好事魔多し

こんにちは、ランマニアです。

ついにやってしまいました、ふくらはぎ。

この1年間、ずっとなかったんですけどね。やはり先日の10kmロードの負担は相当なものがありました。

ことの発端は、やはりあの関所マラソン。

まあとにかくあの日の記事にも書きましたが、ここ数年では最も調子の良い状態で、久しぶりに脚の力が全て靴を伝わって地面に届けられ、フォームもペースも自分の思いのままコントロールできる状態。

レース運びもタイムも全て納得のいく結果となったわけですね。

しかしそういうレースは逆に考えると脚には物凄く大きな負荷がかかっていることの現れで(グリップのいいタイヤを履いてエンジンのパワーがロスなく路面に伝わると車のボディにも負担がかかるように)、本当は怪我のリスクが非常に高まった瞬間でもあったのです。

実はレース中にも兆候はありました。

そうですね、ラスト2kmから1kmだったでしょうか、右脚のふくらはぎが急速に張っていく様子が感じられました。

当然ラスト1kmあたりですからもうやるしかないわけで、多少の強い張りなら最後まで押し通してしまえ、と思ってスパートをかけたのですね。

幸い、ゴールまではなんとかその状態が悪化することもなく、ふくらはぎパンパンだなぁくらいで済んでことなきを得ました。

問題はその後でした。

ランマニアは、実は普段「ダウン」と言うものをほとんどしないのですね。

理由は単純です。レースで出し切ると、もう疲れて走りたくないからです。

もちろん最後に軽く体を動かして血流を増やし、体内の疲労に関わる物質の代謝を良くした方がまあいいのでしょうけど、もう疲れ切ってしまっていると「帰り道がダウンだよ、それでいいよな」的な気分になってしまい。

先日のレースでもいつもならそうしていたはずです。しかし、会心のレースをしてしまった時は、ゴール後も気分がいいのですね。めちゃくちゃ爽快で。

あろうことか、一緒に走った仲間に「ダウンいこうか!」とか誘ってしまったわけですよ、調子に乗って。

ランマニアを知るランナーなら「ランマニアがダウンだとよ!」と驚くはずです。

まあ本当に調子に乗るとろくなことがないわけでして、この「余計な」ダウンの最中、ついにふくらはぎが音を上げ、切れるところまで入っていないものの「この痛みはやばいやつだ」と感じるような一段階上の痛みが襲ったのでした。

当然、「ごめん、ちょっとふくらはぎやばいからやめる」とすぐにやめたのですが、その後も前足部で踏ん張るだけで少し痛みが出るほど強く張っていました。

とはいえ、このあとはしばらく休養だし、次週もE週間だからジョグだけしてれば良くなるだろうと、割と楽観的に考えてはいました。

実際、その後は軽いジョグや登山、それから意外とトレイルは負荷が分散しますのでそうした工夫をしながらジョグで繋いでいるうちに、痛みもほとんど消え、昨日の時点では張りもほとんどなくなっていたのですね。

なので、今日はやれそうだな、と思っていたのですが、やはり「レース後2週間は要注意」のマイルール通り、今日の練習で再び強い張りが出てしまいました。

もちろん、切れるほどの重症ではありませんし、ゆっくりとしたジョグなら問題ありません。着地の仕方を工夫すればおそらく痛みも出ないでしょう。

ただ、キロ4分30秒以内はまず無理です。

つまり当分はMペース以上で走ることはできません。

まあ事実上、練習ができないのと同じですよね。

せっかく積み上げたものが数週間でだいぶ元に戻ってしまうのが非常に残念ですが、考えてみれば昨年は非常に順調にことが進んだ年でしたし、最後にいいレースができました。なので、一度体をリセットするにはいい機会なのかもしれません。

それと、明日軽く走ってみて、もしスローなジョグが大丈夫なら、ゆっくりとしたジョグにじっくり取り組むにはいい機会かもしれません。

ランマニアのジョグは通常でもかなり遅いのですが、それでもキロ5くらいまでは上がりますから、それよりもずっと遅い、特に下腿の反発をほとんど必要としないようなペースのジョグをする機会というのは貴重かもしれません。

昨年8月のハムストリングス付着部炎以来の練習を中断する故障ですね。

そう言えばあの時もダニエルズ練開始後4ヶ月でした。

だいたい4ヶ月あたりが一つの様子見ポイントなんですかね。



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