1からやり直し

こんにちは、ランマニアです。

8月上旬に練習ツイートをしてから約2ヶ月間、Twitterもブログもせず,完全に雲隠れしていました。

もしかしたら,ランマニア競技やめたか?と思われていたかもしれませんが,実際一時的にはそれくらいの気持ちで休まないといけないな,と思っていたのは事実です。

というのも,今回の故障は本当に快復が悪く,何もせず休んでいても一向に痛みが引いていかない日々が長い間続いていたのですね。

通常,これまでの故障であれば(足底筋膜炎でも)目安として1週間丸々休めば,だいぶ痛みが引いていったのですが,今回かなり焦ったのは,1週間走らず過ごしていても患部の痛みが全く変わらなかったことです。

一時期は,もうこのまま走れなくなるんじゃないか,とかなり先行きを心配して、メンタル的にやられた時期もありました。

ではなぜ,今回の故障はここまで長引いてしまったのか。

振り返ると,いくつか思い当たることがあります。

①6月に痛みに気づいたあと数週間,レースも含めかなり走ってしまった

②痛みが引いた後の休養期間が十分でなかった(最大2週間入れた時もありましたが,結果的に3週間の休養が必要な故障だった)

③そもそも治りにくい足底筋膜炎

④老化による回復力の低下

この辺りが自分なりに思い当たったところです。

①については,故障のかなりの早期に休みを入れたつもりでした。事実,あの頃(6月上旬)は1日の休みで軽快する幅も大きく,これならすぐに復帰できるな,と感じていました。

しかし,せっかく快復した患部をしっかり休ませずに,長めの距離を走ったりレースに出てしまったことが,損傷部分をさらに深く,広範に傷つけてしまった印象があります。

②は、これも当初1週間丸々休めば大体の故障は痛みが軽くなるため,その状態で数km走る分には全く問題なかったのですが,今回の故障は,①と③の理由から,ほんの数km,もっといえば数百m走っただけで故障が悪化する時期もあったほどでした。ここでせっかく治した患部の炎症がまた最初の状態に戻ってしまい,そこから改めて快復させるために同じだけの時間が必要になってしまう,それを何度か繰り返してしまったことが長引いた原因でした。

ここまでの状態が,6月下旬から8月中旬まで続き,少しよくなったと思って走り始めてまた元に戻る,を二月近く続けてしまったことになりました。

そして,そこから3週間ほど完全に走ることから遠ざかり,中途半端に走ってしまったりしないよう,自分が競技者であることを一時的に忘れて生活しようと考えました。

Twitterやブログで近況報告や記録をつけてしまうと,ついつい走ってしまうので,それも一切やめ(読むのも),生活の中に走るという気配を全て消し去ることにしました。

走れていた頃やレースのことを考えてしまうと,どうしても「再開すること」が目標になり「治すこと」を忘れてしまうからですね。

ただ,これについては,今年に限っては,転職したてでまずは仕事に集中してそれに慣れるという意味では,むしろそれは必要な時期ではあったと前向きに考えました。

これほどまでに長い間まともに走らなかったのは人生で二度目くらいだったので,まあそれなりにしんどい時期ではありましたが。

9月の中旬から,ようやく土日に少しだけ走ってみて,翌日の患部の様子を確認しました。

痛みが変わらないようではダメなので,走っても次の日にはさらに良くなっているかどうかが重要な基準でした。

もう大丈夫,と思って走り始めても,翌日か2日後辺りにまた再発するというのを繰り返していたので,少し走れたくらいではまだツイートするのはやめようと思っていて,とりあえず,10km程度まで走れるようになるまでは「復帰」という言葉を使うのは控えていました。

2週間前から,毎日1〜3km程度走っても悪化しなくなり,先週からは通勤時のランニングを再開することができました。

そして先週の木曜あたりから通勤時の往復にランを入れられるようになり,トータルで10km走れるようになったことから,この土日は2日とも芝生を中心に60分のジョグを入れることができました。

足底筋膜炎は完全に痛みが引くのに1年ほどかかるため,練習が再開できても数ヶ月は違和感が残ります。ただ,走行中に痛みがなく,朝起きた時の一歩目の痛みが悪化していなければ練習を続けても問題ないので,連日10kmの練習がここまで続けられれば,「もう復帰と言って差し支えない」だろうと判断したのですね。

いやここまでくるのに本当に長かったですが,一時期はもう二度と走れないのではないか,と思っていたことを考えると,今はこうして毎日走ることが日常になり,週末には60分のジョグができるようになったことで,とにかく復帰できたことの喜びの方が遥かに大きい状態です。

今後のレースプランはまた別に紹介することにして,ひとまずは練習復帰の報告がてら,2ヶ月以上ぶりのブログ投稿になりました。

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