こんにちは、ランマニアです。
のっけから40代未満の方を置き去りにするタイトルですが、ようやく安定的に練習を継続できるようになって「わかり始めた」今の心境をタイトルにしたらコレになりました。
今日は久しぶりに「フルアスファルト」ジョグを行いましたが、まあとにかく以前のふくらはぎのやばかった頃に比べて、だいぶ下腿(膝下)の「剛性感」が増してきた印象です。
正直、まるで自分の脚がガラスでできてるんじゃないかと思えるほど、何かのきっかけで「ピキ」って言ってしまうんじゃないかとヒヤヒヤする状態でしたね、一時は。
「イケてる」時は、足裏でバシバシ路面を叩いて豪快に進めるんですが、そんなことをしようものならふくらはぎが粉々になるんじゃないかと。
さすがに前足部でバシバシ路面を叩けるほどの剛性感ではないものの、今日のロードジョグはまたそういう走りが戻るんじゃないかと予感させるくらい脚の頑丈さを実感できた練習になったのですね。
しかしここに至るにはやはりそれなりの苦労があったのも事実です。
最も大きなターニングポイントは、やはり4月下旬に設定した2週間のノーラン期間でしょうか。
あそこで一旦、微細な損傷・断裂してしまった筋繊維を修復させ、そこから改めて筋を鍛え直していったことが大きかったように思います。
それまでも、ノーランデーを何日か設けてはいたのですが、わずか数日の休みでは「回復」はしても「修復」には至らない状態であったのだな、と改めて感じます。
筋繊維がしっかり「修復」されなければ、少しの刺激でまた損傷してしまい、痛みは生じないものの体感できないレベルでのダメージが残っていて、少しの刺激(ジョグ)でもその弱っている部分からじわじわと「亀裂」が広がっていくイメージでしょうか。
そして実際にはもう糸が数本でつながっている状態になった時、なんでもないジョグの最中の「次の一歩」でピキっとなるのですね。
とにかく、一度筋肉の状態をある程度健全な状態に戻し、その上で本当に少しずつ刺激を与え、適応を促す、という言われてみれば当たり前の過程を踏まなければならないのが故障からの復帰なのです。
初めは山歩き。数日おいて、歩くようなペースでの軽いジョグ。しかも頻度も1日おき。
途中上田スカイレースというとんでもなく危ないイレギュラーなイベントが入り込みましたが、本来であればああいうことはないほうがベストです(結果的に何もなくて良かったですが)。
そして先週からは少し長めのジョグを1日おきに入れてきました。
走行時間が100分を超えたあたりで、さすがに疲労が溜まりましたが、そこから回復したあたりで心なしか「脚の頑丈さ」「疲れにくさ」が徐々に戻ってきた感じを受けました。
ウォーキングを含め練習を再開して大体ひと月くらいでしょうか。総走行距離にしておよそ200km弱といったところ。
この10年、もうこのふくらはぎの肉離れは幾度となく繰り返していますが、どうしても「やめ時」「始め時」が掴めないんですよね。
痛けりゃやめればいいのに、って思うのですが、本当にやばい痛みでない気もしたり(実際そういう時もあり)、痛くないから走ったらキレたり。
そういうのがわかってくれば、文字どおり「マイレボリューション」なんですけどね。
とにかく、今年に入っての練習継続期間が最長の1ヶ月に近づきつつあります。前回4月は最短の二週でキレましたから、一日置き練習が基本とはいえようやく脚の状態も元に戻りつつあるのではないかと。
明日は久々の「連日練」を入れ、その後練習頻度を距離を抑えながら元に戻し、5月を乗り切れれば6月からいよいよファルトレクなんかを入れていこうと思います。