ADIZERO JAPAN 6 を購入してみました

こんにちは、ランマニアです。

さて、今日は久々にシューズレビューです。

前回は、同じくアディダスのSL20という靴を、普段のジョグ目的で買ったものの、あまりにも「本気シューズ」であることが発覚し撃沈した、という記事でした。

そして今回は、来週に控えた久々のロードレース(駅伝)と、4月のフルに向けてレース用シューズをどうしようか検討したのですね。

メインはもちろん4月の長野マラソンなので、そこを目的としたシューズ選びで、当然かつての匠戦みたいなガチな薄底ではなく、そこそこのクッション性のある靴を考えていました。

来週の駅伝は、それの「試走」的な位置付けなので、確かにVO2域で走るには重すぎる靴になってしまうのですが、脚を守るためにもフル用の靴で慣らすのもいいかな、と思ったところでした。

ランマニアがフルマラソンに参戦した頃は、アディダスの初代アディゼロジャパン(まだブーストフォームも未搭載)が一世を風靡した頃で、当時は数世代この靴を履き続けフルのPBを更新していきました。

いわば、自分にとってフルマラソンのレースシューズはアディゼロジャパンシリーズなんですね。

何足買ったか覚えきれないほど購入し続けた、アディゼロジャパンシリーズ(写真はブーストフォーム内蔵型)

なので、今回も当然、同じくジャパンシリーズ、と思ったのですが、昨年あたりからアディゼロシリーズの大リニューアルが始まり、ほぼ全てのモデルが「厚底化」(下手したらカーボンプレート内蔵)してしまったのですね。

個人的に、これまでのトレーニングの効果を検証するにはできれば条件を揃えて、あまりアシストのない靴で走りたいという、頭の硬いおっさんみたいなこだわりがあるので、ここは正直悩んだところでした。

ただ、もうここ最近の流れを見ていると、確実にシューズの高性能化は避けて通れず、これまでも時代によってシューズが進化をしてきたことを考えると、これも当然の流れなのかな、といよいよランマニアも年貢の納め時と、諦め始めてはいたのですね。

ただ、あまりにもアシストの得られる「反発フォームてんこ盛り+カーボンプレート」にいきなり「寝返って」しまうのもどうかと思い、今回はまず手始めにカーボンプレートなしのモデルを検討したという経緯がありました。

そこで白羽の矢が立ったのが、なんと偶然にもまたもやADIZERO JAPAN だったのですね。

大リニューアルを果たしたJAPAN6。ただし、ロゴは「ASIOS6」なので、事実上コンセプトは別物。

そして、今日、どの程度のスピードに乗れるか試そうと思い、LTペースの練習に初めて下ろしてみました。

ところが、アスファルトのサーフェスに脚を下ろしての第一印象は、意外にも「薄っ!」というものでした。

アスファルトからの距離感覚と足裏に伝わる硬さなどは、どちらかというと全面LIGHTSTRIKEフォームのSL20に近い感じです。

ただし、前足部に搭載されているLIGHTSTRIKE PROフォームが相当に「効いて」いて、若干フォア気味な接地であるランマニアの走りでは、接地のたびにグイグイ前に「走らされる」感覚があります。

これはちょっと体験したことのない感覚です。

見るからに「厚」なミッドソールですが、意外にも履いた感じは路面を感じられる厚さ。存在感を主張するLGHTSTRIKE PROフォームがこれまでのJAPANシリーズとの違いを際立たせます。

実際、LTペースで走ってみると、これまでのシューズとは別物感を感じます。

今日は若干調子が悪く、脚の動きも悪かったのですが、どうもこの PROフォームの反発が強すぎて、勝手に脚が「動かされる」感覚があるのですね。

疲れがあるので、あまり速く走りたくないのですが、無理やり動かされる感覚。

ああ、これは確かに「アシスト」をもらってるなぁ、とスーパーシューズの片鱗を感じさせる体験です。

現状、アディダス最強のADIOS PRO2とかでは、全面PROフォームでかつカーボンプレートですから、そのアシスト量は相当なものであろうと予想されました。

ただ、今日はあまり調子が良くなく、脚が止まってくると、ほとんどこのアシストは得られない感じがしましたので、いわゆるスーパーシューズほどのアシストは得られてないのではないかと予想しました。

足裏のグリップは前足部のコンチネンタル素材が最強です

また、重量がそこそこあり、レースシューズに使用するには、もしかすると重さが気になってくるようにも思いました。

この辺りは、そもそもレースを想定していないことから、当然といえば当然かもしれません。

厚底+カーボンでも200gを切る靴がザラな現代において、236gはレースに使うには重めです

とはいえ、過去のJAPANシリーズも同程度の重量だったことを考えると、意外とこの6世代目は、正統に進化した後継モデルと考えてもいいのかもしれません(カーボン入ってませんし)。

来週の日曜日はこれでキロ3分10秒台で走ってみて、どのような走り心地になるか改めて試してみたいと思います。

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