月間走行距離の呪縛

こんにちは、ランマニアです。

マラソントレーニングをしている人なら、誰もが意識したことのある「月間走行距離」。

私もかつては、お金を貯めるように毎日距離を稼いで、月間走行距離を出来るだけ多く増やせるようやっきになっていました。

結論から先に述べると

  • 月間走行距離が増えれば速くなるとは限らない
  • 月間走行距離が少ない人でもタイムを伸ばす人はいる
  • 「どれだけ走ったか」ではなく「どんなペースで走ったか」が最重要

ということになります。

皆さんの周りにも、月間何百キロも走っている信じられないサラリーマンや学生がたくさんいることでしょう。

その中で、めきめきと力をつけるランナーと、いつまでも伸び悩むランナーとがいることに気がつくと思います。

その差は何か。

その鍵は、「走るペース」にあります。

着実に力をつけているランナーは、ほぼ間違いなく「あるペース」を意識して距離を積んでいます。

逆に毎日たくさん走っているのに、なかなか速くならないランナーは、「あるペース」での練習が決定的に欠けています。

むしろ、その「あるペース」で走ることよりも、距離を稼ぐことが目的になってしまっているランナーは、大抵疲弊してしまいパフォーマンスの低下を招いています。

これが「月間走行距離の呪縛」です。

では、その「あるペース」とは何か。

これについてはまた今度。

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