こんにちは、ランマニアです。
今日はサロモン SONIC RA MAXで120分ジョグをしてみました。
2時間で22km強ですから、たいした速さではないですが、終盤はキロ5も切り、一時は4分40秒台まで上がっていましたので、だいたいこの靴のポテンシャルはわかってきたのではないかと思います。
気になっていたオーバーサイズ感も、シューレースの通し方を工夫したところ、走行中に脚が腫れてくることも相まって、意外とぴったりなサイズ感になりました。むしろ、適度に足指を広げられるので、踏み込むにはちょうどいいかもしれません。
120分走り、どこにもストレスがなければ、まあそこそここの靴は自分に合っていたと考えていいと思います。
さて、ランナーの皆さんなら誰でも「靴の裏側」には常に興味がありますよね。
ランマニアも、暇さえあれば靴をひっくり返してソールの裏側を確認しています。(この様子を、知らない人に見られたら変態だと思われそうですが・・。)
言うまでもなく、靴裏にはランナーの様々な情報が隠されているのですね。
どこで接地しているのか、どちらの脚でよく蹴っているのか、変な癖はついていないか、などなど。
ランマニアは、ペースが上がれば上がるほど、どうしても接地が雑になり、足の外側から接地する癖があります。靴裏では、両足の外側が真っ先に削れてきてしまうのですね。
本当は、脚の付け根の方、大腿部からしっかり脚を振り出し、そのまままっすぐ脚を下ろしたいのですが、ペースが上がると余裕がなくなり膝下をせわしく動かして前へ進もうとしてしまいます。その結果、外側接地が促進されてしまいます。
しかし、普段のジョグでは、なるべく接地した後の動きを丁寧に行い、下腿(ふくらはぎなど)だけに頼らず、大腿部(特に二頭筋)をしっかり使って走れるよう意識しています。なので、ペースを上げた時に比べれば、比較的接地もスムーズに行えていると感じています。
で、ちょうどこの新調した靴でも45kmくらいを走り終えたあたりでしたので、靴裏を確認してみました。
まずは右足です。ちょっと写真では分かりづいらですが、外側の黒の縁の辺りは思ったよりも削れていません。最も削れているのは、青の部分のブロックパターンで言うと2列目前から3ブロック目あたりです。ここはちょうど母子球のあたりで、ランマニアが接地する際最も重心がかかるところです。比較的、丁寧に設置できているのかもしれません。
そして左足です。通常、ランマニアは左の外側が真っ先に削れてくるのですが、これで見ると、やはり黒の部分より青の真ん中あたりが最も削れています。一見すると左右対称っぽいです。
一方、こちらは左足のかかと部分。写真で見ると分かりづらいですが、もうほとんど着地した形跡がないほど新品状態ですね。いえ、自分の体感では決してかかとを浮かせているわけではありません。写真で言うと、あの赤の三角の辺りまでは地面に接している感覚はあります。ただ、本当に触れるくらいなので、おそらくこれほど綺麗なのでしょう。フォアフット、と言うほどではないですが、蹴った脚をそのまま地面に下ろすと、ちょうどこのような接地位置になるのですね。
さて、45km強でこの状態です。ひとまず、これまで通り丁寧な接地を心がけて、フォームが崩れないよう気を付けていこうと思います。そのためには、疲労のことも含めて、ペースを上げるのはもう少し待ってもいいかもしれません。
そして、ちょっと気のせいかもしれませんが、ふくらはぎの張りはあまり変わりませんが、大腿部の疲労がここのところあまり感じないのですね。
以前は、ジョグをした後でも、結構太ももに「きた」感じが常にして、1日だるい、と言った状態になりましたが、この靴にしてからそう言うのがほとんどないのですね。朝走っても昼過ぎには脚が軽くなっている、みたいな感じです。
確かに、走行中に太ももを触ると、アディゼロジャパンでは「ブルブル」筋肉が揺れるのに対して、このSONICでは、ほとんど筋肉が揺れないんですね。
これ、現行SONIC3のレビューで吉田香織さんが同じこと言っていましたが、確かにそうだな、と。
まあ、単純にソールの厚さの問題かもしれないので、「Vibe」フォームの影響と決めつけるのは慎重にならなければなりませんが、いずれにしてもなかなかいいです。
明日の夕方は雨予報。ちょっと濡らすのは気が引けますが、ウェットコンディションの性能も試してみたいですね。