こんにちは、ランマニアです。
このブログを読んでくださっている方からすると、「なんだ、ランマニアはそこそこ走れんじゃないか」と思っている人もいたかも知れませんが、今日の練習でついに「本性」が現れました。
もともとランマニアはこんなもんで、ここ数ヶ月がとにかく上手くいきすぎていたのですね。
そして、あまりにもうまくいきすぎるので、ちょっと怖かったというのが正直なところです。
今日、久々に計画した練習を最後まで遂行できず、途中で止めることになりました。もちろん、怪我とかではなく「疲労」からですね。
疲労といっても、強度の高い練習や負荷をかけての筋ダメージではなく、ずっと前から話している「神経系の疲労」(これは推測ですが)によるものです。
この数ヶ月は、とにかくこれをうまく抑えながら、ちょうど継続できる練習のサイクルを維持できていたのですが、今日の練習ではついに予定していた練習をこなせるだけの疲労の回復が見られなかったのです。
今回のフェーズⅢからは、火曜と金曜の強度の高い練習が両方とも「長距離練」になったのですね。これは実際に始める前からかなりきついフェーズになるぞ、と予感はしていました。
例えば、フェーズⅡまでは、火曜か金曜は必ず「短距離系」のレペティションでしたから、どちらかで「長距離系」の筋肉や神経系を使ってしまっても、1週間はその部分を休ませることができました。
長距離系の練習の疲労は短距離系の練習にあまり影響しませんでしたし、その逆もまた然りでした。
そうやって、なんとか疲労の度合いを最低限に留めて1ヶ月間サイクルを維持できていたのです。
しかし、今月は長距離系の練習の疲れがまだ抜けきれぬうちに、再び長距離系の練習が三日か四日後にはやってくるのです。
今日は実際にその流れを初めて体験しましたが、やはりこれまでと違って疲れが抜けきれないままスピードを上げていく感覚を味わいました。
特に、1km3分10秒台あたりのペースを一定時間維持するのがとにかくしんどく、かなりの努力度が必要になるイメージです。
こういう時は大体疲れている時で、1本終えた時点で神経系が疲れ切って出力を上げられなくなることがほとんどです。いや、通常ランマニアの練習はいつもそうでした。
その感覚が、今日は久しぶりに現れたな、と。
しかし、今日はペースが予定よりもかなり遅くはありましたが、「4分インターバル」というのを初めて経験できました。1km地点を通過してから、さらにそのスピードで40秒以上走らなければならない、という経験は初で。
確かにきついです。ランマニアの場合は呼吸よりも脚のしんどさが先に来ますから、そのきつさが1km過ぎにピークとなります。
そうしたこれまで経験したことのない領域を今日は3本程度(3本目はIペースとは言えませんが)体験できたのは唯一の収穫だったかも知れません。
さて、問題はこの後ですね。すでに1サイクル目でドロップアウトですから、2サイクル目以降はもっと悲惨な状態になりそうですが、まあ、ひとまずできるところまでは挑戦してみようと考えています。