やれる疲労かやれない疲労か

こんにちは、ランマニアです。

今日は今月最初のインターバルの日でしたが、残念ながら脚の疲労が酷く久しぶりの練習DNSとなりました。

これまで比較的Qデーを順調にこなせていただけに、今日のようにアップの時点で無理かも、と言うのは少し珍しいケースでした。

ある意味、計画通りの練習を忠実にこなしていたため、想定外の疲労とかダメージとか、そういったものを回避することができていたのかもしれません。

ところが今週は、先述の通り、予定外のトレイル練習を入れてしまったのがことの始まりです。

予定では、もう少し負荷の軽いトレイルを走る予定だったのが、想定外に累積標高も勾配も足にダメージの残るコースを走ってしまったのですね。

走りながら「このキツさはやばいなぁ」と思っていたので、その後の脚の筋痛はまあ予定通りと言えば予定通り。トレイル慣れしていない時の急激な負荷は、重い筋痛が残るのです。

さて、そこから中2日でジョグの方は大体いつものペースにまで戻すことができていたので、今日は試しにQデーの2回目を入れてみようと思ったのですが、ペースをあげた途端あり得ないほど脚がガチガチで、全くスピードを維持することができませんでした。

ジョグで温まれば筋痛も和らぐだろうと甘く見ていましたが、それ以前に筋力の発揮に問題が出るほどダメージを受けていたことに気づきました。

今回のように、筋そのものがダメージを受け、どんなに頑張ろうとも筋力を発揮できないような疲労状態の時は、とにかく心理的な頑張りでカバーしようと思ってもなかなか難しいものがあります。

一方、練習を長く積んできて、体全体がだるかったり頭が疲れていてぼうっとしてしまっているような時も、同じく練習に気持ちが向かないのですが、こう言う時はアップや流しを入れると頭の覚醒水準も戻ったりして、意外と走れてしまうことがこれまでもありました。

つまり、同じ「疲労」と言う状態でも、筋そのものが物理的にダメージを受けているのか、筋やそれと脳とを繋いでいる神経系を酷使したことで感じる「疲労感」なのかを見極めることは、一定期間安定して練習を続けるために割と重要なことだったりするのですね。

そして今日のように、脚そのものが物理的にダメージを受けているときは、走るフォームもおかしくなって、別の場所を故障しやすくなったりします(大腿部が疲労していると膝をうまく屈曲させられず、結果的にふくらはぎを痛めやすい、とか)。

なので、そうした懸念もあったことから、今日は体自体は元気であったものの、大事をとって強度の高い練習を避けたのでした。

いわゆるポイント練の際に、体が万全ではないことは比較的よくあることですが、そこで「その中でもやれる範囲でやる」のか「別の機会に設定し直す」のかは、なかなか判断の難しいところでもあります。

しかし、今日のようにメインがVO2Maxペースだったりする場合は、「遅いなりにやりきる」ことはほとんど意味がないので、やはりできるだけ良い条件で行うべきだと考えています。

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