短距離走は脳トレ走

こんにちは、ランマニアです。

今月からダニエルズさんのプログラムもフェーズⅡに突入し、火・金の練習が若干変更になりました。

昨日の金曜は、これまで火曜にやっていたショートのれペティションの日だったのですが、フェーズⅡからは200mに変わりました。本数は、8本を間5分のジョグでつないで2セット、合計16本です。

フェーズⅠは400mを10本でしたから、単純に総距離だけで見ると若干減っているので、「意外と楽そうだな」と長距離ランナーは見かけの距離だけですぐにそう判断してしまいます。

そして実際に走ってみますと、400mなら「400mを最後まで持つペースで」、200mなら「200mを最後まで持つペースで」という意識に変わりますので、400mの時よりも若干「攻めた」走りになるわけですね。

400mの時はその意識ですとだいたい70秒前後で10本行っていました。

そして、昨日は同じ意識で走ったところ、一本目こそ31秒台と少しオーバーペース気味になってしまいましたが、それ以降はだいたい33秒を少し超える程度のスピードで安定しました。ちょっと速いですが、昨日は追い風がかなり強かったのでVDOTから換算された35秒よりは若干速くなってもおかしくなかったと思います。

この33秒というのは、もし400m走れば67秒くらいになるペースです。つまり、距離は短いですが、先月取り組んだレペのスピードよりも明らかに速いわけです。

速いということは、当然「少し頑張ら」なければならなくなり、以前から話している「出力」を上げる必要が出てきます。筋力は発揮しようとする「意識」によって強弱がつけられますから、だいぶ脳からの情報を強めに出して走った感じです。

そのせいかどうかわかりませんが、昨日終わった後は、脚の疲れはそれほどなかったものの(まだまだジョグなら10kmくらい走れそう)、とにかくぐったりと疲れてしまって、夜はあっという間に寝てしまったんですね。

今朝起きた時も眠気が残っている感じで、明らかに疲れている様子でした。

400mでは、3回目の時にはもうそういった疲れはほとんどでなくなっていたので、かなり適応してきたんだろうな、感じていましたが、今回の200mでまたどっと疲労が出てしまいました。

しかし、脚の疲れや筋の張りなどはほとんど感じられないことから、どうやら、速いペースで走る「筋力」「筋持久力」の適応は進んだものの、より強い筋力を発揮する「出力(脳から発揮される神経系の情報の強さ)」の適応は、やはりそれ相応の強さを発揮してこそ進むのではないかと考えました。

つまり、短い距離を出力を上げて走ることは「脳のトレーニング」にもなっているのかもしれないな、と。

これは来週もう一度200mのレペをやってみた時にわかると思います。

400mの時も、2回目以降だいぶ楽になったので、もし来週の200mを実施して今回のような疲れが出なければ、そうした適応が進んだものと考えていいのではないかと思います。

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