言われています。詳しくは、ネット上に溢れていますので参考にしてください。

その一つに、「特異性の原理」と言うのがあります。

走るトレーニングは走ることを鍛えますし、ピッチング動作はピッチング動作を鍛えます。

それと同じように、このトレイルランニングにも当然特異性の原理が適用され、トレイルランニングにはトレイルランニングのトレーニングがあると言うわけです。

ですから、本来、トレイルランニングを速くなりたければ、山をたくさん走ることが最も効果があるのですが、ランマニアのようにメインがマラソンにあるようなランナーは、そればかりやっているわけにもいきません。

トレーニングには特異性の原理がありますから、トレイルランニングの練習ばかりしていては、マラソンが遅くなってしまうのです。

ところが、マラソンもトレイルランニングも、実は共通の要素があります

それは、心臓や血管などの循環器系と、肺などの呼吸器系の機能ができるだけ高い方がパフォーマンスを発揮できると言う共通点です。

長い距離を走る脚の筋力(やエネルギー代謝)、と言う点では、ロードを走るのと山登り(下り)をするのとでは、使う筋肉が意外と異なるので、それほど共通しているとは思ってはいません。

とにかく、そうした「心肺機能」は明らかに影響しますから、ランマニアは、長距離練習で鍛えた心肺機能を生かして、トレランを走っている、という感じです。

ところが、マラソン練習では絶対に鍛えられないのが、急な登山道をぐいぐいと登っていく登坂力と、その同じ道を駆け下りてくる下山力です。こればかりは、山を走るしかないので、ランマニアは、シーズンに入る前に少しずつ山へ行って体を慣らすようにしているのです。

前置きが長くなりましたが、そんなことで、今日は山トレをしたということです。

山トレで大事なのは、水平距離ではなく垂直距離(累積標高)です。

走る距離よりも、登った距離です。

今日走った青梅の雷電山までの青梅丘陵は、標高が400〜500mの低山ですが、ほとんど尾根道を進んでいくもののの、かなり激しいアップダウンがあり(基本的に稜線は平坦ということはありません)、青梅駅から雷電山往復で、累積標高1000mを超えました。

ランマニアの出場するスカイレースは、だいたいが累積標高2000mを超えるので、今日くらいの練習では全然足りてないのですが、まだオフシーズンなのでこれくらいで留めておきました。これ以上走ると、ランマニアは疲労が一線を超えてしまうので。

今日走った青梅丘陵は、初めて行きましたが、低山と思って甘く見ていると、痛い目に遭います(遭いました)。

途中までは整備された遊歩道ですが、半分から先は本格的な登山道です。急登も何度も出現します。

おそらく、都心から最も手軽にアクセスできるトレイルコースですので、初心者だけでなく、本格ランナーがトレーニングする場所としても不足はないと思いますよ。

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