5月振り返り

こんにちは、ランマニアです。

5月もあっという間に終わり、今日から6月です。

今年の5月は例年よりも涼しい感じがして(本当にそうであったかは不明)、練習をする朝と夕方はかなり走りやすいコンディションが多かった気がします。

5月は当初から若干走行距離を増やそうと考え、いつもの通勤コースで行きのみ距離を伸ばし、1週間で走る距離の微増分を積み上げていくようにしてみました。

週6日の練習で考えれば、平日の4日を15km平均で走り、週末の2日を20kmずつ走れば合計100km。4週間でちょうど400kmになりますので、30日、あるいは1ヶ月で考えれば軽く400kmを超える走行距離を踏める計算となります。

本当は、週末2日を30kmずつ走り、500kmに乗せたいところではありますが、今の体力ではそれは確実に無理ですし、故障もしてしまいます。

なので、現時点では、まずは安定して毎月400kmを超えられるように、日々の練習は回復の間に合う15km程度。さらには高強度の練習も週1日。週末も多くて20kmずつ。という確実にこなせる量で練習を続けることにしました。

板橋シティマラソンの疲労を抜いた後の4月から、こうした意識を続けてきたのですが、気づくと週末のインターバルやテンポ走のペースが以前よりも上がっていることが多くなりました。

一番驚いたのが、4月終わりから5月前半にかけて、1kmのVO2Maxペースの練習で、3分一桁台が出始めたことでした。

ここ数年、1kmの全力走のタイムがどんどん遅くなってきていて、去年はかなり本気で走った際、3分15〜18秒かかってショックを受けていたところでした。

加齢の影響なのか、もうこういったペースで走る力はどんどん衰えていくのだな、と半ば諦めかけていたところでした。

ところが、4月以降、VO2Maxのペースだけでなく、LTペースにしても楽に走ったマラソンペースにしても、昨年までよりもワンランク上がった気がして、気がつくと40代前半の頃の練習ペースで走れる日が増えてきたのですね。

そんな体の変化を感じている中での、上田バーティカル、経ヶ岳バーティカルリミットでのPB。

ペース配分を意識したとはいえ、それでも無理をせずともPBが出せたことに少なからず手応えを感じていました。

終盤まで力強く走り切れた上田バーティカル
6年越しのリベンジを果たした経ヶ岳バーティカルリミット

そして、今日の練習では久々の1km×3のVO2Maxインターバル。

余力を残しながら、3分16秒、13秒、10秒と、これもここ数年できていなかったペースで完遂することができ、調子が安定してきたことを実感したところでした。

こうした、調子が上向いてきた要因をどう考えるか、走りながらあれこれ思いを巡らせていたのですが、最も大きな要因は、やはり数ヶ月単位で走行距離が増えてきたことが大きそうだなと。

長距離種目は、一定のペースでできるだけ長く走ることが必要になるため、同じペースが少しでも楽にならなくてはなりません。

つまり、効率の良いエネルギー供給が行われなければならないわけで、そのためには有酸素能力の向上は必要不可欠となると考えています。

ですので、毎日地味ではありますが、少しずつ距離を伸ばして走ることを継続し、それを数ヶ月続けているうちに、代謝系や血管・循環系が少しずつ適応してきたのではないかと考えました。

二月続けて400km超えは初ですし、先月はついに442kmまで距離が伸びました

もう一つの要因は、4月以降、週末の高強度練習の最後には、どんなにきつい練習をこなした後でも、必ず200mを(全力走行でない)解糖系を使うくらいのペースで数本走る取り組みを続けてきました。

本練習は、せいぜいLTとかVO2Max程度のペースですから、解糖系を使うペース、筋の使い方とは少し違ってきます。

なので、きつい練習をやったとしても、最後の200mはいわゆる「別腹」なのですね。

これを入れ始めてから、LTやVO2Maxのペースが楽になってきた気がしていて、さらにはトレイルの急登の歩きにも余裕が出てきた気がしています。

こうした、有酸素系の基礎となる力と、それを利用しての糖代謝能の融合がこの2ヶ月で徐々に進み、以前のように余力を持ってペースを維持できるようになってきたように思います。

5月は全体的な距離も伸びた上、定期的に高強度の練習も継続できました

さて、6月には久々のトラックレースがあります。関東マスターズで、数年ぶりの1500mと5000mに出場する予定です。

今季前半の大きな目標は富士登山競走ですが、このトラックレースもそれなりにしっかりと走りたいレースとなっています。

40代の前半には、1500mは4分10秒台、5000mは15分台でギリギリ走れていましたが、流石に今となってはその記録を出すことは難しそうです。

とはいえ、今回のトラックレースはおそらく40代最後のトラックレースとなるはずです。

この10年間で自身の走力がどれくらい変化したか、それを確認してみたい気持ちもあり、できるだけ良い状態でレースに臨みたいと思っています。

トレイルはレースのみの走行距離。それでもPBで走れたことで平地での練習の重要さに気づいた月でした。

4、5月と400kmを超え、体力、回復力もだいぶ向上した気はしていますので、練習やレースからのリカバリーが以前よりも早くなった気がしています。

なので、6月もさらに距離を伸ばして練習を継続することもできそうではありますが、今月もレースが入っていますので、あまり気負いすぎず、調子に乗らず、とにかく故障をせずに練習を継続することを第一目標にして、練習を欲張らないようにしたいと思います。

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