板橋Cityマラソンに出場してきました

こんにちは、ランマニアです。

マラソンは、難しいですね。

というより、自分の体の特性では、よほど調整がうまくいかない限り、この種目で結果を出すのは並大抵のことではないな、と毎回感じます。

今シーズンは、4月から計3回のマラソンに出場しました。

最も練習を積めていた4月の長野マラソンはDNF。

次に練習を積めていた今日の板橋はほぼDNFの3時間9分。

そして、最も練習ができていなかったつくばマラソンがネガティブスプリットのサブスリー。

つまり、自分の場合、練習が積めていたかどうかよりも、いかに疲労(自分の場合は慢性疲労症候群の症状)が抜けている状態であるかの方がとても重要だということなのですね。

一方、今日の失敗の遠因は(いやむしろ直接の要因とも言えますが)、7月から故障で3ヶ月走れなかったことではあります。

7、8、9月とほとんど練習皆無の3ヶ月を過ごしたのは、冬から春にかけてのマラソンを走るには大きな痛手でした

通常、2月3月のマラソンを走るためには、例年7月8月あたりはかなり走り込んでいた現実があります。

それにより、11月以降、レースが立て込んできてもその回復が遅れることもなく、むしろいい刺激となりながら冬場に体を仕上げていくことができていました。

ところが、今回3ヶ月ものブランクを作ってしまったことで、基礎的な持久力も回復力も一気に衰えてしまい、ようやく復帰した後もなかなか長い距離を重ねていく体力がなく、強度の高いレースばかり迎えているうちにどんどん調子が落ちていった、という感覚です。

今回、確かにハーフマラソンの後3週間でマラソンを走るのは、自分の体ではかなり無理がありますが、夏場からしっかりと距離を踏んでいれば、ここまで調子を落とすことも無かったのではないかと考えています。

昨年故障から復帰した後の11月からのトレーニングを振り返ると、月間の走行距離はフルマラソンを走るためには明らかに足りておらず、その一方でレースはコンスタントに出場している状態でした。

疲労が抜けていた分、レースではそこそこの結果を残すことができましたが、絶対的な回復力が高まっていない中で、高い強度のトレーニング(レース)を次々と入れていっては、そのうち調子が下降していくのは目に見えていました。

今にして振り返ると、2月に出た埼玉県駅伝が一つのピークだったと思われ、そこから徐々に調子は下降線をたどり、深谷の頃には慢性疲労症状が「走れない程度の閾値」を超えてしまったように思えます。

確かに、だいたいLT付近のペースで走り続けるレースが続いたことで、10kmとかハーフとかのペースで走り続ける力はそこそこついてきたという実感はありました。

ただ、そもそもマラソンを走るために必要な絶対的な距離は足りておらず、そのための練習を続けても疲労を溜めにくい体が、全く出来上がっていなかったと考えています。

とはいえ、実は練習が積めていた時期(月間で350km以上)にあっても、今日のようなマラソンでの失敗は数え切れずあり、疲れやすい自分の体で、トレーニングを重ねながら疲労を溜めないようにしていくのは相当な難易度であると思っています。

7年前に東京マラソンで2時間40分を切った時も、その4ヶ月前に出たさいたまマラソンでは3時間20分近くかかっています。

通常、いくらレースで失敗したと言っても、自分のベスト記録からここまで落ち込むことはそうそうなく(他の種目ならここまで落ち込まない)、マラソンのような長丁場になればなるほど、自分の疲労症状が影響しやすくなってくるのは明白です。

だからこそ、なんとかそこを克服・攻略して走れた時の喜びは何倍にもなるのですけどね。

さて、実は明後日にもう1レース駅伝が控えていて、マラソンの2日後で肉離れ等の心配がかなりあるのですが、なんとかそこを乗り越えれば今シーズンも一旦終了します。

そのあとは3月中は走らず、4月からのトレーニングに向けて体を一度リセットさせようと思っています。

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